2010年02月03日
冬 テニス 機能性タイツ CW-X レボリューション 感想
素直にありのまま 感じたまま 良い点も悪い点も お伝えします
アンダーウェア 感想 ⑤
機能性 スポーツタイツ
CW-X REVOLUTION
( CW-X レボリューション )
●本体素材・・・ ナイロン 50% ポリウレタン 50%
●サポート部素材・・・ ナイロン 35% ポリエステル・・・35% ポリウレタン 30%
●サイズ・・・ S M L MY LY
●カラー・・・ BS(ブラックスペシャル) RE(レッド)
※BS は、S M L サイズのみ
女性用のカラーは、BS と RP(ピンク)で、サイズは、S M L
今朝、改札へ続く駅構内の壁に、河津桜の旅行ポスターが貼られているのに気付きました。
今年で20回目を迎える 『 河津桜まつり 』 は、2月6日~ 3月10日だそう。
( 詳細は、河津桜まつり情報局のホームページ をご覧ください )
早咲きで知られる河津桜の便りは、春へようやく一歩近づくようで嬉しいですね。
とはいえ、現実には、冬本番の今週なわけで・・・。
テニスもランニングも、屋外スポーツでは、まだまだアンダーウェアが手放せません。
そこで、今回は、禁断の CW-X レボリューション のレポートをお届けします。
禁断の理由は、16,800円 ! という高額なお値段ですね・・・。
この レボリューション モデル は、
スタビライクス モデル という、2006年に登場して以来、安定した人気を誇っている
機能性タイツに、軽量化と履き易さを追求して誕生したという製品。
タイツといっても、攻撃的なデザインからお察しの通り、隠して着用するインナータイプではなく、
これ オンリー! または、短パン 1 枚を重ねるなどして、見せるアンダーウェア。
テーピングラインの原理を利用した従来のサポート特性はそのままに、
縫い目をなくす加工で肌負担の軽減を図ったという、単なるアンダーウェアにとどまらない
サポートギアです。
●スタビライクス と レボリューションの違い
実際に、スタビライクスモデルと履き比べてみると、確かに! その差は歴然でした。
まず、持った時点で 「 随分軽くなってるなぁ 」、と感じます。
そして、スタビライクスの場合は、履き始めて装着状態を整えている時から、
しっかりとした生地の張り合わせを感じるのですが ( 逆にこれが十分なサポートを得られる
安心感にもつながりますが )、レボリューションモデルでは、それがありません。
やや生地が厚めのタイツを履くような感じで、生地のガタガタ感、
露骨に厚生地が貼り付いている様な、プロテクターをまとった様なゴタゴタ感がありません。
肌負担 プラス 圧力負担の軽減も感じられます。
これらの事から、今回の レボルーション モデル は、
ランニングのレースにおけるタイム短縮や
テニスでの縦横無尽のダッシュにおける、コンマ何秒かのスピードアップに貢献してくれそうです。
ただ、スタビライクス モデル で感じた
・ ブレない感
・ テーピング原理によるヒザなどへの衝撃緩和感
・ 筋肉疲労の緩和感
といったものは、装着感覚的には、少々薄まったかな ? という感じは、します。
どちらに軍配をあげるかは、好みによると思われますが、
どちらもいい仕事をして出来上がった良い製品だと思います。
個人的には、ヒザなどの状態に少し不安がある日には スタビライクス を
そうした不安がなく、軽さや履き心地、動き易さを重視したい日には、レボリューション を
という様に使い分けるのが、理想だなー、と思います。
ちなみに、スタビライクスのお値段は、15750円。
両方購入ってわけには、なかなかいきませんが・・・。
●保温モデルではないものの、勝るとも劣らない性能
レボリューション の裏生地や、ふとももの横の辺りのデザインは、こんな感じになっています。
保温モデルではないので、特に起毛処理された裏生地というわけではありませんが、
( 保温モデルは、2009年11月に登場した商品が、別に存在します )
これまで体感してきた Skins ( トップ )や アンダーアーマー ( トップ & ボトム )の
保温モデルと比較して特に寒いとか、特に冷たいとかいう事はありません。
北風の中に立つと、ひんやり感と、少しですが冷たい風が生地を通って肌に伝わってくるのを
感じますが、前述の商品よりその度合いが高いという事はありません。
COOL MAX により、汗を拡散、放出、蒸散させ、乾燥性能の向上を図っているので、
肌と生地の間に溜まった汗が冷えて、冷たくなったり寒くなったり、重くなったりする事を軽減
する事にも成功しているようで、寒空の中で汗をかいても、ひどい不快感にみまわれる事なく、
これまで6回の着用を終えています。
この着心地で、股間接、腰、ひざ、ふともも、ふくらはぎのサポートも得られるのであれば、
これまでの中で、最も好評価をしてよいアンダーウェアなのかな、と感じています。
UNIQLO ヒートテック の感想は、こちらをご覧ください。
SKINS snow ロングスリーブトップ の感想は、こちらをご覧ください。
SKINS snow ロングスリーブトップ 再検証は、こちらをご覧ください。
アンダーアーマー メタルコールドギア の感想は、こちらをご覧ください。
冬 防寒 防風 テニス ランニング 機能性 タイツ サポートギア 評価 着用感 使用感 レビュー
アンダーウェア 感想 ⑤
機能性 スポーツタイツ
CW-X REVOLUTION
( CW-X レボリューション )
●本体素材・・・ ナイロン 50% ポリウレタン 50%
●サポート部素材・・・ ナイロン 35% ポリエステル・・・35% ポリウレタン 30%
●サイズ・・・ S M L MY LY
●カラー・・・ BS(ブラックスペシャル) RE(レッド)
※BS は、S M L サイズのみ
女性用のカラーは、BS と RP(ピンク)で、サイズは、S M L
今朝、改札へ続く駅構内の壁に、河津桜の旅行ポスターが貼られているのに気付きました。
今年で20回目を迎える 『 河津桜まつり 』 は、2月6日~ 3月10日だそう。
( 詳細は、河津桜まつり情報局のホームページ をご覧ください )
早咲きで知られる河津桜の便りは、春へようやく一歩近づくようで嬉しいですね。
とはいえ、現実には、冬本番の今週なわけで・・・。
テニスもランニングも、屋外スポーツでは、まだまだアンダーウェアが手放せません。
そこで、今回は、禁断の CW-X レボリューション のレポートをお届けします。
禁断の理由は、16,800円 ! という高額なお値段ですね・・・。
この レボリューション モデル は、
スタビライクス モデル という、2006年に登場して以来、安定した人気を誇っている
機能性タイツに、軽量化と履き易さを追求して誕生したという製品。
タイツといっても、攻撃的なデザインからお察しの通り、隠して着用するインナータイプではなく、
これ オンリー! または、短パン 1 枚を重ねるなどして、見せるアンダーウェア。
テーピングラインの原理を利用した従来のサポート特性はそのままに、
縫い目をなくす加工で肌負担の軽減を図ったという、単なるアンダーウェアにとどまらない
サポートギアです。
●スタビライクス と レボリューションの違い
実際に、スタビライクスモデルと履き比べてみると、確かに! その差は歴然でした。
まず、持った時点で 「 随分軽くなってるなぁ 」、と感じます。
そして、スタビライクスの場合は、履き始めて装着状態を整えている時から、
しっかりとした生地の張り合わせを感じるのですが ( 逆にこれが十分なサポートを得られる
安心感にもつながりますが )、レボリューションモデルでは、それがありません。
やや生地が厚めのタイツを履くような感じで、生地のガタガタ感、
露骨に厚生地が貼り付いている様な、プロテクターをまとった様なゴタゴタ感がありません。
肌負担 プラス 圧力負担の軽減も感じられます。
これらの事から、今回の レボルーション モデル は、
ランニングのレースにおけるタイム短縮や
テニスでの縦横無尽のダッシュにおける、コンマ何秒かのスピードアップに貢献してくれそうです。
ただ、スタビライクス モデル で感じた
・ ブレない感
・ テーピング原理によるヒザなどへの衝撃緩和感
・ 筋肉疲労の緩和感
といったものは、装着感覚的には、少々薄まったかな ? という感じは、します。
どちらに軍配をあげるかは、好みによると思われますが、
どちらもいい仕事をして出来上がった良い製品だと思います。
個人的には、ヒザなどの状態に少し不安がある日には スタビライクス を
そうした不安がなく、軽さや履き心地、動き易さを重視したい日には、レボリューション を
という様に使い分けるのが、理想だなー、と思います。
ちなみに、スタビライクスのお値段は、15750円。
両方購入ってわけには、なかなかいきませんが・・・。
●保温モデルではないものの、勝るとも劣らない性能
レボリューション の裏生地や、ふとももの横の辺りのデザインは、こんな感じになっています。
保温モデルではないので、特に起毛処理された裏生地というわけではありませんが、
( 保温モデルは、2009年11月に登場した商品が、別に存在します )
これまで体感してきた Skins ( トップ )や アンダーアーマー ( トップ & ボトム )の
保温モデルと比較して特に寒いとか、特に冷たいとかいう事はありません。
北風の中に立つと、ひんやり感と、少しですが冷たい風が生地を通って肌に伝わってくるのを
感じますが、前述の商品よりその度合いが高いという事はありません。
COOL MAX により、汗を拡散、放出、蒸散させ、乾燥性能の向上を図っているので、
肌と生地の間に溜まった汗が冷えて、冷たくなったり寒くなったり、重くなったりする事を軽減
する事にも成功しているようで、寒空の中で汗をかいても、ひどい不快感にみまわれる事なく、
これまで6回の着用を終えています。
この着心地で、股間接、腰、ひざ、ふともも、ふくらはぎのサポートも得られるのであれば、
これまでの中で、最も好評価をしてよいアンダーウェアなのかな、と感じています。
UNIQLO ヒートテック の感想は、こちらをご覧ください。
SKINS snow ロングスリーブトップ の感想は、こちらをご覧ください。
SKINS snow ロングスリーブトップ 再検証は、こちらをご覧ください。
アンダーアーマー メタルコールドギア の感想は、こちらをご覧ください。
冬 防寒 防風 テニス ランニング 機能性 タイツ サポートギア 評価 着用感 使用感 レビュー
2010年01月07日
冬 テニス アンダーアーマー メタルコールドギア 感想
冬 防寒 防風 保温 テニス ランニング 機能性 インナー タイツ 評価 着用感 使用感 レビュー
素直にありのまま 感じたまま 良い点も悪い点も お伝えします
アンダーウェア 感想 ④
アンダーアーマー メタルコールドギア
今回は、アンダーアーマーの中でも、「 極寒時に最適なギア 」 と謳われている メタル
コールドギア の上半身用である 1/4 ジップと、下半身用である レギングス の 2 製品を
検証した。
早速、1/4 ジップから。
●1/4ジップの素材・・・〈ボディ〉 ナイロン 53% ポリエステル 35% ポリウレタン 12%
〈パネル〉ナイロン 66% ポリウレタン 19% ポリエステル 15%
●サイズ・・・ SD MD LG XL XXL
着脱の容易さから 1/4 ジップを選んだが、これは個人的好み。
ジッパーのないタートルネックタイプもある。
1/4 ジップの色は写真の白の他に黒と紺の計 3 色のみだが、タートルネックタイプには、
赤やグレーや水色など計 8 色ものバリエーションがあるのが魅力。
しかし、個人的には 1/4 ジップには、着脱の容易さのほかにも無視できない注目点があった。
それは、脇下と背中に通気性とストレッチ性の高い素材 ( オールシーズンギアメタル ) を
使用し、この部分以外は、「 コールドギアメタル素材 」 になっていることだ。
※コールドギアメタル素材とは
表面には耐久性・防風性に優れたダイヤモンドフェイスのナイロア素材、
裏面には高い保温力を誇る敗ロフトフリース素材を採用。ストレッチ性に優れ、
動きやすい。
下の写真は背中側だが、グレー色の部分が、オールシーズンギアメタル素材。
運動を始めると、実はこの部分から先に汗をかいてしまう事が多い。
全てを同じ素材でなく、この部分により通気性の高い素材を用いた工夫が気に入った。
↓ 起毛処理が施された裏生地の見た目は、ポリエステル生地と違って暖かそうにみえる。
ここで、下半身を覆う レギングス にも目を移してみたい。
●レギングスの素材・・・〈ボディ〉 ナイロン 53% ポリエステル 35% ポリウレタン 12%
〈パネル〉ナイロン 66% ポリウレタン 19% ポリエステル 15%
●サイズ・・・ SD MD LG XL XXL
こちらは、ブラック一色のみ。
右もも上部に H の文字の様なアンダーアーマーのロゴマークがあるが、実は左もも上部には、
UNDER ARMOUR と記された 0.7×5cm程のシルバーの薄い布が付いていた。
しかし、粘着止めだったため、わずか2回の洗濯で剥がれてしまった。
↑ 裏生地は、1/4 ジップと同様、暖かさへの期待が高まる起毛処理だ。腰紐は引っ張ると
シュッと絞れて感触が気持ち良い。
以前レポートした、SKINS では、防寒 ・ 防風効果がもう一つに感じられたこともあり、
今回のアンダーアーマーメタルコールドギアへの期待は、勝手ながら大きく膨らんでいた。
●こんなハズでは・・・膨らんだ期待とのギャップ
いよいよここからは、日を変えて4回着用した感想に移る。
SKINS よりも長さのある起毛が施されているものの、身に付けた時はやはり冷たさを感じる。
冷たさに敏感なためか、見た目から勝手に期待を抱いた暖かさや安堵感は得られなかった。
生地の厚みから期待した、防風 ・ 防寒のプロテクト効果も高いものではなく、
キーンと冷えた早朝の自転車や、待機時の北風などをブロックするには至らなかった。
装着感が冷たいだけに、少なからず風を通してしまうと身体全体にひんやり感がまとわり
ついて離れない。
これなら、重ね編みされた綿 100 % の肌着や遠赤外線肌着を身に付けて、その上に
ウェアを 2 枚ほど着たほうが、ホッとできる暖かさが得られるというのが自分の感覚だ。
ただ、綿肌着では、汗をかくと重くなり、乾きが悪く、時間がたつと冷たくなってしまうため、
汗をかく時には適さない。
アンダーアーマー メタルコールドギア には、そこに期待した。
何しろ、「 汗による水分を瞬時に吸収 ・ 拡散 ・ 蒸発させ、身体を常にドライに保つ
“ モイスチャー トランスポート システム ”。汗によって身体を冷やすことなく、独自のワッフル
構造ファブリックが、皮膚表面から発する体温を保持し、身体全体を暖気で包み込む。
厚着なしでアスリートを寒さから守る革命的ギア 」 とまで謳っているのだ。
だからこその税込み定価 一着 15,540 円 という、一介のサラリーマンでは、それこそ 「 清水の
舞台から飛び降りる 」 覚悟が必要な価格なのだろう。
●乾かない、重い、冷たい !? 原因は・・・
しかし、本当にこれがそうなのか?
着用して、よく動く練習をして汗をかくと、汗の抜けの悪さをどうしても感じてしまう。
汗が内側の生地で止まってウェア自体の重さも感じるようになってくる。
そして、最大の問題は、運動量が減って汗が引いてきた時に、ウェアが冷たく感じ始めて
しまうことだ。
汗の量が多くて生地が対応し切れなかったのか、前述の様に謳われている内容を体感出来な
かったのは、非常に残念。
但し、ここまで検証して、気付いた事が一つある。
これまで、SKINS、アンダーアーマーのいずれも、とにかく防寒対策という事にとらわれて、
起毛モノばかりを選択し、購入してきた。
その行動が逆に、「 起毛ゆえに汗が抜けにくい 」 という、少し考えれば思い当たりそうな事を
見落としていたのではないか。
冬用、防寒性能に関する製品特徴の記述をそっくりそのまま信じ込んだ・・・というより、
信じたかったのかもしれない。
重いのも、冷たいのも、原因は汗が乾かないためだ。その点では、起毛処理されていない生地の
ほうが、おそらく速乾性は高いと思われる。
起毛製品で、期待するほどの防寒や保温を感じないのであれば、起毛処理されていないウェアの
ほうが速乾性能が高い分、良いのかもしれない。
今回の アンダーアーマー にも、前回の SKINS にも、起毛ではないタイプの商品が揃っている。
金額も、起毛製品よりおさえられている点で、費用対効果の面も上回るかもしれない。
●スペシャルな生地の開発を期待して・・・
今回、実際に身に付けてみて、それこそ肌で感じたのは、謳い文句通りの素晴らしい機能を持っ
た夢の様な生地など、少なくとも一般消費者向けとしては、現時点では存在していないのでは
ないか、ということだ。
つまり、宇宙飛行士向けとかなら、あるいは・・・?
冷たい外気をほぼ完璧にさえぎり、内で発生した汗は瞬時に乾かし、ウェア内をいつも快適な
温度に保ち続ける、重ね着いらずで乗り切れる・・・理想や幻想でない、そんなスペシャルな
生地のウェアが、何とか手が出せる価格帯で店先に登場する日を待ち望んで止まない。
購入時の自分の意に反して、辛口なレビューになってしまったが、寒さ ・ 冷たさの感じ方、汗の量
などには個人差がある。
実際、「 寒さを感じない 」、「 かいた汗を感じない 」 といったレビューも目にしている。
これで十分、自分には合っているという方がいても勿論、不思議ではない。
当レポートは、あくまで汗かきで寒がりな一個人の体感をまとめたものであることを、念のため
追記しておきたい。
素直にありのまま 感じたまま 良い点も悪い点も お伝えします
アンダーウェア 感想 ④
アンダーアーマー メタルコールドギア
今回は、アンダーアーマーの中でも、「 極寒時に最適なギア 」 と謳われている メタル
コールドギア の上半身用である 1/4 ジップと、下半身用である レギングス の 2 製品を
検証した。
早速、1/4 ジップから。
●1/4ジップの素材・・・〈ボディ〉 ナイロン 53% ポリエステル 35% ポリウレタン 12%
〈パネル〉ナイロン 66% ポリウレタン 19% ポリエステル 15%
●サイズ・・・ SD MD LG XL XXL
着脱の容易さから 1/4 ジップを選んだが、これは個人的好み。
ジッパーのないタートルネックタイプもある。
1/4 ジップの色は写真の白の他に黒と紺の計 3 色のみだが、タートルネックタイプには、
赤やグレーや水色など計 8 色ものバリエーションがあるのが魅力。
しかし、個人的には 1/4 ジップには、着脱の容易さのほかにも無視できない注目点があった。
それは、脇下と背中に通気性とストレッチ性の高い素材 ( オールシーズンギアメタル ) を
使用し、この部分以外は、「 コールドギアメタル素材 」 になっていることだ。
※コールドギアメタル素材とは
表面には耐久性・防風性に優れたダイヤモンドフェイスのナイロア素材、
裏面には高い保温力を誇る敗ロフトフリース素材を採用。ストレッチ性に優れ、
動きやすい。
下の写真は背中側だが、グレー色の部分が、オールシーズンギアメタル素材。
運動を始めると、実はこの部分から先に汗をかいてしまう事が多い。
全てを同じ素材でなく、この部分により通気性の高い素材を用いた工夫が気に入った。
↓ 起毛処理が施された裏生地の見た目は、ポリエステル生地と違って暖かそうにみえる。
ここで、下半身を覆う レギングス にも目を移してみたい。
●レギングスの素材・・・〈ボディ〉 ナイロン 53% ポリエステル 35% ポリウレタン 12%
〈パネル〉ナイロン 66% ポリウレタン 19% ポリエステル 15%
●サイズ・・・ SD MD LG XL XXL
こちらは、ブラック一色のみ。
右もも上部に H の文字の様なアンダーアーマーのロゴマークがあるが、実は左もも上部には、
UNDER ARMOUR と記された 0.7×5cm程のシルバーの薄い布が付いていた。
しかし、粘着止めだったため、わずか2回の洗濯で剥がれてしまった。
↑ 裏生地は、1/4 ジップと同様、暖かさへの期待が高まる起毛処理だ。腰紐は引っ張ると
シュッと絞れて感触が気持ち良い。
以前レポートした、SKINS では、防寒 ・ 防風効果がもう一つに感じられたこともあり、
今回のアンダーアーマーメタルコールドギアへの期待は、勝手ながら大きく膨らんでいた。
●こんなハズでは・・・膨らんだ期待とのギャップ
いよいよここからは、日を変えて4回着用した感想に移る。
SKINS よりも長さのある起毛が施されているものの、身に付けた時はやはり冷たさを感じる。
冷たさに敏感なためか、見た目から勝手に期待を抱いた暖かさや安堵感は得られなかった。
生地の厚みから期待した、防風 ・ 防寒のプロテクト効果も高いものではなく、
キーンと冷えた早朝の自転車や、待機時の北風などをブロックするには至らなかった。
装着感が冷たいだけに、少なからず風を通してしまうと身体全体にひんやり感がまとわり
ついて離れない。
これなら、重ね編みされた綿 100 % の肌着や遠赤外線肌着を身に付けて、その上に
ウェアを 2 枚ほど着たほうが、ホッとできる暖かさが得られるというのが自分の感覚だ。
ただ、綿肌着では、汗をかくと重くなり、乾きが悪く、時間がたつと冷たくなってしまうため、
汗をかく時には適さない。
アンダーアーマー メタルコールドギア には、そこに期待した。
何しろ、「 汗による水分を瞬時に吸収 ・ 拡散 ・ 蒸発させ、身体を常にドライに保つ
“ モイスチャー トランスポート システム ”。汗によって身体を冷やすことなく、独自のワッフル
構造ファブリックが、皮膚表面から発する体温を保持し、身体全体を暖気で包み込む。
厚着なしでアスリートを寒さから守る革命的ギア 」 とまで謳っているのだ。
だからこその税込み定価 一着 15,540 円 という、一介のサラリーマンでは、それこそ 「 清水の
舞台から飛び降りる 」 覚悟が必要な価格なのだろう。
●乾かない、重い、冷たい !? 原因は・・・
しかし、本当にこれがそうなのか?
着用して、よく動く練習をして汗をかくと、汗の抜けの悪さをどうしても感じてしまう。
汗が内側の生地で止まってウェア自体の重さも感じるようになってくる。
そして、最大の問題は、運動量が減って汗が引いてきた時に、ウェアが冷たく感じ始めて
しまうことだ。
汗の量が多くて生地が対応し切れなかったのか、前述の様に謳われている内容を体感出来な
かったのは、非常に残念。
但し、ここまで検証して、気付いた事が一つある。
これまで、SKINS、アンダーアーマーのいずれも、とにかく防寒対策という事にとらわれて、
起毛モノばかりを選択し、購入してきた。
その行動が逆に、「 起毛ゆえに汗が抜けにくい 」 という、少し考えれば思い当たりそうな事を
見落としていたのではないか。
冬用、防寒性能に関する製品特徴の記述をそっくりそのまま信じ込んだ・・・というより、
信じたかったのかもしれない。
重いのも、冷たいのも、原因は汗が乾かないためだ。その点では、起毛処理されていない生地の
ほうが、おそらく速乾性は高いと思われる。
起毛製品で、期待するほどの防寒や保温を感じないのであれば、起毛処理されていないウェアの
ほうが速乾性能が高い分、良いのかもしれない。
今回の アンダーアーマー にも、前回の SKINS にも、起毛ではないタイプの商品が揃っている。
金額も、起毛製品よりおさえられている点で、費用対効果の面も上回るかもしれない。
●スペシャルな生地の開発を期待して・・・
今回、実際に身に付けてみて、それこそ肌で感じたのは、謳い文句通りの素晴らしい機能を持っ
た夢の様な生地など、少なくとも一般消費者向けとしては、現時点では存在していないのでは
ないか、ということだ。
つまり、宇宙飛行士向けとかなら、あるいは・・・?
冷たい外気をほぼ完璧にさえぎり、内で発生した汗は瞬時に乾かし、ウェア内をいつも快適な
温度に保ち続ける、重ね着いらずで乗り切れる・・・理想や幻想でない、そんなスペシャルな
生地のウェアが、何とか手が出せる価格帯で店先に登場する日を待ち望んで止まない。
購入時の自分の意に反して、辛口なレビューになってしまったが、寒さ ・ 冷たさの感じ方、汗の量
などには個人差がある。
実際、「 寒さを感じない 」、「 かいた汗を感じない 」 といったレビューも目にしている。
これで十分、自分には合っているという方がいても勿論、不思議ではない。
当レポートは、あくまで汗かきで寒がりな一個人の体感をまとめたものであることを、念のため
追記しておきたい。
2009年12月14日
冬 テニス アンダーウェア SKINS 再検証で分かった事
冬 防寒 防風 保温 テニス ランニング 機能性 インナー ウェア 評価 着用感 使用感
素直にありのまま 感じたまま 良い点も悪い点も お伝えします
アンダーウェア 感想 ③
SKINS snow 保温タイプ
別環境で再検証 → 追記
●素材・・・ ナイロン 76% ポリウレタン 24% ●サイズ・・・ XS S M L XL
前回のレポート時とは異なる環境で使用してみて、あらたに感じた事がありましたので、
追記します。
●曇天 ・ 北風のもとでは、寒い
前回は、気温8℃の中、自転車をこぎ出し、その後テニスという状況下でした。記載していません
でしたが、風は無風に近い状態の晴れで、朝食後で自身の体温が上昇している状態でした。
今回は、気温は10℃と前回より高いものの、曇りで北風がやや強めに吹いている状態で、体温に変動がない状況下で着用しての検証です。
もっとも重要な点は、前回発見できなかった、冷たい風を通してしまうということです。
起毛処理はされていますが、もともとがとても薄い生地で出来ていますので、冷たい風が吹くと、スースーします。
ヒートテックよりは、しのげるかもしれませんが、防風機能としては、高い期待が持てないと感じ
ました。
この様な状況下では、風をさえぎるウインドブレーカーなどの重ね着が必要と思われます。
前回、自転車に乗ることで少しの風は受けていながら、この点に気が付かなかったのは、SKINS の上に、長袖のゲームシャツとウインドブレーカーを着ていた事と、自身の体温が上昇中であったこと、太陽が出ている無風の状況であったことによるものと思われます。
北風が強めに吹くと、こうも変わるかと、あらためて気付かされました。
更に、体温が上昇していない状態での着用は、運動を始めて少したって身体が温まってくるまで、ひんやり感が続いてしまいます。
暖まりたいのに、冷たい、という感覚に見舞われます。つまり、動いてこその・・・ということが、
ヒートテック同様にあてはまり、動かなければ、むしろ、ヒートテックよりも冷たく感じてしまいます。
したがって、太陽が当たらずに、気温が低めで北風も吹いているような状況下でジッとしている、
あるいは、気温が6℃を下回るような寒さ、あるいはもっと気温が低いスキー場などで、滑らずに
いる様な状況下では、起毛処理された保温タイプではあるものの、やはり、重ね着を工夫して、
上手に活用したいところです。
尚、その様な気温が低い、厳寒の状況下において、汗の量が少ない場合には、前回は、あまり感じられなかった速乾性能の恩恵を感じることができました。
★アンダーウェア 感想 ① 「 UNIQLO ヒートテック 」 のレポートは、こちらをご覧下さい。
素直にありのまま 感じたまま 良い点も悪い点も お伝えします
アンダーウェア 感想 ③
SKINS snow 保温タイプ
別環境で再検証 → 追記
●素材・・・ ナイロン 76% ポリウレタン 24% ●サイズ・・・ XS S M L XL
前回のレポート時とは異なる環境で使用してみて、あらたに感じた事がありましたので、
追記します。
●曇天 ・ 北風のもとでは、寒い
前回は、気温8℃の中、自転車をこぎ出し、その後テニスという状況下でした。記載していません
でしたが、風は無風に近い状態の晴れで、朝食後で自身の体温が上昇している状態でした。
今回は、気温は10℃と前回より高いものの、曇りで北風がやや強めに吹いている状態で、体温に変動がない状況下で着用しての検証です。
もっとも重要な点は、前回発見できなかった、冷たい風を通してしまうということです。
起毛処理はされていますが、もともとがとても薄い生地で出来ていますので、冷たい風が吹くと、スースーします。
ヒートテックよりは、しのげるかもしれませんが、防風機能としては、高い期待が持てないと感じ
ました。
この様な状況下では、風をさえぎるウインドブレーカーなどの重ね着が必要と思われます。
前回、自転車に乗ることで少しの風は受けていながら、この点に気が付かなかったのは、SKINS の上に、長袖のゲームシャツとウインドブレーカーを着ていた事と、自身の体温が上昇中であったこと、太陽が出ている無風の状況であったことによるものと思われます。
北風が強めに吹くと、こうも変わるかと、あらためて気付かされました。
更に、体温が上昇していない状態での着用は、運動を始めて少したって身体が温まってくるまで、ひんやり感が続いてしまいます。
暖まりたいのに、冷たい、という感覚に見舞われます。つまり、動いてこその・・・ということが、
ヒートテック同様にあてはまり、動かなければ、むしろ、ヒートテックよりも冷たく感じてしまいます。
したがって、太陽が当たらずに、気温が低めで北風も吹いているような状況下でジッとしている、
あるいは、気温が6℃を下回るような寒さ、あるいはもっと気温が低いスキー場などで、滑らずに
いる様な状況下では、起毛処理された保温タイプではあるものの、やはり、重ね着を工夫して、
上手に活用したいところです。
尚、その様な気温が低い、厳寒の状況下において、汗の量が少ない場合には、前回は、あまり感じられなかった速乾性能の恩恵を感じることができました。
★アンダーウェア 感想 ① 「 UNIQLO ヒートテック 」 のレポートは、こちらをご覧下さい。
2009年12月11日
冬 テニス SKINS 保温・防寒 インナーウェア の感想
冬 防寒 防風 保温 機能性 インナー ウェア テニス ランニング 着用感 使用感 レビュー
素直にありのまま 感じたまま 良い点も悪い点も お伝えします
アンダーウェア 感想 ②
SKINS snow 保温タイプ
●素材・・・ ナイロン 76% ポリウレタン 24% ●サイズ・・・ XS S M L XL
とにかく、人一倍、寒さに弱い私。
レッスンもサークルも突然の誘いも全て屋外なので、本格的な冬が到来すると、以前取り上げた
ヒートテックでの対応では限界域に達すると判断。
これから迎えるの冬テニスに向け、ついにSKINS に手を出しました!
ただ、高いんですよねー。1 万円を超えます。
インナーウェア 1 万 円超えは、ありえない。
そう考えていたのですが、今回は、ちょっと発想の転換をしました。
去年の冬は、下は3枚、上は4枚の重ね着テニス。
モコモコです。動きづらいです。
動いてると暑くなってきますが、休憩中に冷えてきます。
しかし、高額な保温タイプのインナーの効果が高ければ、モコモコにならずに済み、
休憩中も快適かもしれません。
それなら、1 万円を出す価値があるんじゃないか ?
半袖のゲームシャツが 7000円代などというのも珍しくないわけで、シャツを買うつもりで
良いインナーウェアにこだわる事は、毎年我慢と試練の冬テニスを何か楽しいものに変えてくれは
しないだろうか? そう考えたのです。
私が購入したのは、SNOW ( スノー ) というカテゴリーの中のロングスリーブトップ。
内側が起毛処理され、保温性抜群、と謳っているものです。
まずは、試着をしました。
ゲームシャツは基本的にMサイズ、小さ目の作りの物で L サイズの私ですが、今回のSKINS の M サイズを試着してみると、きっつ~ぅ!
着れますが、身体に吸い付いて、身体の中心に引っ張られる様な感じを受けます。
「 これじゃ、サーブで腕が上がらないよ 」、なんて思わずつぶやいてしまったのですが、実際は、もちろん腕は上がります。
それに、腕の疲れを軽減し、腹筋・背筋など、体幹をバランスよくサポートするモデルでもあるので、本当は、これくらいでいいのかもしれません。
また、初めて着用した時はタイトに感じるが、1日2日で着ていることを感じさせないぐらいに
気にならなくなる、という様な事もどこかで読んだ事があるので、M で良かったのかもしれませんが、L のほうが締め付けが弱く感じる分、自分にとっては着心地が良く、迷わず L にしました。
L で緩いということはなく、ゲームシャツやヒートテックにはない、身体への吸い付き感、窮屈でない程度の締め付け感があります。
●気温8℃、動くなら1枚でも乗り切れる可能性
そもそも自分が第一に求めていたのは、筋肉サポートより保温性能 ・ 防風性能 ・ 速乾性能と
いった、冬の屋外テニスを快適に近づけてくれる機能です。
保温ということでは、上の写真でわかるでしょうか、めくった裏生地が起毛処理されています。
これは、アンダーアーマーの保温タイプの物にも施されている処理で、現状、暖かさを求める場合に効果的な処理のでしょう。
実際、素肌に身に付けた瞬間は、ひんやりした感覚なのですが、すぐに、体温が起毛にいきわたるような感じで、冷たくなくなってきます。
身体に密着しているので、隙間からスースー冷たい風が入ってくる感覚がありません。だんだん、身を守ってくれる衣服を身につけた様な気になってきて、これに長袖のゲームシャツとウインド
ブレーカーを着て、朝6時半、自転車で外に出ました。気温8℃くらいでしょうか。
その時から結構な防寒を感じました。顔と首と足は寒いんですが。
5分もこいだら、じんわりと汗が出てきました。
その後、テニスを始めると、汗だくになり、SKINS 1枚でプレーしたくなりました。
防寒ということでは、ヒートテック以上の効果があると思います。
冬のコートサイドへも、自信を持って出て行けるアイテムといえます。ヒートテックでは、ここまでの自信は持てずに、重ね着が必要になりますので。
●速乾には、限界がある
ただ、速乾性能ということでは、どうでしょう。 汗をかいたことによる衣服の重さは、密着しているためか感じませんし、不快指数も少なめですが、いつも乾いてる状態を作るまでには至らないよう
です。
しかし、汗の量が多いですから、実際、速乾というのは無理な話かとも思います。
バックトゥザフューチャーの自動乾燥機能付きウェアじゃないですから。
冷たく、重くなる感覚が少ないことで、合格としなければならないのでしょう。
洗濯した場合に、他の衣類より早く乾くのは間違いありません。
アンダーアーマーの保温 ( 防寒 ) タイプと比較して、こちらを購入したのは、より薄くて、軽くて、ゴワゴワしていなかったからです。
小さな同系生地のポーチが付いてきますので、着る前や着たあとに畳んでしまえますが、これは個人的には使いませんね。
★この記事には、この後、異なる環境で試した追記があります。
追記 → 「 冬 テニス アンダーウェア SKINS 再検証で分かった事 」
★アンダーウェア 感想 ① 「 UNIQLO ヒートテック 」 のレポートは、こちらをご覧下さい。
素直にありのまま 感じたまま 良い点も悪い点も お伝えします
アンダーウェア 感想 ②
SKINS snow 保温タイプ
●素材・・・ ナイロン 76% ポリウレタン 24% ●サイズ・・・ XS S M L XL
とにかく、人一倍、寒さに弱い私。
レッスンもサークルも突然の誘いも全て屋外なので、本格的な冬が到来すると、以前取り上げた
ヒートテックでの対応では限界域に達すると判断。
これから迎えるの冬テニスに向け、ついにSKINS に手を出しました!
ただ、高いんですよねー。1 万円を超えます。
インナーウェア 1 万 円超えは、ありえない。
そう考えていたのですが、今回は、ちょっと発想の転換をしました。
去年の冬は、下は3枚、上は4枚の重ね着テニス。
モコモコです。動きづらいです。
動いてると暑くなってきますが、休憩中に冷えてきます。
しかし、高額な保温タイプのインナーの効果が高ければ、モコモコにならずに済み、
休憩中も快適かもしれません。
それなら、1 万円を出す価値があるんじゃないか ?
半袖のゲームシャツが 7000円代などというのも珍しくないわけで、シャツを買うつもりで
良いインナーウェアにこだわる事は、毎年我慢と試練の冬テニスを何か楽しいものに変えてくれは
しないだろうか? そう考えたのです。
私が購入したのは、SNOW ( スノー ) というカテゴリーの中のロングスリーブトップ。
内側が起毛処理され、保温性抜群、と謳っているものです。
まずは、試着をしました。
ゲームシャツは基本的にMサイズ、小さ目の作りの物で L サイズの私ですが、今回のSKINS の M サイズを試着してみると、きっつ~ぅ!
着れますが、身体に吸い付いて、身体の中心に引っ張られる様な感じを受けます。
「 これじゃ、サーブで腕が上がらないよ 」、なんて思わずつぶやいてしまったのですが、実際は、もちろん腕は上がります。
それに、腕の疲れを軽減し、腹筋・背筋など、体幹をバランスよくサポートするモデルでもあるので、本当は、これくらいでいいのかもしれません。
また、初めて着用した時はタイトに感じるが、1日2日で着ていることを感じさせないぐらいに
気にならなくなる、という様な事もどこかで読んだ事があるので、M で良かったのかもしれませんが、L のほうが締め付けが弱く感じる分、自分にとっては着心地が良く、迷わず L にしました。
L で緩いということはなく、ゲームシャツやヒートテックにはない、身体への吸い付き感、窮屈でない程度の締め付け感があります。
●気温8℃、動くなら1枚でも乗り切れる可能性
そもそも自分が第一に求めていたのは、筋肉サポートより保温性能 ・ 防風性能 ・ 速乾性能と
いった、冬の屋外テニスを快適に近づけてくれる機能です。
保温ということでは、上の写真でわかるでしょうか、めくった裏生地が起毛処理されています。
これは、アンダーアーマーの保温タイプの物にも施されている処理で、現状、暖かさを求める場合に効果的な処理のでしょう。
実際、素肌に身に付けた瞬間は、ひんやりした感覚なのですが、すぐに、体温が起毛にいきわたるような感じで、冷たくなくなってきます。
身体に密着しているので、隙間からスースー冷たい風が入ってくる感覚がありません。だんだん、身を守ってくれる衣服を身につけた様な気になってきて、これに長袖のゲームシャツとウインド
ブレーカーを着て、朝6時半、自転車で外に出ました。気温8℃くらいでしょうか。
その時から結構な防寒を感じました。顔と首と足は寒いんですが。
5分もこいだら、じんわりと汗が出てきました。
その後、テニスを始めると、汗だくになり、SKINS 1枚でプレーしたくなりました。
防寒ということでは、ヒートテック以上の効果があると思います。
冬のコートサイドへも、自信を持って出て行けるアイテムといえます。ヒートテックでは、ここまでの自信は持てずに、重ね着が必要になりますので。
●速乾には、限界がある
ただ、速乾性能ということでは、どうでしょう。 汗をかいたことによる衣服の重さは、密着しているためか感じませんし、不快指数も少なめですが、いつも乾いてる状態を作るまでには至らないよう
です。
しかし、汗の量が多いですから、実際、速乾というのは無理な話かとも思います。
バックトゥザフューチャーの自動乾燥機能付きウェアじゃないですから。
冷たく、重くなる感覚が少ないことで、合格としなければならないのでしょう。
洗濯した場合に、他の衣類より早く乾くのは間違いありません。
アンダーアーマーの保温 ( 防寒 ) タイプと比較して、こちらを購入したのは、より薄くて、軽くて、ゴワゴワしていなかったからです。
小さな同系生地のポーチが付いてきますので、着る前や着たあとに畳んでしまえますが、これは個人的には使いませんね。
★この記事には、この後、異なる環境で試した追記があります。
追記 → 「 冬 テニス アンダーウェア SKINS 再検証で分かった事 」
★アンダーウェア 感想 ① 「 UNIQLO ヒートテック 」 のレポートは、こちらをご覧下さい。
2009年11月19日
冬テニスに、ヒートテックは必要か?
アンダーウェア 感想 ①
冬 防寒 防風 保温 インナーウェア レビュー 着心地 感想 インプレッション レポート 追記
昨日は、午後から新宿で仕事でした。
昼間の日向は、わりと暖かかったのですが、夜、仕事を終えてビルから出てみると、
北風がピュウピュウ吹いてました。
すっかり夜の景色。
クリスマスが近いこともあって、シティホテルの周囲などが、ライトアップされていました。
北風が吹いて寒かったですが、こういう景色があると、
寒くてツライ感覚が、少し薄らぎます。
そうはいっても、寒いのは確か。
そろそろ、テニスでも長袖や重ね着などの対策を真剣に考えなければならない季節。
「 おお、そうだ! 少し前、西口駅前にユニクロが出来たんだった 」 と思い立ち、
去年買った ヒートテック を買い足しておこうと、立ち寄りました。
● 利点の多かった去年の ヒートテック
欲しいのは、ジッパー付きのタートルネックタイプのヒートテックで、できれぱカラフルなもの。
具体的には、去年、買ったコレ。
このタイプは、首が北風にさらされないで済む上に、ジッパー付きのお陰で、着易い、脱ぎ易い、
そして、気温によっては、これ1枚でプレーしても、デザイン的に肌着に見えないので、
ウェアとして成り立ってしまうのが利点。
ところが、売り場をくまなく見てみたものの、同じタイプが見当たりません。
ヒートテックの種類、つまり V字首とか、八分袖とかの一覧が貼られていたので見てみると、
タートルネックはあるけれど、ジッパーは付いてません。
ひょっとすると、今年は、このジッパー付きタイプを作ってないのかな? と思いましたが、
念のため、店員さんに聞いてみました。
すると、
女性店員 「 え? ジッパー付きですかぁ? 」
そんなの聞いたことない、みたいなトーンで言われました。
自分 「 そう。タートルネックで、ここにジッパーが付いてるやつ。去年は、あったんですけどね・・・」
女性店員 「 いやぁ・・・ちょっと、そういうのは存じません 」
そんな、サンドウィッチマンの 「 ちょっと何言ってるかわかんない 」 みたいな感じで、
言わないでよ。実際に持ってるんだから。
この店員さん、いつから勤めてるんだろう? 今年から?
今年からだとしても、接客係としてそんなに自信満々に回答するなら、
看板商品の1年前のラインナップくらいはザッと勉強しておいてほしい。
ユニクロの冬物といえば、ヒートテックとフリースが看板でしょ? あとダウンジャケットもか・・・。
去年あったタイプの商品の問い合わせ、あるよ。
勉強してないのなら、自分で解決しようとしないで、わかる先輩に聞きましょう。
お客のほうに、「 なんかおかしな事聞いちゃったかな 」 と恥ずかしくさせてどうする。
そんなわけで、すっかり買う気も、それ以上見る気も失って店を出ました。
● 冬テニスに ヒートテック は必要か?
ところで、ヒートテックが、冬のテニスでどうか? 活躍するか? といえば、
それは、すると思います。
1000円~1500円の価格で、動きを妨げない伸縮性のある生地で寒さを和らげる
という所が長所でしょう。
肌着として着用するものですが、動けば温まります。
ただ、その分、それほど寒くない状況下では、すぐに汗だくになります。発汗し過ぎる
かもしれません。
逆に、非常に寒い時、ただ着ただけで、じっとしていても暖かいかといえば、
それは着ていないよりはマシな程度です。
その様な状況下では、やや厚手の遠赤外線加工の綿100%の肌着などの方が
暖かいでしょう。
適切な寒さの中で動いてこそ の ヒートテック だと思います。
また、ウェアの下に肌着感覚で身に付けて、たっぷり汗をかいたら、タイミングをみて
着替えたほうが良いと思います。
ちなみに、ご存知とは思いますが、筋肉サポート的な効果はありません。
冬 防寒 防風 保温 インナーウェア レビュー 着心地 感想 インプレッション レポート 追記
昨日は、午後から新宿で仕事でした。
昼間の日向は、わりと暖かかったのですが、夜、仕事を終えてビルから出てみると、
北風がピュウピュウ吹いてました。
すっかり夜の景色。
クリスマスが近いこともあって、シティホテルの周囲などが、ライトアップされていました。
北風が吹いて寒かったですが、こういう景色があると、
寒くてツライ感覚が、少し薄らぎます。
そうはいっても、寒いのは確か。
そろそろ、テニスでも長袖や重ね着などの対策を真剣に考えなければならない季節。
「 おお、そうだ! 少し前、西口駅前にユニクロが出来たんだった 」 と思い立ち、
去年買った ヒートテック を買い足しておこうと、立ち寄りました。
● 利点の多かった去年の ヒートテック
欲しいのは、ジッパー付きのタートルネックタイプのヒートテックで、できれぱカラフルなもの。
具体的には、去年、買ったコレ。
このタイプは、首が北風にさらされないで済む上に、ジッパー付きのお陰で、着易い、脱ぎ易い、
そして、気温によっては、これ1枚でプレーしても、デザイン的に肌着に見えないので、
ウェアとして成り立ってしまうのが利点。
ところが、売り場をくまなく見てみたものの、同じタイプが見当たりません。
ヒートテックの種類、つまり V字首とか、八分袖とかの一覧が貼られていたので見てみると、
タートルネックはあるけれど、ジッパーは付いてません。
ひょっとすると、今年は、このジッパー付きタイプを作ってないのかな? と思いましたが、
念のため、店員さんに聞いてみました。
すると、
女性店員 「 え? ジッパー付きですかぁ? 」
そんなの聞いたことない、みたいなトーンで言われました。
自分 「 そう。タートルネックで、ここにジッパーが付いてるやつ。去年は、あったんですけどね・・・」
女性店員 「 いやぁ・・・ちょっと、そういうのは存じません 」
そんな、サンドウィッチマンの 「 ちょっと何言ってるかわかんない 」 みたいな感じで、
言わないでよ。実際に持ってるんだから。
この店員さん、いつから勤めてるんだろう? 今年から?
今年からだとしても、接客係としてそんなに自信満々に回答するなら、
看板商品の1年前のラインナップくらいはザッと勉強しておいてほしい。
ユニクロの冬物といえば、ヒートテックとフリースが看板でしょ? あとダウンジャケットもか・・・。
去年あったタイプの商品の問い合わせ、あるよ。
勉強してないのなら、自分で解決しようとしないで、わかる先輩に聞きましょう。
お客のほうに、「 なんかおかしな事聞いちゃったかな 」 と恥ずかしくさせてどうする。
そんなわけで、すっかり買う気も、それ以上見る気も失って店を出ました。
● 冬テニスに ヒートテック は必要か?
ところで、ヒートテックが、冬のテニスでどうか? 活躍するか? といえば、
それは、すると思います。
1000円~1500円の価格で、動きを妨げない伸縮性のある生地で寒さを和らげる
という所が長所でしょう。
肌着として着用するものですが、動けば温まります。
ただ、その分、それほど寒くない状況下では、すぐに汗だくになります。発汗し過ぎる
かもしれません。
逆に、非常に寒い時、ただ着ただけで、じっとしていても暖かいかといえば、
それは着ていないよりはマシな程度です。
その様な状況下では、やや厚手の遠赤外線加工の綿100%の肌着などの方が
暖かいでしょう。
適切な寒さの中で動いてこそ の ヒートテック だと思います。
また、ウェアの下に肌着感覚で身に付けて、たっぷり汗をかいたら、タイミングをみて
着替えたほうが良いと思います。
ちなみに、ご存知とは思いますが、筋肉サポート的な効果はありません。