2011年08月22日
女子バレー ロシアにストレート勝ち! & 栗原恵の今
女子バレーボール ワールドグランプリ 2011 ( 8月21日 対 ロシア )
昨日は、近年の実績的にも、実際の身長的にも高い壁、ロシア戦だったわけですが、
なんと、3-0のストレート勝ち!
セルビア戦に 0-3で敗れた時には、日本チーム内は、赤の他人が集まったかのような、
コンビネーションも、チームプレーもないバラッバラのプレー。
昨年の世界バレー銅メダル獲得時のまとまりも、勢いもないく、一体どうしちゃったんだ? と
心配になりましたが、まぁ、なんとか。
ただし、ストレート勝ちとはいえ、ロシアの自滅点も少なくなかったわけで、
手放しで喜べるほどではなく、まだ完全には一つになりきれていないように思います。
オリンピックでメダルを獲得するには、高さに頼らない攻撃技術と、さらに強固なチームハートの
完成が不可欠のように思います。
きっと、やってくれると信じています。
★ 昨日のロシア戦で威力を発揮したのは、日本チームのデータの活用と、
何よりこの人 石田瑞穂選手の起用。
低い高さからズドンとつらぬきながらも、相手のブロックのサイドや隙間にボールをコントロール
する器用さも持つ石田瑞穂選手のアタックは、木村沙織選手や迫田さおり選手、そして昨年の
世界バレーで台風の目となった江畑幸子選手とはまた違うアクションスピードとボールの弾道を
もった選手。
この石田瑞穂選手の 「 そこからかい! 」 とロシア選手に言わせんばかりの動きとアタックは、
チームの歯車を正常な回転に戻そうとするロシアチームに、取り戻せないダメージを与えたと
いえそうです。
石田瑞穂選手の昨日のような攻撃は、ロシアにとっては、おそらく計算外。
ガモアを筆頭に、長身選手が揃うチームには、今後も有効な攻撃となりそうです。
★ 山本愛選手の身体をサイドに流しながらのアタックも要所で効いていましたし、サーブも
良かったです。
★ 竹下佳江選手は、やっぱりさすがだな、と思えるトスが出ていましたし、身長なんのその、
ブロックもアタックも決めました。
★ 木村沙織選手は、珍しくサーブミスが出ていた点と、好調!の域に達していない点が、
やや気がかりではありましたが、真鍋政義監督の誕生日を気遣える状態でしたから、
心配にはおよばないでしょう。
★真鍋監督曰く 「 最高のプレゼント 」 を昨日は全日本女子チームにいただきましたね!
セルビア戦終了後、チームに落とした雷の効果があった模様。
そして、ずっと気になっているのは、この人
★ 栗原恵選手。
過去記事でお伝えしましたように、今年 ( 2011年 ) の2月に膝の手術を行い、
リハビリに専念するとコメントを出していた栗原恵選手。
その後、震災がありましたが、彼女自身は無事で、のちに企画された 『 月刊バレーボール 』
の復興メッセージ企画にも登場していました。
時をほぼ同じくして、膝は完治していない状態ながら、求められて全日本のメンバーに選出
されました。
そして、6月16日にパイオニアレッドウイングスを自らの希望で退団。
「 まさか 」 でもあり、「 やはり 」 でもありました。
ハッキリしているのは、そこまでで、その後の正確な情報が入ってきていません。
栗原恵選手は、「 腰掛け 」 とか 「 保険 」 という状態を自ら断ち切ろうとする性分であることが、
これまでの経歴からも見て取れます。
プレー出来ない、チームに貢献出来ない自分なら、そのままチームに籍を置いておくことを
よしとしない。
力が足りないと感じているのに、代表に選出されることを よしとしない。
その姿は潔く、利権にすがりつく人間だらけの中、稀有な存在です。
ただ、応援している側からすると、心配で仕方がないです。
逐一情報が入ってくるわけではないので、余計に心配になるのですが、手術に踏み切ったのは、
バレーボールを続けるため、もう一度コートに立つため。
そして今回の目標地点は、ロンドンオリンピック。ここを一つの区切りと見据えている彼女は、
懸命なリハビリと、再起への訓練を続けていることと思います。
一部、5月からボールを使ったトレーニングも開始したという話も入ってきましたが、
真偽の程は不明です。
仮に使っていたとしても、それはまだ、サーブやアタックを打つようなメニューではないのでは
ないでしょうか。
膝の怪我は、大変です。まして、2度やっているわけですから。
今は、静かに、見守ることににしましょう。正確な明るい情報が入ってくるまで。
コートで笑顔を見せてくれる日が、きっとくると信じて。
その日が、最も早いとすれば、
11月4日(金)に開幕する 『 FIVB ワールドカップバレーボール2011 大会 』 かもしれません。
ま、焦らずに。
※ 画像は、全て全日本バレーボール協会ホームページの選手紹介ページより。
その後の栗原恵選手の情報 ( ロシア移籍 ) を掲載しました ( 9月5日 UP! )
昨日は、近年の実績的にも、実際の身長的にも高い壁、ロシア戦だったわけですが、
なんと、3-0のストレート勝ち!
セルビア戦に 0-3で敗れた時には、日本チーム内は、赤の他人が集まったかのような、
コンビネーションも、チームプレーもないバラッバラのプレー。
昨年の世界バレー銅メダル獲得時のまとまりも、勢いもないく、一体どうしちゃったんだ? と
心配になりましたが、まぁ、なんとか。
ただし、ストレート勝ちとはいえ、ロシアの自滅点も少なくなかったわけで、
手放しで喜べるほどではなく、まだ完全には一つになりきれていないように思います。
オリンピックでメダルを獲得するには、高さに頼らない攻撃技術と、さらに強固なチームハートの
完成が不可欠のように思います。
きっと、やってくれると信じています。
★ 昨日のロシア戦で威力を発揮したのは、日本チームのデータの活用と、
何よりこの人 石田瑞穂選手の起用。
低い高さからズドンとつらぬきながらも、相手のブロックのサイドや隙間にボールをコントロール
する器用さも持つ石田瑞穂選手のアタックは、木村沙織選手や迫田さおり選手、そして昨年の
世界バレーで台風の目となった江畑幸子選手とはまた違うアクションスピードとボールの弾道を
もった選手。
この石田瑞穂選手の 「 そこからかい! 」 とロシア選手に言わせんばかりの動きとアタックは、
チームの歯車を正常な回転に戻そうとするロシアチームに、取り戻せないダメージを与えたと
いえそうです。
石田瑞穂選手の昨日のような攻撃は、ロシアにとっては、おそらく計算外。
ガモアを筆頭に、長身選手が揃うチームには、今後も有効な攻撃となりそうです。
★ 山本愛選手の身体をサイドに流しながらのアタックも要所で効いていましたし、サーブも
良かったです。
★ 竹下佳江選手は、やっぱりさすがだな、と思えるトスが出ていましたし、身長なんのその、
ブロックもアタックも決めました。
★ 木村沙織選手は、珍しくサーブミスが出ていた点と、好調!の域に達していない点が、
やや気がかりではありましたが、真鍋政義監督の誕生日を気遣える状態でしたから、
心配にはおよばないでしょう。
★真鍋監督曰く 「 最高のプレゼント 」 を昨日は全日本女子チームにいただきましたね!
セルビア戦終了後、チームに落とした雷の効果があった模様。
そして、ずっと気になっているのは、この人
★ 栗原恵選手。
過去記事でお伝えしましたように、今年 ( 2011年 ) の2月に膝の手術を行い、
リハビリに専念するとコメントを出していた栗原恵選手。
その後、震災がありましたが、彼女自身は無事で、のちに企画された 『 月刊バレーボール 』
の復興メッセージ企画にも登場していました。
時をほぼ同じくして、膝は完治していない状態ながら、求められて全日本のメンバーに選出
されました。
そして、6月16日にパイオニアレッドウイングスを自らの希望で退団。
「 まさか 」 でもあり、「 やはり 」 でもありました。
ハッキリしているのは、そこまでで、その後の正確な情報が入ってきていません。
栗原恵選手は、「 腰掛け 」 とか 「 保険 」 という状態を自ら断ち切ろうとする性分であることが、
これまでの経歴からも見て取れます。
プレー出来ない、チームに貢献出来ない自分なら、そのままチームに籍を置いておくことを
よしとしない。
力が足りないと感じているのに、代表に選出されることを よしとしない。
その姿は潔く、利権にすがりつく人間だらけの中、稀有な存在です。
ただ、応援している側からすると、心配で仕方がないです。
逐一情報が入ってくるわけではないので、余計に心配になるのですが、手術に踏み切ったのは、
バレーボールを続けるため、もう一度コートに立つため。
そして今回の目標地点は、ロンドンオリンピック。ここを一つの区切りと見据えている彼女は、
懸命なリハビリと、再起への訓練を続けていることと思います。
一部、5月からボールを使ったトレーニングも開始したという話も入ってきましたが、
真偽の程は不明です。
仮に使っていたとしても、それはまだ、サーブやアタックを打つようなメニューではないのでは
ないでしょうか。
膝の怪我は、大変です。まして、2度やっているわけですから。
今は、静かに、見守ることににしましょう。正確な明るい情報が入ってくるまで。
コートで笑顔を見せてくれる日が、きっとくると信じて。
その日が、最も早いとすれば、
11月4日(金)に開幕する 『 FIVB ワールドカップバレーボール2011 大会 』 かもしれません。
ま、焦らずに。
※ 画像は、全て全日本バレーボール協会ホームページの選手紹介ページより。
その後の栗原恵選手の情報 ( ロシア移籍 ) を掲載しました ( 9月5日 UP! )