2009年07月09日
ロディックに思う
ウィンブルドン男子決勝。
3年連続で、録画途中切れのミスをやらかしました。
ライブ中継では途中まで見て、翌朝早くから残りを見始めたら、息の抜けないファイナルセットの
第21ゲームで突然切れていました。(録画セット時間オーバー)
これはない・・・。
こうなると、結果だけポンッと入ってきてしまうのが、最もコワイ状況。
ラジオ、テレビのニュース、新聞、そして、通勤途中の人たちの会話・・・
サラリーマンA 「 昨日のウィンブルドン、スゴかったなー 」
サラリーマンB 「 おースゴかった、しかしフェデラーつよ・・・ 」
自分「ちょっと待ったぁ!その先言っちゃダメ。まだ見てないからぁ!!」(ないか。野球、サッカーじゃないし)
なので、ラジオは聞かず、テレビは 「 続いてはスポーツです 」 と言った途端に消し、駅の新聞スタンドや
新聞を読んでいる人から目をそらし、会話が入ってこないようヘッドフォンをして、インターネットは トピック
ニュースが勝手に出てきてしまう部分を紙で隠し、365は開かず、仲間には、結果を口にしたりメールしたりしないようにクギをさし、再放送を待ったのでした。
結果は、ようやく今朝の6時半前、WOWOWの再放送で知る事ができました。
ロディックに思う (ウィンブルドン決勝回顧)
幼い頃から何度も何度もここでカップをを掲げる夢を見てきた。絶対に優勝したい、というロディック。
第30ゲームに、なんとも言えない空虚感にとらわれるその時が待っていようとは・・・。
フェデラーを倒して優勝する
ロディックのそんな強い思いが、ハードトレーニングを乗り越えさせ、決勝まで進ませたように思います。
今回の決勝は、かつてないほどの重要な意味を持つ決勝だったのではないでしょうか。
そこで力を出し尽くしたにもかかわらず、またしてもフェデラーに敗れた彼は、果たして
立ち直れるのでしょうか。
フェデラーは、「そんなに悲しまないで。ボクも去年のウィンブルドンは辛かった 」 と言ったようですが、
5回優勝して6回目を逃した思いと、どうしても取りたいのに!目の前まで来てるのに! それなのに
3回同じ男に阻まれた思いの重さが同じ訳がないだろうと思いました。
ロディックの努力は、いったい何だったのでしょうか。
フェデラーだって努力している。それはそうでしょう。
しかし、ロディックには、魂が抜けるほどのショックがおとずれてしまったのではないかと、心配しています。
彼には準優勝の健闘ではなく、「優勝」だけが必要なものだったと思います。
「あれだけのテニスが出来れば、全米で優勝の可能性もある」
しかし、もしも気持ちが切れてしまっていれば、過大な期待は酷なように思います。今回のダメージを乗り越えるには、8月31日の開幕までには、少しばかり時間が足りないように思うのです。
今は、メルツァー戦、ヒューイット戦、マレー戦のVTRを見直しながら、再び闘志の炎を静かにみなぎらせた彼が戻ってくるのを待ちたいと思います。
☆フェデラー、ロディック 試合後インタビュー(インタビュー from プレスセンター)は、こちら。
3年連続で、録画途中切れのミスをやらかしました。
ライブ中継では途中まで見て、翌朝早くから残りを見始めたら、息の抜けないファイナルセットの
第21ゲームで突然切れていました。(録画セット時間オーバー)
これはない・・・。
こうなると、結果だけポンッと入ってきてしまうのが、最もコワイ状況。
ラジオ、テレビのニュース、新聞、そして、通勤途中の人たちの会話・・・
サラリーマンA 「 昨日のウィンブルドン、スゴかったなー 」
サラリーマンB 「 おースゴかった、しかしフェデラーつよ・・・ 」
自分「ちょっと待ったぁ!その先言っちゃダメ。まだ見てないからぁ!!」(ないか。野球、サッカーじゃないし)
なので、ラジオは聞かず、テレビは 「 続いてはスポーツです 」 と言った途端に消し、駅の新聞スタンドや
新聞を読んでいる人から目をそらし、会話が入ってこないようヘッドフォンをして、インターネットは トピック
ニュースが勝手に出てきてしまう部分を紙で隠し、365は開かず、仲間には、結果を口にしたりメールしたりしないようにクギをさし、再放送を待ったのでした。
結果は、ようやく今朝の6時半前、WOWOWの再放送で知る事ができました。
ロディックに思う (ウィンブルドン決勝回顧)
幼い頃から何度も何度もここでカップをを掲げる夢を見てきた。絶対に優勝したい、というロディック。
第30ゲームに、なんとも言えない空虚感にとらわれるその時が待っていようとは・・・。
フェデラーを倒して優勝する
ロディックのそんな強い思いが、ハードトレーニングを乗り越えさせ、決勝まで進ませたように思います。
今回の決勝は、かつてないほどの重要な意味を持つ決勝だったのではないでしょうか。
そこで力を出し尽くしたにもかかわらず、またしてもフェデラーに敗れた彼は、果たして
立ち直れるのでしょうか。
フェデラーは、「そんなに悲しまないで。ボクも去年のウィンブルドンは辛かった 」 と言ったようですが、
5回優勝して6回目を逃した思いと、どうしても取りたいのに!目の前まで来てるのに! それなのに
3回同じ男に阻まれた思いの重さが同じ訳がないだろうと思いました。
ロディックの努力は、いったい何だったのでしょうか。
フェデラーだって努力している。それはそうでしょう。
しかし、ロディックには、魂が抜けるほどのショックがおとずれてしまったのではないかと、心配しています。
彼には準優勝の健闘ではなく、「優勝」だけが必要なものだったと思います。
「あれだけのテニスが出来れば、全米で優勝の可能性もある」
しかし、もしも気持ちが切れてしまっていれば、過大な期待は酷なように思います。今回のダメージを乗り越えるには、8月31日の開幕までには、少しばかり時間が足りないように思うのです。
今は、メルツァー戦、ヒューイット戦、マレー戦のVTRを見直しながら、再び闘志の炎を静かにみなぎらせた彼が戻ってくるのを待ちたいと思います。
☆フェデラー、ロディック 試合後インタビュー(インタビュー from プレスセンター)は、こちら。