2010年07月14日
~続編~ バボラ RPMブラスト の評価
今回の記事は、
前回のRPMブラストの感想記事後、継続使用して、あらたに感じた事の追記です。
RPMブラストの評価 ~続編~
電車内のガムの広告
噛むと やわらか ロッテの フィッツ! を見ていたら・・・
打つと やわらか バボラの ブラスト!
のフレーズが、浮かんできてしまいました・・・
確かに、このストリングの打感は、ポリでありながら、意外にも やわらかい。
RPMブラストの打感は、 Fit’s の食感に似ているっ!
あ、さすがに言い過ぎですか・・・
いや、そうとも言い切れない、何か相通じる やわらかさ があると思うんですよね。
さて・・・、
そんな折、ナダルの今年のウィンブルドンでのストリングのテンションが、
たまたま中継で映し出された映像から、縦糸 ・ 横糸ともに 25kg ( 約55ポンド ) と判明。
ナダルでさえ、55でしたか・・・。
ナダルのテンションは、以前のストリングでも 55前後という情報を耳に挟んでいましたが、
今回、ソフトフィーリングだからといって硬めに張り上げてはいない事がわかりました。
やはり、前回お伝えした通り、私が試した 58では、
性能を少しばかり発揮しづらかったかもしれませんね。
◆押さえておきたい RPMブラスト 3つの特長
RPMブラストについては、前回のインプレのあとも、引き続き色々なショットを
試しているところなのですが・・・、
① 速いスイングスピードで、ボールをなぞる様にこすり上げると、ボールを滑らせてしまい、
スピンがかかりにくい。
したがって、ボールをストリングにめり込ませる様な厚い当たりを意識したい。
② 球足が延び ( 「 伸び 」 ではありません ) がちな傾向にあり、アウトし易いので、
ストロークでの腕のたたみや、打ち放った後までコントロールする意識を持ちたい。
③ 基本的には全球、しっかりとしたスイングが必要なので、かなりのハードワークになる。
したがって、筋力とともに、長丁場を楽に乗り切る体力、打ち続ける持久力も必須。
といった3つの特長を感じる点に変化はありません。
ただ、前回から印象が変わった点が一つだけありますので追記することにしました。
それはコントロールに関して。
◆手の内に入れれば、コントロールは付けられる
前回は、ボールをとらえた時に、とらえたポイントだけでなく面全体のストリングが
たわむことから、自分にはコントロールしづらく感じたとお伝えしました。
しかし、扱い方のコツがわかってくると・・・、
言い換えると、ある意味モチッとした打感を上手に利用できるようになると、
かなりのピンポイントでベースラインの角や、アングルショットを狙い打ちできるようになる
ことが分かりました。
コツとは、「 乗せたまま、意思を持って押し出す 」 です。
ボールをミートしてから、とらえたまま 20cmくらい、狙いたいポイントへ向けて、
意識を持って押し出していく感じのスイングをしつつ、しっかり振り切る。
そうすると、狙った箇所へ打球が ツーッ と進んでいきます。
この感触、『 アエロプロドライブGT 試打 評価 インプレッション 』 の記事内で、
「 秘められた特性 」 として記した感覚と少し似ている感触です。
そんなわけで、このコツをつかめれば、
RPMブラストが持つコントロール性能を引き出せると思われ、
星2つとしていた前回のコントロール評価を少し上げることにしました。
コントロール性・・・★★★☆ ( 3.5 )
◆RPMブラストで、打ちづらいショットは…
また、相手が打ってきた浅く低いスライス ( 目の前にネットが近い状況ですね ) を、
ガシッと引っ掛けて高回転のスピンでネットを越えさせて打ち返す、
これはやはり、とてもやりづらいです。
テンションの高さもあるでしょうが、こうした状況ではラケットのスイング軌道的に
ボールを食い込ませづらいためです。
こうした場面では、ボールを滑らせてしまう性質が出易くなり、
思い通りにボールを操ることが難しいと思います。
前回推奨させていただいたテンション 53以下で、どこまで対応し易くなるかな、
といったところだと思います。
いずれにしても、ナダルのテンション 55。これは、このストリングを使う上で
非常に意味を持つ、無視できない数字だと感じています。
前回のRPMブラストの感想記事後、継続使用して、あらたに感じた事の追記です。
RPMブラストの評価 ~続編~
電車内のガムの広告
噛むと やわらか ロッテの フィッツ! を見ていたら・・・
打つと やわらか バボラの ブラスト!
のフレーズが、浮かんできてしまいました・・・
確かに、このストリングの打感は、ポリでありながら、意外にも やわらかい。
RPMブラストの打感は、 Fit’s の食感に似ているっ!
あ、さすがに言い過ぎですか・・・
いや、そうとも言い切れない、何か相通じる やわらかさ があると思うんですよね。
さて・・・、
そんな折、ナダルの今年のウィンブルドンでのストリングのテンションが、
たまたま中継で映し出された映像から、縦糸 ・ 横糸ともに 25kg ( 約55ポンド ) と判明。
ナダルでさえ、55でしたか・・・。
ナダルのテンションは、以前のストリングでも 55前後という情報を耳に挟んでいましたが、
今回、ソフトフィーリングだからといって硬めに張り上げてはいない事がわかりました。
やはり、前回お伝えした通り、私が試した 58では、
性能を少しばかり発揮しづらかったかもしれませんね。
◆押さえておきたい RPMブラスト 3つの特長
RPMブラストについては、前回のインプレのあとも、引き続き色々なショットを
試しているところなのですが・・・、
① 速いスイングスピードで、ボールをなぞる様にこすり上げると、ボールを滑らせてしまい、
スピンがかかりにくい。
したがって、ボールをストリングにめり込ませる様な厚い当たりを意識したい。
② 球足が延び ( 「 伸び 」 ではありません ) がちな傾向にあり、アウトし易いので、
ストロークでの腕のたたみや、打ち放った後までコントロールする意識を持ちたい。
③ 基本的には全球、しっかりとしたスイングが必要なので、かなりのハードワークになる。
したがって、筋力とともに、長丁場を楽に乗り切る体力、打ち続ける持久力も必須。
といった3つの特長を感じる点に変化はありません。
ただ、前回から印象が変わった点が一つだけありますので追記することにしました。
それはコントロールに関して。
◆手の内に入れれば、コントロールは付けられる
前回は、ボールをとらえた時に、とらえたポイントだけでなく面全体のストリングが
たわむことから、自分にはコントロールしづらく感じたとお伝えしました。
しかし、扱い方のコツがわかってくると・・・、
言い換えると、ある意味モチッとした打感を上手に利用できるようになると、
かなりのピンポイントでベースラインの角や、アングルショットを狙い打ちできるようになる
ことが分かりました。
コツとは、「 乗せたまま、意思を持って押し出す 」 です。
ボールをミートしてから、とらえたまま 20cmくらい、狙いたいポイントへ向けて、
意識を持って押し出していく感じのスイングをしつつ、しっかり振り切る。
そうすると、狙った箇所へ打球が ツーッ と進んでいきます。
この感触、『 アエロプロドライブGT 試打 評価 インプレッション 』 の記事内で、
「 秘められた特性 」 として記した感覚と少し似ている感触です。
そんなわけで、このコツをつかめれば、
RPMブラストが持つコントロール性能を引き出せると思われ、
星2つとしていた前回のコントロール評価を少し上げることにしました。
コントロール性・・・★★★☆ ( 3.5 )
◆RPMブラストで、打ちづらいショットは…
また、相手が打ってきた浅く低いスライス ( 目の前にネットが近い状況ですね ) を、
ガシッと引っ掛けて高回転のスピンでネットを越えさせて打ち返す、
これはやはり、とてもやりづらいです。
テンションの高さもあるでしょうが、こうした状況ではラケットのスイング軌道的に
ボールを食い込ませづらいためです。
こうした場面では、ボールを滑らせてしまう性質が出易くなり、
思い通りにボールを操ることが難しいと思います。
前回推奨させていただいたテンション 53以下で、どこまで対応し易くなるかな、
といったところだと思います。
いずれにしても、ナダルのテンション 55。これは、このストリングを使う上で
非常に意味を持つ、無視できない数字だと感じています。