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楽・粋・癒 テニスウェア、アンダーウェア、ラケット試打、ストリング(ガット)のインプレ、感想など、ご参考になれば嬉しいです。そして、デビューアルバムを聴いて以来の元気と癒しの源、少女時代の魅力や情報もお届けします。

楽・粋・癒

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フェデラー もう一度魅せてくれ

なぜ、全てのセットを通してあんなにもファーストサーブが入らなかったのか。

なぜ、ボレー攻撃がことごとく甘いコース(あるいはアウト)に飛んだのか。

なぜ、終始、いつもよりさらに静かにプレーしていたのか。

なぜ、大粒の涙を流したのか。


試合中継を見ただけでは、自分レベルではその真意を計り知ることはできません。

自分は、2007年までは、このふたりの対戦に限っては、いつもナダルを応援していました。
しかし、2008年の全仏では、どちらか一方に肩入れ出来ず、両者を応援しました。
ウインブルドンでも、やはりどちらにも悔いのない最高のプレーをしてほしいと願いました。この2008年のウインブルドンを見終えた辺りから、ナダルよりフェデラーを応援する方向に心が傾き始めた自分がいました。

ナダルが進化し続けていることは分かっていましたが、その強さの波はうねりをともなって、時が進むほどに巨大化しているように思えます。全てを呑み込み、押し流し、砕いてしまう・・・そんな想像が、末恐ろしさを沸き立たせたからです。
つまり、ナダルは強くなり過ぎている・・・。

今後、誰も止められなくなる、といったニュアンスの事を前回、ベルダスコ戦を前に書きましたが、この予感はもう7割がた的中しているように思います。
故障さえなければ、ナダル王国時代の到来ではないでしょうか。
その序章はすでに始まっている、ととらえるのが正しいのかもしれません。


昨日の試合は、いつもの様にフェデラーへの応援が多かったように思います。
多くから愛されているフェデラーを踏み倒していかなければならないナダルは、入れ替わりの激しい女子の No.1 争いの中で、王座を仕留め維持するのとは、性質が違います。
倒して欲しくないフェデラーを倒すナダルに、ひょっとしたら少し否好意的な感情が芽生えてしまった人はいないでしょうか。
正直にいうと、自分が少しそんな気になってしまいました。
しかし、そもそもこのふたりの対戦ならばナダルを応援していたのに、昨日はなぜフェデラーを応援している自分がいたのか、よく分析できていません。
フェデラーに悲哀を感じたからなのか、強くなり過ぎているナダルの今後の男子テニス会における独り勝ちの構図を嫌ってのものなのか、あるいはそれ以外の要素も入り混じってのものなのか、よく分かっていません。

現時点での気持ちとしては、この1年だけでも、あと3つものグランドスラムが残っているわけで、まだ始まったばかりじゃないか、ということです。
とりわけ、全仏までは長めの期間があり、まだ制していない唯一のグランドスラムであり、ナダルが最も得意としているサーフェスです。
すなわち、ここでナダルに勝つことが、涙をみせたフェデラーの心が最も癒され、充実で潤う唯一の道の様な気がしてなりません。 ( それはイコール、見ている自分の気持ちの整理にもつながることにほかならないのですが。)

昨日の涙が、もうナダルには勝てないと感じた、王者の心が崩壊した涙でないことを祈ります。


2009年は、昨日で、筋トレ 13 日 ・ 柔軟 12 日 ・ テニス 9 日 やりました !
全豪 | 投稿者 そうだ全仏行こう 09:52 | コメント(4) | トラックバック(0)