2010年07月28日
すだれが必要な夏
買っちゃいました。
特大サイズ 185cm × 250cm くらい。
色々なサイズを売っていましたが、「 大 」 は 「 小 」 を兼ねる! というわけで。
このくらい大きいと、
「 すだれ 」 仕様でなく、斜めに立てかけて 「 よしず 」 の様に使っても良い感じです。
とりあえず、バッと立てかけただけですけど、日差しをさえぎってくれるばかりでなく、
なんか急に、突然、和の空間が現れた感じで、イイです。
しかし、これを買わねば、と思わせるほど異常に暑い。
仕事帰りに一杯、っていうのも、逆に行く気がしないくらい暑い。
もちろん、プハーッ! とキンキンに冷えたビールとか、
ツツーッと、冷えた日本酒を楽しみたいのはヤマヤマなのですが、
店に着く頃には、大した距離でもないのに、汗だく。
早く帰ってシャワー浴びたい、という願望のほうが勝ってしまいます。
テニスの練習も、短時間集中式に切り替えました。
4時間とか、やれないですね。
1時間15分くらいの中で、こまめに水分を摂りながら、
内容が濃くなるようにやっています。
皆さんも、熱中症などには十分に気を付けてくださいね。
特大サイズ 185cm × 250cm くらい。
色々なサイズを売っていましたが、「 大 」 は 「 小 」 を兼ねる! というわけで。
このくらい大きいと、
「 すだれ 」 仕様でなく、斜めに立てかけて 「 よしず 」 の様に使っても良い感じです。
とりあえず、バッと立てかけただけですけど、日差しをさえぎってくれるばかりでなく、
なんか急に、突然、和の空間が現れた感じで、イイです。
しかし、これを買わねば、と思わせるほど異常に暑い。
仕事帰りに一杯、っていうのも、逆に行く気がしないくらい暑い。
もちろん、プハーッ! とキンキンに冷えたビールとか、
ツツーッと、冷えた日本酒を楽しみたいのはヤマヤマなのですが、
店に着く頃には、大した距離でもないのに、汗だく。
早く帰ってシャワー浴びたい、という願望のほうが勝ってしまいます。
テニスの練習も、短時間集中式に切り替えました。
4時間とか、やれないですね。
1時間15分くらいの中で、こまめに水分を摂りながら、
内容が濃くなるようにやっています。
皆さんも、熱中症などには十分に気を付けてくださいね。
2010年07月22日
ストリング感想 ⑨ テクニファイバー プロレッドコード の評価
ストリング 感想 ⑨
ストリング ( ガット ) の 評価 ・ インプレッション の 9 回目です。
Tecnifibre pro Redcode
テクニファイバー プロレッドコード
【 商品表記 】 耐久性に優れ、テンションロスが少ない食い付きの良い打感、
スピン性能に優れる。
【 素 材 】 ポリエステル
【 形 状 】 丸
【 構 造 】 モノフィラメント、特殊添加剤、特殊コーティング
【 ゲージ 】 1.20、 1.25 、 1.30
【オリジナル判定 最高は★5つ】
試行条件 : ストリングパターン 16×19。テンション 58。面サイズ 100。 ゲージは 125。
飛距離・・・・・・・・・★★★☆( 3.5 )
打球スピード・・・・★★★
スピン性・・・・・・・・★★★
コントロール性・・・★★★★
ソフト感・・・・・・・・・★★★
ホールド感・・・・・・★★☆ ( 2.5 )
↑ アグレッシブなプレーを引き立たせる、ハッキリとした “ 赤 ”
◆プロレッドコードの基本性能
打ってみると、ポリエステルストリングとしては、嫌な硬さや響きは感じません。
反発力は、どちらかといえば弱いほうなのですが、スウィートスポットで当てるだけのスイングを
してしまうと、反発力が全面に出て OUT してしまうストリング。
試合でビビって振り切れてない時や、相手の球がフワフワスローでタイミングがとりづらい場面で
強打してしまうと、ちょっと危険。
ただこの点は、ほとんどのストリングに言える事で、プロレッドコードに限ったことではありません。
スピン性能については、ごく普通というか、特別かかることも、かからないこともないと思います。
これ、ちょっとキーポイントなので、後述します。
コントロール性能は、高く感じます。弾き過ぎず、逆につかみ過ぎることもなく、
狙ったコース、狙った角度で飛んでくれます。
テンションにもよりますが、どちらかといえば、弾き系の部類に入ると思います。
◆飾らない、削らない、現在の技量を映し出すストリング
性能を総合的に見て、すごく似ているなぁと感じたのが、バボラのプロハリケーンツアーです。
プロハリケーンツアーよりも、やや反発力があり、微妙にソフトであり、コントロール性能は
ほぼ同等、スピン性能がほんの少し控えめではあるものの、総合的な打感や性能は、とても
近いと感じます。
したがって、プロハリツアー から レッドコード、あるいはレッドコード から プロハリツアー、
どちらから乗り換えるにしても、さほど違和感なく変えられるのではないでしょうか。
いずれもハッキリした色のストリングなので、ラケットカラーに合わせてチョイスするのも
良いかもしれません。
さて、そんな比較を抜きにして見た時、このプロレッドコード、私はすごく素直で忠実、
プレーヤーの技量を飾ることなく、削ることなく、そのままに出してくれるストリングだと感じます。
自分の打球が、ベースラインに収まらない、スピンがかからない、コントロールをつけられない、
スピードが出ない、ボールに重さがのらない・・・、だとしたら、それは自分のフォーム、自分の
スイングに問題がある、と見つめ直せるストリングだと思います。
例えば、スピン性能。
明らかにスピンを強調してくれるわけではない、だからこそ、「 オレ、スピン打ててる 」 という
勘違いがありません。
「 なぁんだ、こんな振りで打てちゃうんだ 」 という誤った判断が起きません。
“ 勘違いや誤判断は進歩の妨げ ” とするなら、このストリングの持つ役目は大きいと思います。
どうしたら、スピンサーブが高く跳ねる?
どう打てば、ベースラインでストンと落ちるエッグボールになる?
そんなふうにテクニックや正しいスイングを探求していけるので、総合的な技術の底上げや向上に
役立ってくれるストリングだと感じます。
そして、技量が上がれば上がっただけのボールが打てるようになり、
それを実感できるストリングだと思います。
◆トータルデザインを考える楽しさ
ところで、張るのにちょっと勇気のいりそうな“ 赤色 ” なわけですが・・・。
でもこれ、使い方ひとつで、アリだと思うんですよね。
ここまで真っ赤だと、どんなラケットにでもしっくりくるわけではなく、
ラケット本体のカラーとのバランスは吟味しなければなりません。
オレンジ系や青系のラケットに張ると、見慣れるのに少し時間がかかるかも・・・?
赤色主体のラケットに張っても・・・あ、これはご想像にお任せしますね。
一方、白と赤がベースカラーの ピュアストームGTシリーズ などは、より派手さが増しますが、
クッキリした色合いが引き立ち、なかなか良さそうです。
ヘッドの 白い YouTek Speed シリーズや、プリンスのEXO3 ホワイト100 などは、
ラケットとストリングがお互いを引き立たせてお似合いかもしれません。
また、やはりプリンスの新作 EXO3 イグナイトプロ98 は、白・赤・黒の配色バランスから、
レッドコードを張ると、かなりイケてる攻撃的なデザインになるのではないでしょうか。
(※EXO3 イグナイトプロ98 につきましては、Prince のホームページなどをご覧ください。)
同様に、↓ この様な配色のラケットに張っても、派手さの中に渋さも秘めた、
なかなか雰囲気のあるラケットに仕上がると思います。
というわけで、テクニファイバー の プロレッドコード、
本気で上達をめざす方に、小手先ではない技量の習得をうながしてくれる、
ノーマルでありながら、筋が一本通った役目を持っている、
ド派手な外観に反して、大真面目なストリングだと思います。
ストリング ( ガット ) の 評価 ・ インプレッション の 9 回目です。
Tecnifibre pro Redcode
テクニファイバー プロレッドコード
【 商品表記 】 耐久性に優れ、テンションロスが少ない食い付きの良い打感、
スピン性能に優れる。
【 素 材 】 ポリエステル
【 形 状 】 丸
【 構 造 】 モノフィラメント、特殊添加剤、特殊コーティング
【 ゲージ 】 1.20、 1.25 、 1.30
【オリジナル判定 最高は★5つ】
試行条件 : ストリングパターン 16×19。テンション 58。面サイズ 100。 ゲージは 125。
飛距離・・・・・・・・・★★★☆( 3.5 )
打球スピード・・・・★★★
スピン性・・・・・・・・★★★
コントロール性・・・★★★★
ソフト感・・・・・・・・・★★★
ホールド感・・・・・・★★☆ ( 2.5 )
↑ アグレッシブなプレーを引き立たせる、ハッキリとした “ 赤 ”
◆プロレッドコードの基本性能
打ってみると、ポリエステルストリングとしては、嫌な硬さや響きは感じません。
反発力は、どちらかといえば弱いほうなのですが、スウィートスポットで当てるだけのスイングを
してしまうと、反発力が全面に出て OUT してしまうストリング。
試合でビビって振り切れてない時や、相手の球がフワフワスローでタイミングがとりづらい場面で
強打してしまうと、ちょっと危険。
ただこの点は、ほとんどのストリングに言える事で、プロレッドコードに限ったことではありません。
スピン性能については、ごく普通というか、特別かかることも、かからないこともないと思います。
これ、ちょっとキーポイントなので、後述します。
コントロール性能は、高く感じます。弾き過ぎず、逆につかみ過ぎることもなく、
狙ったコース、狙った角度で飛んでくれます。
テンションにもよりますが、どちらかといえば、弾き系の部類に入ると思います。
◆飾らない、削らない、現在の技量を映し出すストリング
性能を総合的に見て、すごく似ているなぁと感じたのが、バボラのプロハリケーンツアーです。
プロハリケーンツアーよりも、やや反発力があり、微妙にソフトであり、コントロール性能は
ほぼ同等、スピン性能がほんの少し控えめではあるものの、総合的な打感や性能は、とても
近いと感じます。
したがって、プロハリツアー から レッドコード、あるいはレッドコード から プロハリツアー、
どちらから乗り換えるにしても、さほど違和感なく変えられるのではないでしょうか。
いずれもハッキリした色のストリングなので、ラケットカラーに合わせてチョイスするのも
良いかもしれません。
さて、そんな比較を抜きにして見た時、このプロレッドコード、私はすごく素直で忠実、
プレーヤーの技量を飾ることなく、削ることなく、そのままに出してくれるストリングだと感じます。
自分の打球が、ベースラインに収まらない、スピンがかからない、コントロールをつけられない、
スピードが出ない、ボールに重さがのらない・・・、だとしたら、それは自分のフォーム、自分の
スイングに問題がある、と見つめ直せるストリングだと思います。
例えば、スピン性能。
明らかにスピンを強調してくれるわけではない、だからこそ、「 オレ、スピン打ててる 」 という
勘違いがありません。
「 なぁんだ、こんな振りで打てちゃうんだ 」 という誤った判断が起きません。
“ 勘違いや誤判断は進歩の妨げ ” とするなら、このストリングの持つ役目は大きいと思います。
どうしたら、スピンサーブが高く跳ねる?
どう打てば、ベースラインでストンと落ちるエッグボールになる?
そんなふうにテクニックや正しいスイングを探求していけるので、総合的な技術の底上げや向上に
役立ってくれるストリングだと感じます。
そして、技量が上がれば上がっただけのボールが打てるようになり、
それを実感できるストリングだと思います。
◆トータルデザインを考える楽しさ
ところで、張るのにちょっと勇気のいりそうな“ 赤色 ” なわけですが・・・。
でもこれ、使い方ひとつで、アリだと思うんですよね。
ここまで真っ赤だと、どんなラケットにでもしっくりくるわけではなく、
ラケット本体のカラーとのバランスは吟味しなければなりません。
オレンジ系や青系のラケットに張ると、見慣れるのに少し時間がかかるかも・・・?
赤色主体のラケットに張っても・・・あ、これはご想像にお任せしますね。
一方、白と赤がベースカラーの ピュアストームGTシリーズ などは、より派手さが増しますが、
クッキリした色合いが引き立ち、なかなか良さそうです。
ヘッドの 白い YouTek Speed シリーズや、プリンスのEXO3 ホワイト100 などは、
ラケットとストリングがお互いを引き立たせてお似合いかもしれません。
また、やはりプリンスの新作 EXO3 イグナイトプロ98 は、白・赤・黒の配色バランスから、
レッドコードを張ると、かなりイケてる攻撃的なデザインになるのではないでしょうか。
(※EXO3 イグナイトプロ98 につきましては、Prince のホームページなどをご覧ください。)
同様に、↓ この様な配色のラケットに張っても、派手さの中に渋さも秘めた、
なかなか雰囲気のあるラケットに仕上がると思います。
というわけで、テクニファイバー の プロレッドコード、
本気で上達をめざす方に、小手先ではない技量の習得をうながしてくれる、
ノーマルでありながら、筋が一本通った役目を持っている、
ド派手な外観に反して、大真面目なストリングだと思います。
2010年07月16日
ナインティナインの岡村さんを心配しながら思うこと
ナインティナイン の岡村さんが、体調不良で無期限休養だそう。
先週、たまたま 「 めちゃ × 2 イケてるッ! 」 を見ていたら、
岡村さんが病院で点滴打ってる姿があって、どうしたのかと思っていたのですが、
5月から体調不良が続いていて、回復を図りつつ仕事をつづけたいたものの、
回復しきらず、休養することになったとのこと。
岡村さんといえば、ハードなテニス特訓にもチャレンジしましたし、
仕事の スケジュール も、デビュー当初からずーっと ハード で、
身体がついに悲鳴をあげてしまったのかもしれません。
忙しくても、自分の身体と向き合う時間を作っていかなきゃいけないんだろうなー
と、今回の一件であらためて思った次第です。
ひざの痛み、ひじの痛み、などなど、テニスで身体を酷使しての故障なども、
最小限におさえるための努力が必要で、
それは、しっかり自分の身体と会話するところから始まるんだと思います。
休ませるべきだと感じながら、テニスをやりたい気持ちから、無理してプレーして
痛める、悪化させる、回復を長引かせる・・・
そんな事にならないように、していきたいと思います。
みなさんも、どうぞ長く、楽しく、そして熱く! テニスに取り組むために、
身体との会話を大切にされてみてはいかがでしょうか。
先週、たまたま 「 めちゃ × 2 イケてるッ! 」 を見ていたら、
岡村さんが病院で点滴打ってる姿があって、どうしたのかと思っていたのですが、
5月から体調不良が続いていて、回復を図りつつ仕事をつづけたいたものの、
回復しきらず、休養することになったとのこと。
岡村さんといえば、ハードなテニス特訓にもチャレンジしましたし、
仕事の スケジュール も、デビュー当初からずーっと ハード で、
身体がついに悲鳴をあげてしまったのかもしれません。
忙しくても、自分の身体と向き合う時間を作っていかなきゃいけないんだろうなー
と、今回の一件であらためて思った次第です。
ひざの痛み、ひじの痛み、などなど、テニスで身体を酷使しての故障なども、
最小限におさえるための努力が必要で、
それは、しっかり自分の身体と会話するところから始まるんだと思います。
休ませるべきだと感じながら、テニスをやりたい気持ちから、無理してプレーして
痛める、悪化させる、回復を長引かせる・・・
そんな事にならないように、していきたいと思います。
みなさんも、どうぞ長く、楽しく、そして熱く! テニスに取り組むために、
身体との会話を大切にされてみてはいかがでしょうか。
2010年07月14日
~続編~ バボラ RPMブラスト の評価
今回の記事は、
前回のRPMブラストの感想記事後、継続使用して、あらたに感じた事の追記です。
RPMブラストの評価 ~続編~
電車内のガムの広告
噛むと やわらか ロッテの フィッツ! を見ていたら・・・
打つと やわらか バボラの ブラスト!
のフレーズが、浮かんできてしまいました・・・
確かに、このストリングの打感は、ポリでありながら、意外にも やわらかい。
RPMブラストの打感は、 Fit’s の食感に似ているっ!
あ、さすがに言い過ぎですか・・・
いや、そうとも言い切れない、何か相通じる やわらかさ があると思うんですよね。
さて・・・、
そんな折、ナダルの今年のウィンブルドンでのストリングのテンションが、
たまたま中継で映し出された映像から、縦糸 ・ 横糸ともに 25kg ( 約55ポンド ) と判明。
ナダルでさえ、55でしたか・・・。
ナダルのテンションは、以前のストリングでも 55前後という情報を耳に挟んでいましたが、
今回、ソフトフィーリングだからといって硬めに張り上げてはいない事がわかりました。
やはり、前回お伝えした通り、私が試した 58では、
性能を少しばかり発揮しづらかったかもしれませんね。
◆押さえておきたい RPMブラスト 3つの特長
RPMブラストについては、前回のインプレのあとも、引き続き色々なショットを
試しているところなのですが・・・、
① 速いスイングスピードで、ボールをなぞる様にこすり上げると、ボールを滑らせてしまい、
スピンがかかりにくい。
したがって、ボールをストリングにめり込ませる様な厚い当たりを意識したい。
② 球足が延び ( 「 伸び 」 ではありません ) がちな傾向にあり、アウトし易いので、
ストロークでの腕のたたみや、打ち放った後までコントロールする意識を持ちたい。
③ 基本的には全球、しっかりとしたスイングが必要なので、かなりのハードワークになる。
したがって、筋力とともに、長丁場を楽に乗り切る体力、打ち続ける持久力も必須。
といった3つの特長を感じる点に変化はありません。
ただ、前回から印象が変わった点が一つだけありますので追記することにしました。
それはコントロールに関して。
◆手の内に入れれば、コントロールは付けられる
前回は、ボールをとらえた時に、とらえたポイントだけでなく面全体のストリングが
たわむことから、自分にはコントロールしづらく感じたとお伝えしました。
しかし、扱い方のコツがわかってくると・・・、
言い換えると、ある意味モチッとした打感を上手に利用できるようになると、
かなりのピンポイントでベースラインの角や、アングルショットを狙い打ちできるようになる
ことが分かりました。
コツとは、「 乗せたまま、意思を持って押し出す 」 です。
ボールをミートしてから、とらえたまま 20cmくらい、狙いたいポイントへ向けて、
意識を持って押し出していく感じのスイングをしつつ、しっかり振り切る。
そうすると、狙った箇所へ打球が ツーッ と進んでいきます。
この感触、『 アエロプロドライブGT 試打 評価 インプレッション 』 の記事内で、
「 秘められた特性 」 として記した感覚と少し似ている感触です。
そんなわけで、このコツをつかめれば、
RPMブラストが持つコントロール性能を引き出せると思われ、
星2つとしていた前回のコントロール評価を少し上げることにしました。
コントロール性・・・★★★☆ ( 3.5 )
◆RPMブラストで、打ちづらいショットは…
また、相手が打ってきた浅く低いスライス ( 目の前にネットが近い状況ですね ) を、
ガシッと引っ掛けて高回転のスピンでネットを越えさせて打ち返す、
これはやはり、とてもやりづらいです。
テンションの高さもあるでしょうが、こうした状況ではラケットのスイング軌道的に
ボールを食い込ませづらいためです。
こうした場面では、ボールを滑らせてしまう性質が出易くなり、
思い通りにボールを操ることが難しいと思います。
前回推奨させていただいたテンション 53以下で、どこまで対応し易くなるかな、
といったところだと思います。
いずれにしても、ナダルのテンション 55。これは、このストリングを使う上で
非常に意味を持つ、無視できない数字だと感じています。
前回のRPMブラストの感想記事後、継続使用して、あらたに感じた事の追記です。
RPMブラストの評価 ~続編~
電車内のガムの広告
噛むと やわらか ロッテの フィッツ! を見ていたら・・・
打つと やわらか バボラの ブラスト!
のフレーズが、浮かんできてしまいました・・・
確かに、このストリングの打感は、ポリでありながら、意外にも やわらかい。
RPMブラストの打感は、 Fit’s の食感に似ているっ!
あ、さすがに言い過ぎですか・・・
いや、そうとも言い切れない、何か相通じる やわらかさ があると思うんですよね。
さて・・・、
そんな折、ナダルの今年のウィンブルドンでのストリングのテンションが、
たまたま中継で映し出された映像から、縦糸 ・ 横糸ともに 25kg ( 約55ポンド ) と判明。
ナダルでさえ、55でしたか・・・。
ナダルのテンションは、以前のストリングでも 55前後という情報を耳に挟んでいましたが、
今回、ソフトフィーリングだからといって硬めに張り上げてはいない事がわかりました。
やはり、前回お伝えした通り、私が試した 58では、
性能を少しばかり発揮しづらかったかもしれませんね。
◆押さえておきたい RPMブラスト 3つの特長
RPMブラストについては、前回のインプレのあとも、引き続き色々なショットを
試しているところなのですが・・・、
① 速いスイングスピードで、ボールをなぞる様にこすり上げると、ボールを滑らせてしまい、
スピンがかかりにくい。
したがって、ボールをストリングにめり込ませる様な厚い当たりを意識したい。
② 球足が延び ( 「 伸び 」 ではありません ) がちな傾向にあり、アウトし易いので、
ストロークでの腕のたたみや、打ち放った後までコントロールする意識を持ちたい。
③ 基本的には全球、しっかりとしたスイングが必要なので、かなりのハードワークになる。
したがって、筋力とともに、長丁場を楽に乗り切る体力、打ち続ける持久力も必須。
といった3つの特長を感じる点に変化はありません。
ただ、前回から印象が変わった点が一つだけありますので追記することにしました。
それはコントロールに関して。
◆手の内に入れれば、コントロールは付けられる
前回は、ボールをとらえた時に、とらえたポイントだけでなく面全体のストリングが
たわむことから、自分にはコントロールしづらく感じたとお伝えしました。
しかし、扱い方のコツがわかってくると・・・、
言い換えると、ある意味モチッとした打感を上手に利用できるようになると、
かなりのピンポイントでベースラインの角や、アングルショットを狙い打ちできるようになる
ことが分かりました。
コツとは、「 乗せたまま、意思を持って押し出す 」 です。
ボールをミートしてから、とらえたまま 20cmくらい、狙いたいポイントへ向けて、
意識を持って押し出していく感じのスイングをしつつ、しっかり振り切る。
そうすると、狙った箇所へ打球が ツーッ と進んでいきます。
この感触、『 アエロプロドライブGT 試打 評価 インプレッション 』 の記事内で、
「 秘められた特性 」 として記した感覚と少し似ている感触です。
そんなわけで、このコツをつかめれば、
RPMブラストが持つコントロール性能を引き出せると思われ、
星2つとしていた前回のコントロール評価を少し上げることにしました。
コントロール性・・・★★★☆ ( 3.5 )
◆RPMブラストで、打ちづらいショットは…
また、相手が打ってきた浅く低いスライス ( 目の前にネットが近い状況ですね ) を、
ガシッと引っ掛けて高回転のスピンでネットを越えさせて打ち返す、
これはやはり、とてもやりづらいです。
テンションの高さもあるでしょうが、こうした状況ではラケットのスイング軌道的に
ボールを食い込ませづらいためです。
こうした場面では、ボールを滑らせてしまう性質が出易くなり、
思い通りにボールを操ることが難しいと思います。
前回推奨させていただいたテンション 53以下で、どこまで対応し易くなるかな、
といったところだと思います。
いずれにしても、ナダルのテンション 55。これは、このストリングを使う上で
非常に意味を持つ、無視できない数字だと感じています。
2010年07月13日
地震雲?
編集作業をミスしたらしく、ストリングに関する記事が、崩れてしまいました。
数日中に整備します。(再掲載の様な形になりますが、お許し下さい。)
さて、
昨日の夕方、ちょっとゾッとする様な雲が出ていたので気になりました。
一点から棒状の雲が複数本立ち昇っているのが見られ、
他の雲が風に流れても、これらの雲は形を崩さずそのまま・・・
うそだろ・・・!?
これって、いわゆる 「 地震雲 」 ではないかと・・・。
今から遡ること5年・・・
一番初めに 「 雲 」 に異様さを感じたのは、
2005年の3月19日の13時半頃でした。
見上げると、青い空に白い筋状の雲が複数本、
ほぼ等間隔で並列しているのを見て、あら不思議! と思って
ケータイに収めたんです。
すると、翌20日の10時53分、
福岡県西方沖を震源とするマグニチュード 7.0の地震が発生。
偶然かもしれませんが、あまりにタイミングが合っていたので、
それからというもの 「 雲 」 の様子をたびたび気にするようになっていて、
その後も時々見つけては、警戒をしたり、友人に軽く 「 注意したほうがいいよ~ 」 とか
警戒を促したりしています。
ただ、こうした雲、
必ずしも見えた場所が震源地になるわけではなさそうで、
遠く離れた地域で発生したり、
また、翌日に地震が発生する事もあれば、およそ1ヶ月内に発生する事もあり、
はたまた、地震など起きなかったり・・・
因果関係はビミョーか? とも思ってしまうのですが、
警戒するにこした事はない、ということで、
気になる雲を見つけた時には、
非難バッグを確かめたり、枕元に懐中電灯を用意したり・・・
なんて事をしています。
気象による単なる変わり雲の場合もあり、
実際、毎日の様に空を眺めていると、あれれ? と思う様な雲を見る事も少なくないわけで。
いずれにしても、もしもの時のために、できる対策はとっておきたいものですね。
数日中に整備します。(再掲載の様な形になりますが、お許し下さい。)
さて、
昨日の夕方、ちょっとゾッとする様な雲が出ていたので気になりました。
一点から棒状の雲が複数本立ち昇っているのが見られ、
他の雲が風に流れても、これらの雲は形を崩さずそのまま・・・
うそだろ・・・!?
これって、いわゆる 「 地震雲 」 ではないかと・・・。
今から遡ること5年・・・
一番初めに 「 雲 」 に異様さを感じたのは、
2005年の3月19日の13時半頃でした。
見上げると、青い空に白い筋状の雲が複数本、
ほぼ等間隔で並列しているのを見て、あら不思議! と思って
ケータイに収めたんです。
すると、翌20日の10時53分、
福岡県西方沖を震源とするマグニチュード 7.0の地震が発生。
偶然かもしれませんが、あまりにタイミングが合っていたので、
それからというもの 「 雲 」 の様子をたびたび気にするようになっていて、
その後も時々見つけては、警戒をしたり、友人に軽く 「 注意したほうがいいよ~ 」 とか
警戒を促したりしています。
ただ、こうした雲、
必ずしも見えた場所が震源地になるわけではなさそうで、
遠く離れた地域で発生したり、
また、翌日に地震が発生する事もあれば、およそ1ヶ月内に発生する事もあり、
はたまた、地震など起きなかったり・・・
因果関係はビミョーか? とも思ってしまうのですが、
警戒するにこした事はない、ということで、
気になる雲を見つけた時には、
非難バッグを確かめたり、枕元に懐中電灯を用意したり・・・
なんて事をしています。
気象による単なる変わり雲の場合もあり、
実際、毎日の様に空を眺めていると、あれれ? と思う様な雲を見る事も少なくないわけで。
いずれにしても、もしもの時のために、できる対策はとっておきたいものですね。
2010年07月12日
ストリング感想 ⑧ バボラ RPMブラスト の評価
ストリング 感想 ⑧
ストリング ( ガット ) の 評価 ・ インプレッション の 8 回目です。
BABOLAT RPMブラスト
【 商品表記 】 オクタゴナル形状でスピンを強化し比類なき打球感を実現した
最新ポリエステルストリング。
【 素 材 】 高性能ポリエステル ( モノ )
【 形 状 】 オクタゴナル
【 構 造 】 高性能ポリエステル ( モノ ) + シリコンコーティング
【 ゲージ 】 1.25 、 1.30
【オリジナル判定 最高は★5つ】
試行条件 : ストリングパターン 16×19。テンション 58。面サイズ 100。 ゲージは 125。
飛距離・・・・・・・・・★★★☆( 3.5 )
打球スピード・・・・★★☆ ( 2.5 )
スピン性・・・・・・・・★★☆ ( 2.5 )
コントロール性・・・★★
ソフト感・・・・・・・・・★★★★☆ ( 4.5 )
ホールド感・・・・・・★★★
◆話題独占のバボラブラック
あのナダルのストリングが、目立つ黄色から黒色に変わった。
その時点から囁かれ始めた 「 あのストリングは何だ? 」 。
そして、そのストリングでナダルは、全仏を見事に優勝。
否が応でも高まる注目。
やがてそれは、ナダルがバボラと共同開発した最新のストリングだと知らされ、
発売前から前評判は最高潮に。
そして、ついに発売。
私がストリング張りをお願いしているお店でも、入荷と同時に類を見ない勢いで注文が
入り、ポリとしては高めの価格ながら、2日目にして在庫切れの心配をする程の好調な
スタートを切ったようです。
「 パワーとスピンを強化し、比類なき打球感を実現 」 と謳われては、期待は膨らむばかり。
張り上がってみると、↓ こんな感じです。
画像で伝わるか微妙ですが、真っ黒な ピュアブラック とは違う、
限りなく黒色に近い灰色と言ったらよいでしょうか。
そして、「 なんかツルツルして光沢があるなぁ、ボールがすべっちゃいそう 」 な感じです。
◆振動止めがいらない程のソフトフィーリング
打ち始めの1球目から、柔らかさを感じます。普段、振動止めを欠かさない方でも、
ソフトになり過ぎる心配から、外したい衝動にかられるかもしれません。
ただし、このソフトなフィーリングというのは、
例えばエクセルパワーの様に、ピンポイントでストリングがたわむフィーリングではなく、
面全体のストリングが たわむ感覚。
この点、ピンポイントのたわみ、ボールホールドに慣れている私には、非常にコントロールが
付けずらく感じました。
そして、弾き返すまでの時間は、エクセルパワーより、わずかながら長くかかります。
ただこれは、弾き系が好みの方でも対処可能な範囲に収まるのではないかと思います。
また、面全体がソフトフィーリングなので、スウィートスポットの範囲は、
例えば、同じラケットに同じテンションでプロハリケーンツアーを張った場合と比べて、
広く感じられます。
◆過度の期待は禁物! プロ仕様のスピン性能
かつてない驚愕のスピンが手に入る! と勝手に期待していた私。
でも、打ち出してみると、どうもスピンのかかりが良くありません。
良くないというより、かなり悪い。
まず、フラットストロークで球の落ちが鈍い。
ベースライン際でストンと落ちるのがウリのストロークが、落ちないんです。
だらしなく伸びて、アウト。キレが感じられない打球。
何だ、これ・・・?
「 間違えて別のストリング張ったんじゃ・・・ ? 最近黒系ストリング増えてきたし 」 と、
ストリングに商品名の文字を探してしまった程、期待とは大違いの感触だったのです。
こすり上げるスピンでも同じ。
バウンド後の跳ね上がりが弱く、スピン系ではないストリングよりも弾まないくらい。
どういことだ・・・?
疑問と失望感が湧き上がってくる中、
それまでよりもボールを潰す様な MAX のハードヒットを意識して打ってみたところ、
ボールが伸びを見せ、ベースラインぎりぎりで ギュイン! と落ち始めました。
そういうことか!
このストリングは、かなりのハードヒット、それこしボールが破裂するんじゃないか?
くらいの打ち方をしてこそ、能力を発揮するストリングらしいのです。
ナダル、ソンガ ( ツォンガ )、ストーサーらが使用するのも、うなずけます。
彼らほどのパワーヒットなら、このストリングの特色を最大限に引き出せるのでしょう。
しかも、ソフトフィーリングなので、過酷なツアーを戦い続ける彼らのヒジに優しい。
しかしこれ、一般プレーヤーが使ってどうなんでしょう?
引き出せないんじゃないでしょうか・・・。
少々のハードヒッター程度では、期待するような球を繰り出せる数は、わずかではないかと。
一般プレーヤーながら、自他共に認める怪物級のパワーを持ち、「 ボールクラッシャー 」 の
異名を持つ様な人なら、味方になってくれるストリングかもしれませんが、
実は使いこなすのが易しそうで難しい、プロ仕様のストリングの印象を持ちました。
下手をすると、ストリングの能力を引き出すために無理をする → 筋肉や ヒジ を痛める・・・
なんて本末転倒なことにもなりかねません。
◆それでも使いたい場合は・・・
そこまでのパワーはないけれど、でもどうしても使いたいんだ! という場合には、
53以下のテンションをお勧めします。
ツルツルした光沢、これはシリコンコーティングによるもの。
これにより、「 ストリングのスライド性を向上し、インパクト時に効果的にストリングがスライドし、
ボールに強い回転を与える 」 と謳っています。
この効果、ボールの接触時間が長いほど有効。
テンションを落として、ストリングがボールにまとわりついている時間を長くしたいところ。
また、面にボールがしっかりと乗っているのを感じながら打つこともポイントになるでしょう。
この点、パンッと弾き飛ばすのが好みの方には、じれったさを抑えるのに苦労するところと
いえそうです。
こすり上げるスピンも、むしろスイングスピードが遅いほうが有効。
スイングスピードが速く、テンションが高め ( 57以上 ) だと、
ストリングがうまい具合にスライドしてくれず、本来、ストリングをスライドさせるための加工
であるツルツルのシリコンコーティングが、捉えたボールをつかまずに、ツルンッと滑らせて
しまう様なのです。
つまり、スイングスピードが速いだけでは、かえってマイナス。
速いスイングスピードで行くなら、自らボールをラケットに食い込ませる程の強烈なパワーも
兼備していないと、持ち味を発揮出来ないと思われます。
手を焼くのは、ストロークのみならず、サービスも。
ボールの回転量を上げようと、ボールをこするスイングスピード上げると、かえって回転が
かかりません。
曲がらない、跳ねない、もしくはサービスライン内に落ちてくれない・・・。
技術の未熟さは認めましょう、しかしながら同じラケット、同じテンションで
プロハリケーンツアー や デビルスピン、スタミナスピン を張ったなら、
こうはならないのも事実です。
しかし、この点も、テンション 53以下ならば、違った回転量、違った軌道を見せてくれるかも
しれません。
尚、ストローク時のスライスは、ストリングとボールの接触時間が長いためでしょう、
58のテンションでも、よく止まる、戻る、左にクイッと切れる、伸びる・・・
想像以上の変化を見せてくれました。
この部分は、とても捨てがたい所です。
スライスを主体に組み立てる方は、上手い使い方があるかもしれません。
最後にひとつだけ・・・、
オクタゴナル形状 や 高性能ポリ( モノ ) など、構造が同じことから、
プロハリケーンツアーを黒色にしてスピン性能などをさらに強化した
グレードアップ版だろうかとイメージされている方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、そうではなく、似ても似つかない全く別のストリングと考えるべきだと、私は思います。
※ このインプレッションには、引き続き使用しての“続編”があります。
RPMブラストの評価・感想 ~続編~は、こちらからご覧いただけます。
ストリング ( ガット ) の 評価 ・ インプレッション の 8 回目です。
BABOLAT RPMブラスト
【 商品表記 】 オクタゴナル形状でスピンを強化し比類なき打球感を実現した
最新ポリエステルストリング。
【 素 材 】 高性能ポリエステル ( モノ )
【 形 状 】 オクタゴナル
【 構 造 】 高性能ポリエステル ( モノ ) + シリコンコーティング
【 ゲージ 】 1.25 、 1.30
【オリジナル判定 最高は★5つ】
試行条件 : ストリングパターン 16×19。テンション 58。面サイズ 100。 ゲージは 125。
飛距離・・・・・・・・・★★★☆( 3.5 )
打球スピード・・・・★★☆ ( 2.5 )
スピン性・・・・・・・・★★☆ ( 2.5 )
コントロール性・・・★★
ソフト感・・・・・・・・・★★★★☆ ( 4.5 )
ホールド感・・・・・・★★★
◆話題独占のバボラブラック
あのナダルのストリングが、目立つ黄色から黒色に変わった。
その時点から囁かれ始めた 「 あのストリングは何だ? 」 。
そして、そのストリングでナダルは、全仏を見事に優勝。
否が応でも高まる注目。
やがてそれは、ナダルがバボラと共同開発した最新のストリングだと知らされ、
発売前から前評判は最高潮に。
そして、ついに発売。
私がストリング張りをお願いしているお店でも、入荷と同時に類を見ない勢いで注文が
入り、ポリとしては高めの価格ながら、2日目にして在庫切れの心配をする程の好調な
スタートを切ったようです。
「 パワーとスピンを強化し、比類なき打球感を実現 」 と謳われては、期待は膨らむばかり。
張り上がってみると、↓ こんな感じです。
画像で伝わるか微妙ですが、真っ黒な ピュアブラック とは違う、
限りなく黒色に近い灰色と言ったらよいでしょうか。
そして、「 なんかツルツルして光沢があるなぁ、ボールがすべっちゃいそう 」 な感じです。
◆振動止めがいらない程のソフトフィーリング
打ち始めの1球目から、柔らかさを感じます。普段、振動止めを欠かさない方でも、
ソフトになり過ぎる心配から、外したい衝動にかられるかもしれません。
ただし、このソフトなフィーリングというのは、
例えばエクセルパワーの様に、ピンポイントでストリングがたわむフィーリングではなく、
面全体のストリングが たわむ感覚。
この点、ピンポイントのたわみ、ボールホールドに慣れている私には、非常にコントロールが
付けずらく感じました。
そして、弾き返すまでの時間は、エクセルパワーより、わずかながら長くかかります。
ただこれは、弾き系が好みの方でも対処可能な範囲に収まるのではないかと思います。
また、面全体がソフトフィーリングなので、スウィートスポットの範囲は、
例えば、同じラケットに同じテンションでプロハリケーンツアーを張った場合と比べて、
広く感じられます。
◆過度の期待は禁物! プロ仕様のスピン性能
かつてない驚愕のスピンが手に入る! と勝手に期待していた私。
でも、打ち出してみると、どうもスピンのかかりが良くありません。
良くないというより、かなり悪い。
まず、フラットストロークで球の落ちが鈍い。
ベースライン際でストンと落ちるのがウリのストロークが、落ちないんです。
だらしなく伸びて、アウト。キレが感じられない打球。
何だ、これ・・・?
「 間違えて別のストリング張ったんじゃ・・・ ? 最近黒系ストリング増えてきたし 」 と、
ストリングに商品名の文字を探してしまった程、期待とは大違いの感触だったのです。
こすり上げるスピンでも同じ。
バウンド後の跳ね上がりが弱く、スピン系ではないストリングよりも弾まないくらい。
どういことだ・・・?
疑問と失望感が湧き上がってくる中、
それまでよりもボールを潰す様な MAX のハードヒットを意識して打ってみたところ、
ボールが伸びを見せ、ベースラインぎりぎりで ギュイン! と落ち始めました。
そういうことか!
このストリングは、かなりのハードヒット、それこしボールが破裂するんじゃないか?
くらいの打ち方をしてこそ、能力を発揮するストリングらしいのです。
ナダル、ソンガ ( ツォンガ )、ストーサーらが使用するのも、うなずけます。
彼らほどのパワーヒットなら、このストリングの特色を最大限に引き出せるのでしょう。
しかも、ソフトフィーリングなので、過酷なツアーを戦い続ける彼らのヒジに優しい。
しかしこれ、一般プレーヤーが使ってどうなんでしょう?
引き出せないんじゃないでしょうか・・・。
少々のハードヒッター程度では、期待するような球を繰り出せる数は、わずかではないかと。
一般プレーヤーながら、自他共に認める怪物級のパワーを持ち、「 ボールクラッシャー 」 の
異名を持つ様な人なら、味方になってくれるストリングかもしれませんが、
実は使いこなすのが易しそうで難しい、プロ仕様のストリングの印象を持ちました。
下手をすると、ストリングの能力を引き出すために無理をする → 筋肉や ヒジ を痛める・・・
なんて本末転倒なことにもなりかねません。
◆それでも使いたい場合は・・・
そこまでのパワーはないけれど、でもどうしても使いたいんだ! という場合には、
53以下のテンションをお勧めします。
ツルツルした光沢、これはシリコンコーティングによるもの。
これにより、「 ストリングのスライド性を向上し、インパクト時に効果的にストリングがスライドし、
ボールに強い回転を与える 」 と謳っています。
この効果、ボールの接触時間が長いほど有効。
テンションを落として、ストリングがボールにまとわりついている時間を長くしたいところ。
また、面にボールがしっかりと乗っているのを感じながら打つこともポイントになるでしょう。
この点、パンッと弾き飛ばすのが好みの方には、じれったさを抑えるのに苦労するところと
いえそうです。
こすり上げるスピンも、むしろスイングスピードが遅いほうが有効。
スイングスピードが速く、テンションが高め ( 57以上 ) だと、
ストリングがうまい具合にスライドしてくれず、本来、ストリングをスライドさせるための加工
であるツルツルのシリコンコーティングが、捉えたボールをつかまずに、ツルンッと滑らせて
しまう様なのです。
つまり、スイングスピードが速いだけでは、かえってマイナス。
速いスイングスピードで行くなら、自らボールをラケットに食い込ませる程の強烈なパワーも
兼備していないと、持ち味を発揮出来ないと思われます。
手を焼くのは、ストロークのみならず、サービスも。
ボールの回転量を上げようと、ボールをこするスイングスピード上げると、かえって回転が
かかりません。
曲がらない、跳ねない、もしくはサービスライン内に落ちてくれない・・・。
技術の未熟さは認めましょう、しかしながら同じラケット、同じテンションで
プロハリケーンツアー や デビルスピン、スタミナスピン を張ったなら、
こうはならないのも事実です。
しかし、この点も、テンション 53以下ならば、違った回転量、違った軌道を見せてくれるかも
しれません。
尚、ストローク時のスライスは、ストリングとボールの接触時間が長いためでしょう、
58のテンションでも、よく止まる、戻る、左にクイッと切れる、伸びる・・・
想像以上の変化を見せてくれました。
この部分は、とても捨てがたい所です。
スライスを主体に組み立てる方は、上手い使い方があるかもしれません。
最後にひとつだけ・・・、
オクタゴナル形状 や 高性能ポリ( モノ ) など、構造が同じことから、
プロハリケーンツアーを黒色にしてスピン性能などをさらに強化した
グレードアップ版だろうかとイメージされている方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、そうではなく、似ても似つかない全く別のストリングと考えるべきだと、私は思います。
※ このインプレッションには、引き続き使用しての“続編”があります。
RPMブラストの評価・感想 ~続編~は、こちらからご覧いただけます。
2010年07月05日
そうだ、鎌倉行こう ~あじさい 長谷寺編~
次は、「 長谷寺 」 へ行きましょう。
「 極楽寺 」 駅から、鎌倉方面へ 1つ戻ると 「 長谷駅 」。
ここから 6分ほど歩くと 「 長谷寺 」 があります。
入場料 ( 入山料 ) は、300円。
チケット購入窓口で 「 のりおくん 」 を提示すると、粗品がもらえるらしいです。
自分は、あとで知ったので、何がもらえるのかはわかりません・・・。
さて、入場すると、あじさいの群生する山の手前に、池があり、そこにも菖蒲など
様々な花が咲いています。
あじさいへと気が急くところですが、ここもじっくり眺めたいですね。
そして、いよいよ あじさい。
「 成就院 」 の目玉が、「 あじさい 」 と 「 由比ヶ浜 」 の美しくてのどかな
ロケーションなら、
「 長谷寺 」 での一番の見所は、ここではないでしょうか。
「 竹 」 と 「 あじさい 」 と 「 輪蔵の屋根 」 の競演。
この風景、思わず 「 すごい 」 と声が出てしまいます。
散策路に沿って登って行くと、
いろいろな種類のあじさいが群生しています。
そして、こちら↓。 『 アナベル 』 という名前だそう。
↓この景色、癒されます・・・。
実は長谷寺からも、海が見えるんです。
「 あじさい 」 と 「 街並み 」 と 「 海 」。 いいなぁ・・・。
休日は、何をおいてもまずテニス、で来たわけですが、
たまには、練習を休んででも、こういう景色を見に行くのも大事かなぁ、と
しみじみ思いました。
そして、江ノ電沿線、まだまだ色々見所がありそうです。
今回、時間が足りずに行けなかった和食処や海辺のレストランも、
また機会をあらためて行ってみたいと思います。
みなさんも、素敵な癒しの時間をお過ごしください。
●そうだ、鎌倉行こう ~あじさい 成就院編~は、こちらをご覧ください。
(以下、2010年7月7日追記)
※2010年の鎌倉のあじさいの名所の鑑賞期間は、ほぼ終了し、
7月5日から各所で刈り込み、剪定作業が始まっています。
また、来年、見る人の心を ひとときでも癒してほしいと思います。
「 極楽寺 」 駅から、鎌倉方面へ 1つ戻ると 「 長谷駅 」。
ここから 6分ほど歩くと 「 長谷寺 」 があります。
入場料 ( 入山料 ) は、300円。
チケット購入窓口で 「 のりおくん 」 を提示すると、粗品がもらえるらしいです。
自分は、あとで知ったので、何がもらえるのかはわかりません・・・。
さて、入場すると、あじさいの群生する山の手前に、池があり、そこにも菖蒲など
様々な花が咲いています。
あじさいへと気が急くところですが、ここもじっくり眺めたいですね。
そして、いよいよ あじさい。
「 成就院 」 の目玉が、「 あじさい 」 と 「 由比ヶ浜 」 の美しくてのどかな
ロケーションなら、
「 長谷寺 」 での一番の見所は、ここではないでしょうか。
「 竹 」 と 「 あじさい 」 と 「 輪蔵の屋根 」 の競演。
この風景、思わず 「 すごい 」 と声が出てしまいます。
散策路に沿って登って行くと、
いろいろな種類のあじさいが群生しています。
そして、こちら↓。 『 アナベル 』 という名前だそう。
↓この景色、癒されます・・・。
実は長谷寺からも、海が見えるんです。
「 あじさい 」 と 「 街並み 」 と 「 海 」。 いいなぁ・・・。
休日は、何をおいてもまずテニス、で来たわけですが、
たまには、練習を休んででも、こういう景色を見に行くのも大事かなぁ、と
しみじみ思いました。
そして、江ノ電沿線、まだまだ色々見所がありそうです。
今回、時間が足りずに行けなかった和食処や海辺のレストランも、
また機会をあらためて行ってみたいと思います。
みなさんも、素敵な癒しの時間をお過ごしください。
●そうだ、鎌倉行こう ~あじさい 成就院編~は、こちらをご覧ください。
(以下、2010年7月7日追記)
※2010年の鎌倉のあじさいの名所の鑑賞期間は、ほぼ終了し、
7月5日から各所で刈り込み、剪定作業が始まっています。
また、来年、見る人の心を ひとときでも癒してほしいと思います。
2010年07月02日
そうだ、鎌倉行こう ~あじさい 成就院 編~
テニスの前フリは無しで、今日は、鎌倉のあじさいレポートで。
「 東京駅 」 から横須賀線に乗り込めば、57分で 「 鎌倉駅 」に到着。
見所はいろいろあれど、今回は、江ノ電沿線のあじさいの名所へ。
江ノ電を2駅以上乗り降りする予定なら、一日乗車券の 「 のりおくん 」
が便利。毎回、切符を買う手間が省けますし、そう多くはないものの
いくつかの特典も受けられるので、お得感もあります。
「 のりおくん 」 は、おとな580円、こども290円。
◆江ノ島電鉄 一日乗車券 のりおくん のごあんない
↑鎌倉駅西口の券売機 ↑江ノ電20形
まずは、「 成就院 」 に行きましょう。
「 鎌倉駅 」 から 江ノ電で 4つめの 「 極楽寺駅 」 へ。
小さな駅ですが、周囲に緑が多く、駅の下を流れる水も心地良い音色。
ホームのベンチに、しばし腰掛けていると癒されそう。
駅名看板の背景にもあじさいが見えます。
「 極楽寺 」 駅から 「 成就院 」 へは、歩いて 5分程。
ゆるやかな階段を上がって境内に入っていくと、様々な色や形の
あじさいが迎えてくれます。
初めて目にするようなものがあったり、大きさにびっくりしたり。
そして、「 成就院 」 のあじさいといえば、これ、この風景。
両サイドを彩るあじさいの彼方に見えるは由比ヶ浜。
砂浜に寄せる波の音まで聞こえてきそうです。
●そうだ、鎌倉行こう ~あじさい 長谷寺 編~ は、こちらをご覧ください。
(以下、2010年7月7日追記)
※2010年の鎌倉のあじさいの名所の鑑賞期間は、ほぼ終了し、
7月5日から各所で刈り込み、剪定作業が始まっています。
また、来年、大きくきれいに咲いてほしいと思います。
「 東京駅 」 から横須賀線に乗り込めば、57分で 「 鎌倉駅 」に到着。
見所はいろいろあれど、今回は、江ノ電沿線のあじさいの名所へ。
江ノ電を2駅以上乗り降りする予定なら、一日乗車券の 「 のりおくん 」
が便利。毎回、切符を買う手間が省けますし、そう多くはないものの
いくつかの特典も受けられるので、お得感もあります。
「 のりおくん 」 は、おとな580円、こども290円。
◆江ノ島電鉄 一日乗車券 のりおくん のごあんない
↑鎌倉駅西口の券売機 ↑江ノ電20形
まずは、「 成就院 」 に行きましょう。
「 鎌倉駅 」 から 江ノ電で 4つめの 「 極楽寺駅 」 へ。
小さな駅ですが、周囲に緑が多く、駅の下を流れる水も心地良い音色。
ホームのベンチに、しばし腰掛けていると癒されそう。
駅名看板の背景にもあじさいが見えます。
「 極楽寺 」 駅から 「 成就院 」 へは、歩いて 5分程。
ゆるやかな階段を上がって境内に入っていくと、様々な色や形の
あじさいが迎えてくれます。
初めて目にするようなものがあったり、大きさにびっくりしたり。
そして、「 成就院 」 のあじさいといえば、これ、この風景。
両サイドを彩るあじさいの彼方に見えるは由比ヶ浜。
砂浜に寄せる波の音まで聞こえてきそうです。
●そうだ、鎌倉行こう ~あじさい 長谷寺 編~ は、こちらをご覧ください。
(以下、2010年7月7日追記)
※2010年の鎌倉のあじさいの名所の鑑賞期間は、ほぼ終了し、
7月5日から各所で刈り込み、剪定作業が始まっています。
また、来年、大きくきれいに咲いてほしいと思います。