2011年01月12日
シコラー秒殺テクニック その1
シコラーを負かせ! ~ シコラー110番 ③ ~
冬真っ只中ですね。
こんな季節の屋外の草大会は、できるだけ早く決着をつけて
クラブハウスに戻って暖まりたい。
それなのに、よりによって対戦相手は、シコラー!?
勘弁して。
と、ならないよう、今回は、なるべく短い時間でシコラーに勝つ、
できれば1ポイント、1ポイントを秒殺する、私の方法をお伝えします。
◆シコラー対策 ( シコラーに勝つ方法 )
【 シコラー秒殺テクニック その1 】
● やるべき事・・・サーブ&ボレー、アプローチ&ボレー をするべし
● 注意すべき点・・・やみくも、強引、一気にネットに詰め過ぎにならないようにする。
この方法は、多くの中級レベルまでのシコラーに、大変有効です。
ただし、サーブにしても、アプローチにしても、初めから終わりまでの展開を描いて
行動に出ます。
例えば、
あの場所にどういう球種を打って、相手が体勢を崩しながら返ってきた球が
この辺りに飛んで来るから、それをオープンスペースへボレーする、
などというように、展開をイメージしてサーブ&ボレー や アプローチ&ボレー に出ましょう。
なぜ、イメージする必要があるのか? というと、
「 やみくも 」 と 「 強引 」 なアプローチに歯止めをかけることができるのと、
イメージできていると、相手からの返球に対して慌てることがなく、
「 する必要のないミス 」 を大幅に減らすことができるからです。
もちろん、描いた通りにならないこともありますが、それは、イメージ通りにならない時もある
ことをほんの 15%くらい意識しているだけで、不意の展開でも、とても対処し易くなります。
むしろ、イメージ通りに展開できている最中のほうが、気持ちに勢いが付き過ぎるので
注意が必要です。
けして、この一球で仕留めようと厳しい場所を狙い過ぎないでください。
秒殺をめざしているのに、一球で決めようとするな、とは矛盾しているように聞こえるかも
しれませんが、厳しい場所を狙ってラインを割ったり、自分の体勢が崩れて打ち損じるのを
避けるため、これは大事な注意点です。
シコラーがどうやって勝つのかといえば、相手が勝手にミスを重ねてくれることで、
ジワジワと自分のポイントを増やし、ゲームを奪って行くのです。
シコラーに勝つためには、自滅ポイントは徹底して根絶しなけれぱなりません。
一球で決めよう、かっこよく決めようとしてミスをすれば、秒殺から遠退き、
シコラーは背中を向けてニヤリ、と笑うのです。
一球目のボレーで、仮に返って来たって二球目で決めればいい、これは定石ですし、
実際、一球目のボレーが甘くたって、どれだけの確率でシコラーがこちらのコートに
返球できると思いますか?
私の経験からは、2割弱です。
そして、仮に返ってきたとしても、自分の位置取りが前過ぎたり、次の準備が出来ていない
場合を除いて、二球目で仕留められる確率は、9割以上。
逆に、一球目で決めてしまいたい、と、自分が難しい場所を狙い過ぎたり、慌てていたりする
ことで自滅してしまう確率は、6割を超えます。
確率から見ても、急がば回れなのです。
立場を変えて、自分がボレーを返さなければならない場面を思い起こしてみてください。
対戦相手が前に詰めてくれば、慌てますよね。
どういうボレーを打ってくるにしても、距離が縮まっていますから、対応するまでの時間が
短いので慌てます。
この慌てるという精神的なブレが起こるだけで、身体の重心バランスが崩れたり、面の向きが
ズレたり、打点のタイミングが狂ったり、腕の振りがおかしくなったり・・・と、いくつもの
難題が一気に降りかかってくるのです。
それをクリアして、相手コートに返球する、ということは、案外、とても難しいことなのです。
だから、ボレーは、安心して打てばいいのです。
そこに相手が構えていようがいまいが、100%ミスなく打ち込める場所へ、打てばいいのです。
ただし、しっかりと次の準備をするのを忘れずに。
これを実行すると、シコラーと延々とラリーを続ける必要がありませんから、随分と短い時間で
決着を付けることができます。
「 あ、こんなに簡単に勝てちゃうんだ 」 と思えれば、次回からは、シコラーとの対戦も
苦ではなくなるでしょう。
今回の戦術を用いるのに絶対に必要な技術は、「 ボレー技術 」 と、サーブもしくは、ストロークからの 「 アプローチ技術 」 です。
どのショットや動きもそうですが、何度も何度も練習して、身体で感覚をつかむ必要があります。
特に、アプローチは、こちらに飛んでくるボールに向かって距離を詰めていく行為ですから、
とても難易度が高いものです。
ですから、スプリットステップを踏む位置や進む方向など、ケース毎に対応できる感覚を
身につけなければなりません。
しかし、シコラーを短時間で負かすのに、間違いなく有効な方法だと考えます。
よろしければ、お試しください。
冬真っ只中ですね。
こんな季節の屋外の草大会は、できるだけ早く決着をつけて
クラブハウスに戻って暖まりたい。
それなのに、よりによって対戦相手は、シコラー!?
勘弁して。
と、ならないよう、今回は、なるべく短い時間でシコラーに勝つ、
できれば1ポイント、1ポイントを秒殺する、私の方法をお伝えします。
◆シコラー対策 ( シコラーに勝つ方法 )
【 シコラー秒殺テクニック その1 】
● やるべき事・・・サーブ&ボレー、アプローチ&ボレー をするべし
● 注意すべき点・・・やみくも、強引、一気にネットに詰め過ぎにならないようにする。
この方法は、多くの中級レベルまでのシコラーに、大変有効です。
ただし、サーブにしても、アプローチにしても、初めから終わりまでの展開を描いて
行動に出ます。
例えば、
あの場所にどういう球種を打って、相手が体勢を崩しながら返ってきた球が
この辺りに飛んで来るから、それをオープンスペースへボレーする、
などというように、展開をイメージしてサーブ&ボレー や アプローチ&ボレー に出ましょう。
なぜ、イメージする必要があるのか? というと、
「 やみくも 」 と 「 強引 」 なアプローチに歯止めをかけることができるのと、
イメージできていると、相手からの返球に対して慌てることがなく、
「 する必要のないミス 」 を大幅に減らすことができるからです。
もちろん、描いた通りにならないこともありますが、それは、イメージ通りにならない時もある
ことをほんの 15%くらい意識しているだけで、不意の展開でも、とても対処し易くなります。
むしろ、イメージ通りに展開できている最中のほうが、気持ちに勢いが付き過ぎるので
注意が必要です。
けして、この一球で仕留めようと厳しい場所を狙い過ぎないでください。
秒殺をめざしているのに、一球で決めようとするな、とは矛盾しているように聞こえるかも
しれませんが、厳しい場所を狙ってラインを割ったり、自分の体勢が崩れて打ち損じるのを
避けるため、これは大事な注意点です。
シコラーがどうやって勝つのかといえば、相手が勝手にミスを重ねてくれることで、
ジワジワと自分のポイントを増やし、ゲームを奪って行くのです。
シコラーに勝つためには、自滅ポイントは徹底して根絶しなけれぱなりません。
一球で決めよう、かっこよく決めようとしてミスをすれば、秒殺から遠退き、
シコラーは背中を向けてニヤリ、と笑うのです。
一球目のボレーで、仮に返って来たって二球目で決めればいい、これは定石ですし、
実際、一球目のボレーが甘くたって、どれだけの確率でシコラーがこちらのコートに
返球できると思いますか?
私の経験からは、2割弱です。
そして、仮に返ってきたとしても、自分の位置取りが前過ぎたり、次の準備が出来ていない
場合を除いて、二球目で仕留められる確率は、9割以上。
逆に、一球目で決めてしまいたい、と、自分が難しい場所を狙い過ぎたり、慌てていたりする
ことで自滅してしまう確率は、6割を超えます。
確率から見ても、急がば回れなのです。
立場を変えて、自分がボレーを返さなければならない場面を思い起こしてみてください。
対戦相手が前に詰めてくれば、慌てますよね。
どういうボレーを打ってくるにしても、距離が縮まっていますから、対応するまでの時間が
短いので慌てます。
この慌てるという精神的なブレが起こるだけで、身体の重心バランスが崩れたり、面の向きが
ズレたり、打点のタイミングが狂ったり、腕の振りがおかしくなったり・・・と、いくつもの
難題が一気に降りかかってくるのです。
それをクリアして、相手コートに返球する、ということは、案外、とても難しいことなのです。
だから、ボレーは、安心して打てばいいのです。
そこに相手が構えていようがいまいが、100%ミスなく打ち込める場所へ、打てばいいのです。
ただし、しっかりと次の準備をするのを忘れずに。
これを実行すると、シコラーと延々とラリーを続ける必要がありませんから、随分と短い時間で
決着を付けることができます。
「 あ、こんなに簡単に勝てちゃうんだ 」 と思えれば、次回からは、シコラーとの対戦も
苦ではなくなるでしょう。
今回の戦術を用いるのに絶対に必要な技術は、「 ボレー技術 」 と、サーブもしくは、ストロークからの 「 アプローチ技術 」 です。
どのショットや動きもそうですが、何度も何度も練習して、身体で感覚をつかむ必要があります。
特に、アプローチは、こちらに飛んでくるボールに向かって距離を詰めていく行為ですから、
とても難易度が高いものです。
ですから、スプリットステップを踏む位置や進む方向など、ケース毎に対応できる感覚を
身につけなければなりません。
しかし、シコラーを短時間で負かすのに、間違いなく有効な方法だと考えます。
よろしければ、お試しください。
2010年12月21日
シコラーには、上から目線で勝つ
シコラーを負かせ! ~ シコラー110番 ② ~
全国の草大会に、どのくらいのシコラーが参戦しているのか、
その正確な数は定かではありません。
しかし、一つの大会に、一人や二人ではないところをみると、
最も多くを占めるタイプかもしれません。
ということは、彼らを倒さなければ、勝利の美酒は味わえません。
優勝を手に入れることはできません。
ほんの夏まで、シコラーにキレて、腹立たしい負けを繰り返していた私が、
負けないどころか、すっかりカモにするように変われた、その種明かしをしましょう。
◆シコラー対策 ( シコラーに勝つ方法 )
シコラーに勝つために、最低限必要なことが、まず 2つあります。
一つは、ストローク技術。
自分からミスをしない技術。ボールをコントロールできる技術です。
この技術は絶対に必要です。
何とか返ればいい、では、自分がシコラーなのと一緒です。
フットワークを使い、しっかり打点に入って、自在に打ち返せる技術が必要です。
球種は一つでも構いませんが、自らミスをしない腕を持ってください。
その後、球種を一つ一つ増やしていってください。フラット、トップスピン、スライスを使い分けられるようになることをめざします。
もう一つは、我慢。
とことん付き合える “ 我慢力 ” です。
シコラーと対戦する場合、精神的にキレたら負けです。
イライラしたら、シコラーの思う壺です。ニヤリとされます。
でも、この 「 我慢 」 が何より難しいのではないでしょうか?
特に、見ている人が美しい思うようなテニスを信条とする人や、ハードヒットを信条とする
人にとって、フォームはどうでも、ボールの弾道はどうでも、とにかく相手コートに返せば
いいシコラーのプレーは、テニスをする上で、この上ない不快な事ですから。
湧き上がってくる怒りにも似た思い・・・
それを制御するコツの一つは、「 シコラーと対等の高さに自分を置かないこと 」、です。
自分がコーチで、シコラーは生徒だという、上から目線でプレーしてみてください。
苛立ちを抑えてくれると同時に、コーチとして自分からミスは出来ないという適度な緊張感も
生まれ、コーチとして、どんな球でも返してあげるよ、という優位な感情でプレーを進められます。
テニスにおいて、“ 精神的な優位性 ” は大事です。
最もやってはいけないことは、シコラーのねちねちしたプレーに対して、
「 それ、テニスといえるのか? 」
「 それ、やってて面白いのか? 」
なんて腹を立てること。
ムカムカしだしたら、デンジャーゾーンに突入している証。
すぐにそのゾーンから脱出してください。
「 この生徒さんは、こういうことしか出来ないんだから仕方がない、付き合ってあげよう 」
と、大らかな気持ちで、怒りの感情をニュートラルに戻してください。
あとは、とことん打ち合うだけです。
普通に打ち合って、自分が負けるわけがないと、たっぷりの自信が持てるほど、裏づけされた
技術を身につけるよう、日々練習に励みましょう。
これで、中級程度までのシコラーには、ラリー数は増え、多少時間を要するかもしれませんが、
勝てるようになるハズです。
いやいや、もっと短時間でシコラーを負かしたいという場合には、別の戦術をとります。
その戦術については、ちょっと長くなってしまいましたので、ゴメンナサイ、次の機会にでも。
ともかく、
個人的には、シコラーはテニスを 「 魅力のないスポーツ 」 にしてしまいかねないと
勝手ながら感じています。
シコラーを減少させるには、シコラーの方々に、シコラースタイルでは勝てない現実を
突きつけてあげることだと思います。
シコラーではない皆様の奮起に期待しています。
全国の草大会に、どのくらいのシコラーが参戦しているのか、
その正確な数は定かではありません。
しかし、一つの大会に、一人や二人ではないところをみると、
最も多くを占めるタイプかもしれません。
ということは、彼らを倒さなければ、勝利の美酒は味わえません。
優勝を手に入れることはできません。
ほんの夏まで、シコラーにキレて、腹立たしい負けを繰り返していた私が、
負けないどころか、すっかりカモにするように変われた、その種明かしをしましょう。
◆シコラー対策 ( シコラーに勝つ方法 )
シコラーに勝つために、最低限必要なことが、まず 2つあります。
一つは、ストローク技術。
自分からミスをしない技術。ボールをコントロールできる技術です。
この技術は絶対に必要です。
何とか返ればいい、では、自分がシコラーなのと一緒です。
フットワークを使い、しっかり打点に入って、自在に打ち返せる技術が必要です。
球種は一つでも構いませんが、自らミスをしない腕を持ってください。
その後、球種を一つ一つ増やしていってください。フラット、トップスピン、スライスを使い分けられるようになることをめざします。
もう一つは、我慢。
とことん付き合える “ 我慢力 ” です。
シコラーと対戦する場合、精神的にキレたら負けです。
イライラしたら、シコラーの思う壺です。ニヤリとされます。
でも、この 「 我慢 」 が何より難しいのではないでしょうか?
特に、見ている人が美しい思うようなテニスを信条とする人や、ハードヒットを信条とする
人にとって、フォームはどうでも、ボールの弾道はどうでも、とにかく相手コートに返せば
いいシコラーのプレーは、テニスをする上で、この上ない不快な事ですから。
湧き上がってくる怒りにも似た思い・・・
それを制御するコツの一つは、「 シコラーと対等の高さに自分を置かないこと 」、です。
自分がコーチで、シコラーは生徒だという、上から目線でプレーしてみてください。
苛立ちを抑えてくれると同時に、コーチとして自分からミスは出来ないという適度な緊張感も
生まれ、コーチとして、どんな球でも返してあげるよ、という優位な感情でプレーを進められます。
テニスにおいて、“ 精神的な優位性 ” は大事です。
最もやってはいけないことは、シコラーのねちねちしたプレーに対して、
「 それ、テニスといえるのか? 」
「 それ、やってて面白いのか? 」
なんて腹を立てること。
ムカムカしだしたら、デンジャーゾーンに突入している証。
すぐにそのゾーンから脱出してください。
「 この生徒さんは、こういうことしか出来ないんだから仕方がない、付き合ってあげよう 」
と、大らかな気持ちで、怒りの感情をニュートラルに戻してください。
あとは、とことん打ち合うだけです。
普通に打ち合って、自分が負けるわけがないと、たっぷりの自信が持てるほど、裏づけされた
技術を身につけるよう、日々練習に励みましょう。
これで、中級程度までのシコラーには、ラリー数は増え、多少時間を要するかもしれませんが、
勝てるようになるハズです。
いやいや、もっと短時間でシコラーを負かしたいという場合には、別の戦術をとります。
その戦術については、ちょっと長くなってしまいましたので、ゴメンナサイ、次の機会にでも。
ともかく、
個人的には、シコラーはテニスを 「 魅力のないスポーツ 」 にしてしまいかねないと
勝手ながら感じています。
シコラーを減少させるには、シコラーの方々に、シコラースタイルでは勝てない現実を
突きつけてあげることだと思います。
シコラーではない皆様の奮起に期待しています。
2010年08月31日
シコラー対策には、リズム ・ 軸足 ・ リラックスを意識して
シコラーを負かせ! ~ シコラー110番 ① ~
少し遅めの夏休みを利用した勝手に 『 強化合宿 ( 真夏編 ) 』 が、終了。
毎日が真夏日の亜熱帯な今年の夏は、朝 ・ 昼 ・ 晩、容赦なく暑く、雨も降らず。
この暑さの中では、一回に長時間の練習は無理でしたが、
無事に5日間、乗り切れました。
中心メニュー
26日 低い打球を強くカットスライス
27日 アプローチ & ボレー
28日 ダブルスゲームで サーブとボレー確認
29日 スライス、サービス、チャンスボールの打ち込み
30日 シコラー対策
合計 610分 !
最終日のシコラー対策は、先日キレてしまった擬似へにゃ球に対してハードヒットを繰り返し、
へにゃ球が浅めになったところで、もう一発ハードヒットして、
返球がさらに浅く浮いてきたところで、オープンコートにそっとドロップボレー。
これをひたすら、何度も何度も・・・。
これには、息が乱れました。 足がもつれそうになりました。
そして、今年最大級の汗をかきました。
ウェアを着たまま、バケツで水をかぶったようになっちゃいました。
いや~、でも、最終日に、「 やった感 」 が感じられたなー。
やり忘れていた夏休みの宿題、やり終えた感じです。
へにゃ球をハードヒットし続けるポイント、ちょっとまとめておきます、自分のためにも。
大事なのは、
「 リズム 」 と 「 軸足の蹴り 」 と 「 リラックス 」。
● リズム
相手が打ってくるのは、とにかく返れば良いというへにゃ球だけに、
毎回、高さも方向も落下点も見事にバラッバラです。
そうなると、自分の打ち易いリズムでは打たしてもらえないので、
自らリズムを作る必要があります。
また、ハードヒットから柔らかいタッチボレーへの急な転換ということでも
リズムのシフトが必要。自分のリズムを大切に。
● 軸足の蹴り
軸足を踏ん張ったあとの蹴りがなければ、上半身だけで打つ形になり易く、
ボールに威力が備わりません。
● リラックス
へにゃ球を目の当たりにすると、ガッツ~ン! と、思いっきり、力ずくで
勝負を決めてやろうとしてしまいがち ( 自分の場合 ) ですが、
それが、オーバーやネットのもと。
へにゃ球に対応しなければならない時は、ナダルのようにガッチリ構えて
バコーン! よりも、フェデラーをイメージして、リラックスし、なめらかな
フォームから、スパンッ!と打つようにすると上手く行き易いと思います。
止まって打つより、動きの流れの中で打つのがポイントです。
などと書きましたが、ほとんど、信頼するコーチからの受け売りです。ハハハ・・・
ただ、実践してみて確かにそうでした。
もちろん、素早く打ち易い場所に入ることや、
フラットで打つならラケットは下から出さないことに細心の注意を払う、
なんていうのも、当たり前のことですが、あらためて押さえるべきかと。
なにせ、へにゃ球に付き合わされていると、こちらばかり息が上がって、カッカしてきて、
ムキになりだして、冷静な判断を失いがちですから。
でも、そうなったら シコラーの思う壺 !
ワナにはまらないようにしましょう。
今後も練習を重ねて、スッと自然体で対応できるようにしていきたいと思います。
少し遅めの夏休みを利用した勝手に 『 強化合宿 ( 真夏編 ) 』 が、終了。
毎日が真夏日の亜熱帯な今年の夏は、朝 ・ 昼 ・ 晩、容赦なく暑く、雨も降らず。
この暑さの中では、一回に長時間の練習は無理でしたが、
無事に5日間、乗り切れました。
中心メニュー
26日 低い打球を強くカットスライス
27日 アプローチ & ボレー
28日 ダブルスゲームで サーブとボレー確認
29日 スライス、サービス、チャンスボールの打ち込み
30日 シコラー対策
合計 610分 !
最終日のシコラー対策は、先日キレてしまった擬似へにゃ球に対してハードヒットを繰り返し、
へにゃ球が浅めになったところで、もう一発ハードヒットして、
返球がさらに浅く浮いてきたところで、オープンコートにそっとドロップボレー。
これをひたすら、何度も何度も・・・。
これには、息が乱れました。 足がもつれそうになりました。
そして、今年最大級の汗をかきました。
ウェアを着たまま、バケツで水をかぶったようになっちゃいました。
いや~、でも、最終日に、「 やった感 」 が感じられたなー。
やり忘れていた夏休みの宿題、やり終えた感じです。
へにゃ球をハードヒットし続けるポイント、ちょっとまとめておきます、自分のためにも。
大事なのは、
「 リズム 」 と 「 軸足の蹴り 」 と 「 リラックス 」。
● リズム
相手が打ってくるのは、とにかく返れば良いというへにゃ球だけに、
毎回、高さも方向も落下点も見事にバラッバラです。
そうなると、自分の打ち易いリズムでは打たしてもらえないので、
自らリズムを作る必要があります。
また、ハードヒットから柔らかいタッチボレーへの急な転換ということでも
リズムのシフトが必要。自分のリズムを大切に。
● 軸足の蹴り
軸足を踏ん張ったあとの蹴りがなければ、上半身だけで打つ形になり易く、
ボールに威力が備わりません。
● リラックス
へにゃ球を目の当たりにすると、ガッツ~ン! と、思いっきり、力ずくで
勝負を決めてやろうとしてしまいがち ( 自分の場合 ) ですが、
それが、オーバーやネットのもと。
へにゃ球に対応しなければならない時は、ナダルのようにガッチリ構えて
バコーン! よりも、フェデラーをイメージして、リラックスし、なめらかな
フォームから、スパンッ!と打つようにすると上手く行き易いと思います。
止まって打つより、動きの流れの中で打つのがポイントです。
などと書きましたが、ほとんど、信頼するコーチからの受け売りです。ハハハ・・・
ただ、実践してみて確かにそうでした。
もちろん、素早く打ち易い場所に入ることや、
フラットで打つならラケットは下から出さないことに細心の注意を払う、
なんていうのも、当たり前のことですが、あらためて押さえるべきかと。
なにせ、へにゃ球に付き合わされていると、こちらばかり息が上がって、カッカしてきて、
ムキになりだして、冷静な判断を失いがちですから。
でも、そうなったら シコラーの思う壺 !
ワナにはまらないようにしましょう。
今後も練習を重ねて、スッと自然体で対応できるようにしていきたいと思います。