2009年07月03日
ロディックがマレーに勝つには?
セリーナ vs デメンティエワ
6-7 7-5 8-6 のスコアに違わぬ熱戦でした(フェデラー vs カルロビッチの 6-3 7-5 7-6 は、スコアが示すよりフェデラーの上手さと強さが際立った試合でしたが)。
WOWOW ウィンブルドンのナビゲーター 石黒さんは、「正直、デメンティエワが、セリーナを相手にあそこまでやれると思わなかった」といったコメントをしていましたが、失言でしょう。両者のこれまでのプレーを見て、実力を判断しての発言だとしたら彼の目は節穴ですね。
それはともかく、1度はマッチポイントを握ったデメンティエワは、本当に惜しかったと思いますし、ファンである自分としても非常に残念でしたが、握手する時の彼女の笑顔で救われた気がします。
全力を注いだひたむきなプレーに魅了された方も多かったのではないでしょうか。少しファンが増えたかも?
さて、今日は男子の準決勝。
私が今年のウインブルドンで夢見ているのは、フェデラーとロディックが決勝に進み、ロディックが 2004 年と 2005 年の決勝で敗れた悔しさを遂に晴らす、という筋書きです。(ハース、マレー を応援している皆様、恐縮です)
その筋書きまで「あと一歩」という所まで来ました。
しかし、この一歩が難関。
準々決勝でヒューイットと対戦し、フルセットの末に勝ち残ったロディックが、今度は、英国民と“マレー決勝進出なら観戦”を明らかにしているエリザベス女王のパワーを身にまとったマレーと準決勝でぶつかります。
ロディック vs マレー
ロディックにとって、マレーは、アウェイを抜きにして、やりづらい相手なのではないでしょうか?
ロディックは、相手からのあらぬ方向・角度からのショットや、パッシングに対して驚異的な鋭い反応をみせることは少ないタイプ。
一方、マレーは、相手が攻め込んできても、長いリーチと驚異的な対応で切り返すことをむしろ武器にしてしまっている感じを受けます。
マレーに対して、ロディックのテニスは硬過ぎる、真面目過ぎる、という気がしてなりません。
高速サーブをベースに、定石通りに攻めて込んだとしても、マレーにパッシングの山を築かれて、イライラが募る展開にならなければ良いのですが。
ロディックがマレー戦で優勢に立てるとすれば、ヒューイット戦が、良い経験と自信になっている場合かな、と思います。
ヒューイットは、素晴らしいコートカバー力と、以前より高い打点で、早いタイミングで返球しているように見受けられました。
マレーのテニスが、多少のスピードや弾道の違いこそあれ、ヒューイットのそれと近いものがあるなとロディックが感じられ、ヒューイット戦と同等ないし同等以上の対応ができたなら、ロディックに光は差し込む様に思います。
第1セットを取る事、マレーの調子が何か崩れている時は絶対に逃さない事、マレーは不利な状況下でも絶対にあきらめないので絶対に根負けしない事、は必須条件ですが。
とにかく、伸び盛りの相手であっても、十分な自信を持って戦ってほしいところ。1試合の中での好不調の波が激しく現れるのはマレーのほうかと。そこを逃さず突いて、スコアを突き放せるか否か? が、カギの様な気がします。
それとマレーへの大歓声は、自分へのものと思うか、聞こえないくらい集中して。検討を祈ります。
フェデラー vs ハース
フェデラーとて、今回のハースは、危険な選手といえるのではないでしょうか。
ハースのハードヒットな片手バックハンドを見ていると、この人は、フォアよりバックに来たほうが
「 しめた! 」 と思うんじゃないだろうかとさえ思ってしまいます。
GS優勝まで手が届きそうなチャンス、相当に強い思いでフェデラーを倒しに行くハズ。執念の塊と化せば、番狂わせも・・・!?
もちろん、戦術と技術に長けたフェデラー、その上得意の芝で、さらには調子が絶好調とくれば、不安要素は限りなく少ないとも思えますが。
録画して、明日ゆっくり観戦、なんて言ってられない今夜の2試合です。
(画像5枚はすべて テニス 365 より)
6-7 7-5 8-6 のスコアに違わぬ熱戦でした(フェデラー vs カルロビッチの 6-3 7-5 7-6 は、スコアが示すよりフェデラーの上手さと強さが際立った試合でしたが)。
WOWOW ウィンブルドンのナビゲーター 石黒さんは、「正直、デメンティエワが、セリーナを相手にあそこまでやれると思わなかった」といったコメントをしていましたが、失言でしょう。両者のこれまでのプレーを見て、実力を判断しての発言だとしたら彼の目は節穴ですね。
それはともかく、1度はマッチポイントを握ったデメンティエワは、本当に惜しかったと思いますし、ファンである自分としても非常に残念でしたが、握手する時の彼女の笑顔で救われた気がします。
全力を注いだひたむきなプレーに魅了された方も多かったのではないでしょうか。少しファンが増えたかも?
さて、今日は男子の準決勝。
私が今年のウインブルドンで夢見ているのは、フェデラーとロディックが決勝に進み、ロディックが 2004 年と 2005 年の決勝で敗れた悔しさを遂に晴らす、という筋書きです。(ハース、マレー を応援している皆様、恐縮です)
その筋書きまで「あと一歩」という所まで来ました。
しかし、この一歩が難関。
準々決勝でヒューイットと対戦し、フルセットの末に勝ち残ったロディックが、今度は、英国民と“マレー決勝進出なら観戦”を明らかにしているエリザベス女王のパワーを身にまとったマレーと準決勝でぶつかります。
ロディック vs マレー
ロディックにとって、マレーは、アウェイを抜きにして、やりづらい相手なのではないでしょうか?
ロディックは、相手からのあらぬ方向・角度からのショットや、パッシングに対して驚異的な鋭い反応をみせることは少ないタイプ。
一方、マレーは、相手が攻め込んできても、長いリーチと驚異的な対応で切り返すことをむしろ武器にしてしまっている感じを受けます。
マレーに対して、ロディックのテニスは硬過ぎる、真面目過ぎる、という気がしてなりません。
高速サーブをベースに、定石通りに攻めて込んだとしても、マレーにパッシングの山を築かれて、イライラが募る展開にならなければ良いのですが。
ロディックがマレー戦で優勢に立てるとすれば、ヒューイット戦が、良い経験と自信になっている場合かな、と思います。
ヒューイットは、素晴らしいコートカバー力と、以前より高い打点で、早いタイミングで返球しているように見受けられました。
マレーのテニスが、多少のスピードや弾道の違いこそあれ、ヒューイットのそれと近いものがあるなとロディックが感じられ、ヒューイット戦と同等ないし同等以上の対応ができたなら、ロディックに光は差し込む様に思います。
第1セットを取る事、マレーの調子が何か崩れている時は絶対に逃さない事、マレーは不利な状況下でも絶対にあきらめないので絶対に根負けしない事、は必須条件ですが。
とにかく、伸び盛りの相手であっても、十分な自信を持って戦ってほしいところ。1試合の中での好不調の波が激しく現れるのはマレーのほうかと。そこを逃さず突いて、スコアを突き放せるか否か? が、カギの様な気がします。
それとマレーへの大歓声は、自分へのものと思うか、聞こえないくらい集中して。検討を祈ります。
フェデラー vs ハース
フェデラーとて、今回のハースは、危険な選手といえるのではないでしょうか。
ハースのハードヒットな片手バックハンドを見ていると、この人は、フォアよりバックに来たほうが
「 しめた! 」 と思うんじゃないだろうかとさえ思ってしまいます。
GS優勝まで手が届きそうなチャンス、相当に強い思いでフェデラーを倒しに行くハズ。執念の塊と化せば、番狂わせも・・・!?
もちろん、戦術と技術に長けたフェデラー、その上得意の芝で、さらには調子が絶好調とくれば、不安要素は限りなく少ないとも思えますが。
録画して、明日ゆっくり観戦、なんて言ってられない今夜の2試合です。
(画像5枚はすべて テニス 365 より)
MPもあったのに・・・
サーブも以前と比べるとダントツに良かったし・・・
でもプレッシャーがかかる場面はまだ厳しいけど、そんなことは他の選手にも言えるしね(^^;
今回サフィーナは期待してなかったので、ディメちゃん応援してたんです
SWは力でねじ伏せようとするところを、頭脳勝負で先行したんですがね・・・
今回トスアップの時の表情がとても美しかった(どこ見てるんじゃ?・・・笑)
ロディック応援ですね~
多分簡単にはケリはつかないと思うので、両者とも頑張ってほしいです*(^o^)*
・・・で最後にはWBアンディ初優勝(笑)ってシナリオがいいな~♪
(間違えました~っ! 赤面!! 早く修正したい、でも「記事一覧」がなかなか開いてくれない! 修正し終わるまで、パソコンの前でずっと赤面してました。恥ずかしいものですねー。ご指摘ありがとうございました。)
さて、気を取り直して、ほんとうにデメンティエワは、一時期のサーフに比べれば雲泥の差でした。以前は、ハラハラでしたが、昨日はけっこう安心して見ていられました。トスアップの表情も、確かに見とれてしまいましたし。
バックハンドストロークの打ち合いシーンも良かったですし、足を滑らせて転んだというか、しゃがみこんでしまったシーンも、女性らしい仕草というか気品(オーバー?)を感じてしまいました(変?)。これからも頑張ってほしいです。
そして、なんだかんだでロディック、ここまで来てくれました。ありがたいです。
ここまで来たなら、あと一歩・・・いやいや、自分が余計な欲を出すのはやめにします。多分イイ事ないと思うので。両者、力を出し切ってくれれば良いな、と心から思います。