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楽・粋・癒 テニスウェア、アンダーウェア、ラケット試打、ストリング(ガット)のインプレ、感想など、ご参考になれば嬉しいです。そして、デビューアルバムを聴いて以来の元気と癒しの源、少女時代の魅力や情報もお届けします。

楽・粋・癒

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ナダルに何が起こったか。100年発言に滲む苦悩の大きさ

                                全仏オーブンテニス2011

ラファエル・ナダルが心配です。

インタビューに応えるナダルから、まさかこんな言葉が飛び出すとは・・・。

  ナダル10

          ↑疲れた表情で応える会見中のナダル ( wowow )


  赤土の王者、いや、グランドスラマー、ナダルの身体とメンタルに
  一体何が起きているというのでしょうか?



          ナダル3

     レキップ紙でも取り上げられていると、ダバディさん。



  ナダル4

「 私は25歳なんだが、100年位ツアーを回っている気がします。
  限界だよ。テニスは体力的に、そして更に技術的にも厳しいスポーツです。
  ときどき、ただ仕事に行ってるような気持ちで練習に行ってるんですよ。
  でもね、私にとってテニスが楽しくないと、いいプレーできません。」
         (WOWOW番組中のダバディさんの記事訳をそのまま掲載)



  ナダル5ナダル7

これから試合!という、コートに出る直前のインタビューの表情も冴えません。
2005年の初優勝時 ( プエルタ戦 ) の試合前に見せていた、
“ギラギラした瞳”と表現してもいいくらい、野望と夢が宿って輝いていた瞳が
今大会では、見られません。



              ナダル6

     そういえば、この階段も、駆け上がるくらいの勢いで
     躍動的に上って来るのが、いつものナダルなのですが、
     重そうな足取りで・・・。



          それでも、ソダーリングにストレート勝ち。

            ナダル2


とはいえ、個人的には、不安が拭えた感じはありません。

今回は、ソダーリングのファーストサーブの確率と攻撃の精度が低く、ポイントを
取るための展開であったり、つながりといったものも多くは見られず、
持ち味を存分に出せずに敗れてしまったように見えました。

したがって、印象としてナダルの先行きは曇天のまま・・・、と私的には感じています。


ナダルが抱えているダメージの大きさ、重さは、計り知ることができません。

しばらくの期間、大会から、テニスから離れてみたらどうだろう? なんて、
元気なナダルの復活を望んで、私の頭には、浅薄なアイデアが浮かんでは消える
わけですが、

ナダルは、一度コートを離れたら、二度と私達の前に戻って来ることはない・・・、
そんな予感のような不安にも駆られたりしています。

ナダル、それは危害をおよぼさない一陣の強烈な竜巻。

ナダルという選手がいた、と語られる伝説になってしまうには、早過ぎます。


今後の試合では、

  ナダル

ガッツポーズ連発のショットが繰り出され、それが、今ナダルを襲っているダメージを
少しずつ軽く、小さくし、癒していってくれることを期待せずにはいられません。

全仏 | 投稿者 そうだ全仏行こう 12:15 | コメント(0) | トラックバック(0)