2009年08月25日
HEAD YouTek Speed MP 16×19 試打 評価 インプレッション
ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ③
ヘッド ユーテック スピード MP 試打 感想 評価 インプレッション
HEAD YouTek Speed MP 16×19
スペック
●フェイス:100平方インチ ●重さ:315g ●バランス310㎜ ●ストリング:16×19本
●グリップサイズ:2・3・4 ●フレーム厚:20㎜
※ストリングは、GOSEN AK PRO 16 を 57ポンドで張り上げ
●数少ない白いラケット。シンプルイズベスト!
このところ、渦巻きキャンディみたいな、ちょっと楽しくなるカラフルさをまとったラケットが
多かったように思います。デュアルコイルとか マイクロジェル・エクストリームとか。
好みは分かれると思うのですが、私としては手が出せませんでした。
そんな中、カラーリングにピピン!とくるラケットが登場。
それが、今回試打感想をお届けする
HEAD YouTek Speed MP 16×19。
品名がちょっと覚えづらいですね。
YouTek は、どう読むんだ? ヨウテクか? と思っていたら、ユーテックだそうです。
( YOU TEK テクノロジーについては こちら )。
基調は 白 。そして、HEAD の太い文字。実にシンプル。
カラフルなラケットが多い中、これはコート上で逆に目立ちます。
目立とう目立とう、ではなく、静かにしているのに目立ってしまう、そんな感じ。
私は、このデザインに惚れてしまいました。着るウェアの色が自己主張してるものが多いので、
ラケットの 白 は最適。
HEAD は、昔買ったスキーの板以来、ラケットでは初めて手にします。
●スピン度は、いたって普通
さて、本来重視すべきは、外見より中身。パートナー選びもそうですよね? たぶん。
試打する前に見ていたこのラケットの評価で最も多かったのが、スピンがとにかくかかる、
よく跳ねる、というものでした。
しかし、どうでしょう?
私の打った感覚としては、ストリング・パターン16×19を始めとするこのスペックなら、
ある程度は当然といいますか、想像の範囲内であり、同等スペックの他のラケットと比較して、
このラケットが抜きん出てスピンをかけ易いとか、相手のラケットを弾き飛ばすくらい
猛烈なスピン回転がかかる、とは正直感じませんでした。
これは、フラットスピン、下から上へのグリグリスピンのどちらで打った場合も同じです。
フェイスは丸型なので、雰囲気はいかにもかけやすそうに見えますが、いたって普通にかかる、
というのが私の感想です。
●いわゆるツアー系・・・という事なのですかねぇ。
続いて、飛び という事では、100インチにしては、飛ばない部類かと。
厚み20mmを考えれば、やはり予想の範囲。厚ラケではないですからね。
パッカーンという大オーバーはありませんし、使い始めにボール2つ~4つくらいの
オーバーをしましたが、すぐに修正がききましたので、抑えるのに苦労するという事は
なさそうです。
打球のスピードについては、ラケットのアシストを感じませんでした。
リキめば失速。脱力してからしなやかに振りきるスイングが出来ればそれなりです。
315gと、国内市販ラケットの中では重めの部類に入りますが、持った時に重く感じることはなく、
実際に振ってみても、若干の空気抵抗は感じるものの、負担に感じるものではありませんでした。
気になったのは、強いボールの打ち合いになった時の面安定性。
しっかり面の中心で、打点を前目にとれた時は良いのですが、ちょっと外したり、打点が気持ち
後ろになったりすると結構な面ブレと振動が起き、この辺りのフォローはありません。
けして硬過ぎるラケットではなく、軽いラケットでもないので、この部分のアシストが個人的には
もう少し欲しかった気がします。
したがって、激しい球を打ってくる相手との打ち合いでは神経を使います。気が抜けません。
ディフェンス状況に陥った場面でも、ここ一打の集中力をもう一段引き上げる必要がありました。
つまり、まったく楽はできないラケットなんです。その分、こういうラケットで練習を重ねていけば、
フォームや打点などをラケットに矯正してもらいながら上達していけるのではないのかな、
とも感じます。
悪いフォームやスイングでは、ごまかしがきかずにすぐに打球に反映されるので、
「 あぁ、今のはここがダメだった。次は気をつけよう 」 と、意識がしっかり働きます。
一方、アシストが多いラケットでは、そこの意識が甘くなりますから。
私レベルの場合、半年後、一年後のスパンで、どちらがより好ましい形で上達するかといえば、
前者のラケットの様な気がしています。
テニスの楽しみ方、接し方によっても、意見は分かれるのだと思いますが。
●18×20のストリング・パターンもあり。
さて、このシリーズでは、全長が 27.25インチ ではなく 27インチで、ストリングパターンも異なる
YouTek Speed MP 18×20 もあります。
スピン性能が極端に落ちず、面安定性とコントロール性能が上回るようなら、
私にはこちらのほうが購入候補に入ってくるかもしれません。
繰り返しますが、デザインには惚れてしまいましたので・・・。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ①
バボラ ピュアドライブ・ロディック GT の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください 。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ②
ヨネックス RDiS 100 MP の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください 。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ④
バボラ ピュアストーム リミテッド GT の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ⑤
バボラ アエロストーム の試打・インプレッションは こちらをご覧ください 。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ⑥
ヨネックス RDIS 200 の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください 。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ⑦
バボラ アエロプロドライブ GT の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください。
ヘッド ユーテック スピード MP 試打 感想 評価 インプレッション
HEAD YouTek Speed MP 16×19
スペック
●フェイス:100平方インチ ●重さ:315g ●バランス310㎜ ●ストリング:16×19本
●グリップサイズ:2・3・4 ●フレーム厚:20㎜
※ストリングは、GOSEN AK PRO 16 を 57ポンドで張り上げ
●数少ない白いラケット。シンプルイズベスト!
このところ、渦巻きキャンディみたいな、ちょっと楽しくなるカラフルさをまとったラケットが
多かったように思います。デュアルコイルとか マイクロジェル・エクストリームとか。
好みは分かれると思うのですが、私としては手が出せませんでした。
そんな中、カラーリングにピピン!とくるラケットが登場。
それが、今回試打感想をお届けする
HEAD YouTek Speed MP 16×19。
品名がちょっと覚えづらいですね。
YouTek は、どう読むんだ? ヨウテクか? と思っていたら、ユーテックだそうです。
( YOU TEK テクノロジーについては こちら )。
基調は 白 。そして、HEAD の太い文字。実にシンプル。
カラフルなラケットが多い中、これはコート上で逆に目立ちます。
目立とう目立とう、ではなく、静かにしているのに目立ってしまう、そんな感じ。
私は、このデザインに惚れてしまいました。着るウェアの色が自己主張してるものが多いので、
ラケットの 白 は最適。
HEAD は、昔買ったスキーの板以来、ラケットでは初めて手にします。
●スピン度は、いたって普通
さて、本来重視すべきは、外見より中身。パートナー選びもそうですよね? たぶん。
試打する前に見ていたこのラケットの評価で最も多かったのが、スピンがとにかくかかる、
よく跳ねる、というものでした。
しかし、どうでしょう?
私の打った感覚としては、ストリング・パターン16×19を始めとするこのスペックなら、
ある程度は当然といいますか、想像の範囲内であり、同等スペックの他のラケットと比較して、
このラケットが抜きん出てスピンをかけ易いとか、相手のラケットを弾き飛ばすくらい
猛烈なスピン回転がかかる、とは正直感じませんでした。
これは、フラットスピン、下から上へのグリグリスピンのどちらで打った場合も同じです。
フェイスは丸型なので、雰囲気はいかにもかけやすそうに見えますが、いたって普通にかかる、
というのが私の感想です。
●いわゆるツアー系・・・という事なのですかねぇ。
続いて、飛び という事では、100インチにしては、飛ばない部類かと。
厚み20mmを考えれば、やはり予想の範囲。厚ラケではないですからね。
パッカーンという大オーバーはありませんし、使い始めにボール2つ~4つくらいの
オーバーをしましたが、すぐに修正がききましたので、抑えるのに苦労するという事は
なさそうです。
打球のスピードについては、ラケットのアシストを感じませんでした。
リキめば失速。脱力してからしなやかに振りきるスイングが出来ればそれなりです。
315gと、国内市販ラケットの中では重めの部類に入りますが、持った時に重く感じることはなく、
実際に振ってみても、若干の空気抵抗は感じるものの、負担に感じるものではありませんでした。
気になったのは、強いボールの打ち合いになった時の面安定性。
しっかり面の中心で、打点を前目にとれた時は良いのですが、ちょっと外したり、打点が気持ち
後ろになったりすると結構な面ブレと振動が起き、この辺りのフォローはありません。
けして硬過ぎるラケットではなく、軽いラケットでもないので、この部分のアシストが個人的には
もう少し欲しかった気がします。
したがって、激しい球を打ってくる相手との打ち合いでは神経を使います。気が抜けません。
ディフェンス状況に陥った場面でも、ここ一打の集中力をもう一段引き上げる必要がありました。
つまり、まったく楽はできないラケットなんです。その分、こういうラケットで練習を重ねていけば、
フォームや打点などをラケットに矯正してもらいながら上達していけるのではないのかな、
とも感じます。
悪いフォームやスイングでは、ごまかしがきかずにすぐに打球に反映されるので、
「 あぁ、今のはここがダメだった。次は気をつけよう 」 と、意識がしっかり働きます。
一方、アシストが多いラケットでは、そこの意識が甘くなりますから。
私レベルの場合、半年後、一年後のスパンで、どちらがより好ましい形で上達するかといえば、
前者のラケットの様な気がしています。
テニスの楽しみ方、接し方によっても、意見は分かれるのだと思いますが。
●18×20のストリング・パターンもあり。
さて、このシリーズでは、全長が 27.25インチ ではなく 27インチで、ストリングパターンも異なる
YouTek Speed MP 18×20 もあります。
スピン性能が極端に落ちず、面安定性とコントロール性能が上回るようなら、
私にはこちらのほうが購入候補に入ってくるかもしれません。
繰り返しますが、デザインには惚れてしまいましたので・・・。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ①
バボラ ピュアドライブ・ロディック GT の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください 。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ②
ヨネックス RDiS 100 MP の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください 。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ④
バボラ ピュアストーム リミテッド GT の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ⑤
バボラ アエロストーム の試打・インプレッションは こちらをご覧ください 。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ⑥
ヨネックス RDIS 200 の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください 。
★ラケット 試打 感想 評価 インプレッション シリーズ ⑦
バボラ アエロプロドライブ GT の 試打・インプレッションは こちらをご覧ください。
私も このラケット一目惚れしました。 白いラケットに胸キュン!!です。
HEADかダンロップ しかラケットは使ったことがありません。
好きなメーカーです。
試打ラケが スクールに入ってこないので 試すことはできませんが・・・・・
そういえば、そうですね、ウェアもラケットも、色の好みが似ているかもしれませんね。
白のラケット、夏はもちろん、冬は冬で季節に似合いそうな感じもします。気に入ったカラーだと、愛着も湧き易いし、手入れも入念になりそうですね。
AKKOさんは、HEAD か ダンロップですかぁ。ダンロップは、私のスクールが提携しているみたいで、試打ラケットがコンスタントに入ってきますヨ。でも、自分のラケットのガットが切れた時に一度借りただけで、あとは借りたこと、ないんです・・・。
今後、白系のラケット、他社も追随するかもしれませんね。白が増えすぎても魅力が半減してしまいますが・・・。
現在の最新モデルが出る直前でしたので、新品を半額で買うことができました。
店舗で、店員に、「白ラケ」というのがある、という話から、私もデザインに惚れて、買いました。
でも、元祖白ラケは、このモデルだったのですね。
打球感は、40歳を迎えるおっさんプレーヤーとしては、大変満足いく内容で、タッチテニスも、パワーテニスも、そこそこ、ラケットが対応してくれるので、とても心強い味方です。
私も16×19のストリングパターンなので、18×20については、気になるところですが、まだ、それ程、打ち込んでいないので、もっと今のラケットに慣れてからですが。