2009年11月13日
パッシングショットを成功させるコツ ② ~ 技術面 ~
胸のすくパッシングショットを決めるには、
「 パッシングショットを打つための 10 の技量的条件 」 を満たしている上で、
「強い精神面 」 からくる、精神的優位性が重要であることを前回までに書き留めました。
必要な技量とメンタルがそろったところで最後の一つ、
実際にパスを放つ場合の技術的なちょっとしたコツを今回はまとめておくことにします。
( あくまで私レベルでのメモです。また、 ここでは、自分に時間的余裕が十分にある様な
ケースについては触れていません。)
● パッシングショットを成功させるコツ ② ~ 技術面 ~ ●
パッシングを打つ場合の非常に重要なキーワード、それは 「 瞬間 」 。
全ての場面で 「 瞬間 」 が、他のショットより特に強調されて絡んでくることを念頭に起きたい。
○ 構 え ○
スプリットステップとともに、ニュートラルな姿勢を瞬間的に 1 回とりたい。
○ 判 断 ○
その時に、相手がこれからしようとしている事を瞬時に判断する ( 予測 )。
判断は、次に自分がすべき動きを早め、また、その通りだった場合、自信が自分のショットを
後押ししてくれる。
○ フットワーク ○
打たれたボールの方向へダッシュするが、状況に応じて大股 ・ 小股を使い分け、できるだけ
ベストな打点に入る。
○ 選 択 ○
自分がどういう打ち方 ( スピン、フラット、スライス、ロブ、コース、ボールを落下させる位置 )
をするのか瞬時に選択し、到達する前に必ずラケットの準備を済ませておく。
つまり、この時間、この体勢、この位置にあっては、どこへどう打つのがベストなのかを動き
ながら考え、考えたように打つのに最適なフォームを整えるということが必要。
○ コンパクト ○
ラケットの構えは、コンパクトにする。リターン時と同じと考えていい。
○ 迷わない ○
打つ動作を始めたら、選択した打ち方を変更しないで迷わず打つ。仮に返球されたら、次で
決める形に切り替える。
○ 打ち方 ○
① フォアもバックも、一旦は後ろ足に重心をかけるのは変わらない。この点は通常ストロークと
同じ。 軸足は命。打つ前には、1 度しっかりと入れたい。
② ただし、重心をうしろにとったままでは、ボールが返らないか、相手が打ちごろの球になって
しまう。 したがって、うしろから前方向へ、通常ストロークより速い、瞬時の重心移動が必要
になる。 この点もリターンに似ているかもしれない。
③ バックでは特に、下半身をしっかり保ちつつ、上半身で壁を作って前方向へ重心移動させな
がらボールに当たっていく感覚。
④ 以上が出来ていれば、打たれたボールにパンと当てるだけのカウンターも使える。
相手の打球の球威にもよるが、タイミングを合わせて構えたラケットをほんの10~20cm
前方平行に押し出すだけで、良い球を返すことができる。
⑤ パッシングショットは、一瞬の芸術。
ガチガチに力んだ体勢では、打点への移動が遅れるし、打点に入っても上手く打てない。
柔らかさを保ちながら対応することが重要だ。
つまりは、通常ストロークと同様に、脱力から生きた球を放つことが、様々なボールへの対応
を可能にし、自身が放つ球種の選択肢を増やし、それがパッシングショットの成功率を高める
ことにつながる。打つ前の一瞬の柔らかさ、しなやかさを忘れないようにしたい。
以上、現時点でのまとめです。
上達や更に経験を積んでいく中で、追加事項や変更も出てくるかもしれませんが、
自分で打ち方が分からなくなった時や上手くいかない時には見直したいと思います。
●パッシングショットを成功させるコツ ① ~精神面~ については、こちらをご覧ください。
パッシングショット 打ち方 打つ 決める コツ テクニック 成功 メンタル
「 パッシングショットを打つための 10 の技量的条件 」 を満たしている上で、
「強い精神面 」 からくる、精神的優位性が重要であることを前回までに書き留めました。
必要な技量とメンタルがそろったところで最後の一つ、
実際にパスを放つ場合の技術的なちょっとしたコツを今回はまとめておくことにします。
( あくまで私レベルでのメモです。また、 ここでは、自分に時間的余裕が十分にある様な
ケースについては触れていません。)
● パッシングショットを成功させるコツ ② ~ 技術面 ~ ●
パッシングを打つ場合の非常に重要なキーワード、それは 「 瞬間 」 。
全ての場面で 「 瞬間 」 が、他のショットより特に強調されて絡んでくることを念頭に起きたい。
○ 構 え ○
スプリットステップとともに、ニュートラルな姿勢を瞬間的に 1 回とりたい。
○ 判 断 ○
その時に、相手がこれからしようとしている事を瞬時に判断する ( 予測 )。
判断は、次に自分がすべき動きを早め、また、その通りだった場合、自信が自分のショットを
後押ししてくれる。
○ フットワーク ○
打たれたボールの方向へダッシュするが、状況に応じて大股 ・ 小股を使い分け、できるだけ
ベストな打点に入る。
○ 選 択 ○
自分がどういう打ち方 ( スピン、フラット、スライス、ロブ、コース、ボールを落下させる位置 )
をするのか瞬時に選択し、到達する前に必ずラケットの準備を済ませておく。
つまり、この時間、この体勢、この位置にあっては、どこへどう打つのがベストなのかを動き
ながら考え、考えたように打つのに最適なフォームを整えるということが必要。
○ コンパクト ○
ラケットの構えは、コンパクトにする。リターン時と同じと考えていい。
○ 迷わない ○
打つ動作を始めたら、選択した打ち方を変更しないで迷わず打つ。仮に返球されたら、次で
決める形に切り替える。
○ 打ち方 ○
① フォアもバックも、一旦は後ろ足に重心をかけるのは変わらない。この点は通常ストロークと
同じ。 軸足は命。打つ前には、1 度しっかりと入れたい。
② ただし、重心をうしろにとったままでは、ボールが返らないか、相手が打ちごろの球になって
しまう。 したがって、うしろから前方向へ、通常ストロークより速い、瞬時の重心移動が必要
になる。 この点もリターンに似ているかもしれない。
③ バックでは特に、下半身をしっかり保ちつつ、上半身で壁を作って前方向へ重心移動させな
がらボールに当たっていく感覚。
④ 以上が出来ていれば、打たれたボールにパンと当てるだけのカウンターも使える。
相手の打球の球威にもよるが、タイミングを合わせて構えたラケットをほんの10~20cm
前方平行に押し出すだけで、良い球を返すことができる。
⑤ パッシングショットは、一瞬の芸術。
ガチガチに力んだ体勢では、打点への移動が遅れるし、打点に入っても上手く打てない。
柔らかさを保ちながら対応することが重要だ。
つまりは、通常ストロークと同様に、脱力から生きた球を放つことが、様々なボールへの対応
を可能にし、自身が放つ球種の選択肢を増やし、それがパッシングショットの成功率を高める
ことにつながる。打つ前の一瞬の柔らかさ、しなやかさを忘れないようにしたい。
以上、現時点でのまとめです。
上達や更に経験を積んでいく中で、追加事項や変更も出てくるかもしれませんが、
自分で打ち方が分からなくなった時や上手くいかない時には見直したいと思います。
●パッシングショットを成功させるコツ ① ~精神面~ については、こちらをご覧ください。
パッシングショット 打ち方 打つ 決める コツ テクニック 成功 メンタル