2011年10月28日
少女時代 最新アルバム 3集 THE BOYS 収録曲 レビュー
宝箱のような魅力 少女時代 36回
◆ 「 正規3集 MR.TAXI バージョン 」 、封入特典などのご紹介。( 12/27 UP )
◆ 少女時代 12月の出演情報 放送予定は、こちらから! ( 12/1 UP )
少女時代 韓国盤 最新フルアルバム 3集 『 THE BOYS 』 の魅力とは?
激しく燃え立つマグマのような 01.「 THE BOYS 」 と、静寂を守る湖のような
10.「 Sunflower 」 という実に対照的な2曲が収められたこのアルバムは、
最先端の機材を駆使し、未来に向けた音作りで、方向を一つにしてくるのでは?
という発売前の予想に反して、最新のサウンドと時代回帰のテイストさえも
含んだ雰囲気をまとい、新しさと懐かしさが融合し、聴く人に元気と力をくれる
バラエティに富んだアルバムになっています。
今回は、そんな 『 THE BOYS 』 の収録全12曲の感想、印象を自由に綴って
みました。
ストリングの感想と同じように、最高は★5つです。
少女時代 正規3集 『 THE BOYS 』 収録曲 レビュー
01.THE BOYS 03:46 ★★★
イントロがカッコ良く、曲のスタート・インパクトは十分。
以前、予想の記事で触れた 「 私にとって音楽でなくなるギリギリのライン 」
に収まった、テディ・ライリー氏のこのところの作風そのままで、
発表前に心配した「 アレンジが出しゃばり過ぎて、本来の歌声やメロディを
侵食してしまうのでは? 」 という点は杞憂に終わり、ホッ・・・。
反面、いらなかったんじゃないか? チアガールを思わせる掛け声部分は・・・
という思いもあります。
こういう部分があると、最初の印象は強いことは強いですが、飽きるのも案外
早いものです。
ただこの点については、アメリカ進出を意識した場合、少しばかり気を引く
イントロだけでは、山のようにある他アーティストの楽曲の中で埋もれてしまう
可能性もあり、それを折り込み済みの、更なる印象付けを狙ったのかもしれま
せんが。
私にとってのこの曲の難点はもう一つありまして・・・。
20秒後から入り始める ( 次に 01:14 後から。その後も断続的に入る )
電子的なうねり音が、特にヘッドフォンで聴いていると耳障り。
ドラムリズムにこの手の音を絡ませてくるのもテディ・ライリー氏っぽい
世界という気もするのですが、この辺りが、私には彼の作り出す音の
世界にどっぷりと馴染めないところです。
以前にも書きましたが、この辺は、人それぞれ。気にならない人は気に
ならないと思います。
02.Telepathy 03:43 ★★★
止まらない愛の想いがテレパシーで伝わってくるような、アップテンポの
ダンストラック。こうした雰囲気の曲は、どのアーティストというわけでなく、
’90年代辺りのポップスでよく耳ににしていたような気がします。
いいんじゃないでしょうか、この感じ。嫌いじゃないです。
ラストのセリフもイイと思いますし、ライヴの1曲目に設定しても、いきなり
最高潮に持っていけそうな曲の一つだと思います。
03.Say Yes 03:44 ★★
なんだか随分可愛らしい曲になっていますが、ボーカルはしっかり
歌い込まれていて、これ、アカペラでやったら新鮮だったかも。
最初にセリフが入るところが、「 Echo 」 を思い出させて、
もう一度 2ndアルバム 『 RUN Devil RUN 』 を棚から出して
( 3曲目に収録 ) 、2曲続けて聴きたくなりました。
04.Trick 03:13 ★★★
のっけから低音が響く、ちょっと個性的なメロディラインなのですが、
聴くほどにクセになってきます。
日本盤ファーストアルバムの 「 Bad Girl 」 で際立っていた、
音をチョップさせる技法がふんだんに使われているのもポイント。
歌い方も含めて、トリッキーな作りの一曲になっています。
05.How Great Is Your Love 03:52 ★★★
ここで 1曲目のバラードを聴くことができます。
この曲の作詞は、なんと少女時代のスヨン。「 Mistake 」 は、ユリの
作詞でしたが、今度はスヨン。
この曲の歌い出しは、テヨン。そして、ソヒョン → スヨン → ユナ →
ヒョヨン → ティファニー → サニー → ユリ → ジェシカ へとつないで
2番に入り、締めは再度テヨン…と思いきや最後の最後にティファニー。
久し振りに新しいバラードを聴けたのが嬉しいですし、スヨンが書いた
というのもイイですね。
06.My J 03:51 ★★
愛らしい、ほんわかしたラブソング。
少しばかり幼過ぎるのでは? という最初の印象も、聴く回数が増える毎に、
だんだん心地良い安らぎを与えてくれる曲に変わってくるのは、ソニョシデ
マジック。ひとりひとり順番に歌っていく所で、名前の掛け声をかける曲に
なるのかなぁ、という気も。
07.Oscar 03:21 ★
この曲、意外だったんですよ。
何しろ、作曲とアレンジは、これまでお気に入りの曲がズラリと並ぶ、
あのkenzie さんですから。
こんなダークな雰囲気が漂う曲でくるとは・・・。
勝手に期待が膨らんでいたので、正直、とまどってます。
ただ、このメロディラインの好き嫌いは別にして、ボーカルもアレンジも
12曲中最も、といってよいくらいに、熱心かつ巧妙に作り込まれていると
思います。さすが、やはり kenzie さん、といったところでしょうか。
08.Top Secret 02:57 ★★★★
おやおや? これはレトロな曲調できましたね。どうなんだ、この曲は・・・と、
最初は首をかしげたのですが、何回目かに、まぶたを閉じて聴いた時に直感
しました。「 あぁ、この曲、ライヴで化ける! 」 と。
手拍子を打ちたくなるリズムが、イントロから組まれていますし、少女時代が
ポーズをキメながら歌う視覚要素が加わると、グンと魅力が増しそうで、。
ステージやコンサートで披露すれば、人気がうなぎ登りになりそうな曲です。
また、2番以降に、そこまでは無かったメロディ変化を3つほど仕掛けてあり、
3分弱という短い中で、案外よく作り込まれていると思います。
じっくり聴いてみると、各パートやコーラスのコンビネーションも秀逸。
この曲、歌いこなせると、とても気持ち良いタイプの曲かも。皆伸び伸び歌って
いる感じがします。
第一印象は、星ひとつ位でしたが、今では4つ。このアルバムの大穴です。
また、同じく レトロなサウンドの 「 Hoot 」 とセットで聴くと、妙にしっくりきちゃう
ことも付け加えておきます。
09.Lazy Girl ( Dolce Far Niente ) 03:03 ★
全体的に、何というか古めかしいメロディ( 意図的とは思いますが )。
色々な意味で、私的にはもう少し何とか出来なかったものかと感じます。
00:26 辺りの歌詞が日本語の 「 ハッキリしろよ 」 に聞こえるのは、偶然の
産物として、ちょっと面白いですが・・・。
10.Sunflower 03:48 ★★★★
Sunflower ( 向日葵=ひまわり ) というタイトルから、夏にカッ! と咲く、
元気と明るさの象徴のような曲かと想像していたら、全く違いました。
好きな相手への想いが伝わらない自分を陰に咲く悲しげな向日葵にたとえた、
胸がギュッし絞めつけられるラヴソング。
ジェシカの歌声で始まる王道パターンのバラードですが、続く各メンバー
それぞれの歌声にも魅力が溢れていて、心に染み入ってくるナンバー。
’80年代のよき洋楽バラードの香りをまとっていて心地良さに包まれます。
多分この曲、メンバーが思いを込めて歌う姿を見たら、なんだか涙が滲んで
きてしまうんじゃないかと思います。
※ 「 Sunflower 」 の日本語歌詞 ( 意訳 ) を掲載しました。 ( 11/11 UP )
11.Vitamin 03:07 ★★★
飲料商品 Vita500 のタイアップ曲で、待望のCD化。
少女時代のメンバーが、聴く人に元気と勇気を送ってくれる軽快なテンポの
応援ソング。ここはひとつ、素直に彼女たちからのエネルギーを受け取って
パワーにしましょう。
12.Mr.Taxi ( Korean Ver. ) 03:32 ★★★
日本語盤では、①東京 → ②ソウル → ③ロンドン → ④ニューヨークの順
だった歌詞が、①ソウル → ②東京・・・に変わっている点に、オッ!? と
思わされます。アレンジには変更ありません。
今回、korean ver. が CD化されたというだけで、まずは満足。
( 各画像と各曲の関連性は特にありません )
※ 当アルバム、3集 『 THE BOYS 』 の総評は、後日あらためて。
◆ 「 正規3集 MR.TAXI バージョン 」 、封入特典などのご紹介。( 12/27 UP )
◆ 少女時代 12月の出演情報 放送予定は、こちらから! ( 12/1 UP )
少女時代 韓国盤 最新フルアルバム 3集 『 THE BOYS 』 の魅力とは?
激しく燃え立つマグマのような 01.「 THE BOYS 」 と、静寂を守る湖のような
10.「 Sunflower 」 という実に対照的な2曲が収められたこのアルバムは、
最先端の機材を駆使し、未来に向けた音作りで、方向を一つにしてくるのでは?
という発売前の予想に反して、最新のサウンドと時代回帰のテイストさえも
含んだ雰囲気をまとい、新しさと懐かしさが融合し、聴く人に元気と力をくれる
バラエティに富んだアルバムになっています。
今回は、そんな 『 THE BOYS 』 の収録全12曲の感想、印象を自由に綴って
みました。
ストリングの感想と同じように、最高は★5つです。
少女時代 正規3集 『 THE BOYS 』 収録曲 レビュー
01.THE BOYS 03:46 ★★★
イントロがカッコ良く、曲のスタート・インパクトは十分。
以前、予想の記事で触れた 「 私にとって音楽でなくなるギリギリのライン 」
に収まった、テディ・ライリー氏のこのところの作風そのままで、
発表前に心配した「 アレンジが出しゃばり過ぎて、本来の歌声やメロディを
侵食してしまうのでは? 」 という点は杞憂に終わり、ホッ・・・。
反面、いらなかったんじゃないか? チアガールを思わせる掛け声部分は・・・
という思いもあります。
こういう部分があると、最初の印象は強いことは強いですが、飽きるのも案外
早いものです。
ただこの点については、アメリカ進出を意識した場合、少しばかり気を引く
イントロだけでは、山のようにある他アーティストの楽曲の中で埋もれてしまう
可能性もあり、それを折り込み済みの、更なる印象付けを狙ったのかもしれま
せんが。
私にとってのこの曲の難点はもう一つありまして・・・。
20秒後から入り始める ( 次に 01:14 後から。その後も断続的に入る )
電子的なうねり音が、特にヘッドフォンで聴いていると耳障り。
ドラムリズムにこの手の音を絡ませてくるのもテディ・ライリー氏っぽい
世界という気もするのですが、この辺りが、私には彼の作り出す音の
世界にどっぷりと馴染めないところです。
以前にも書きましたが、この辺は、人それぞれ。気にならない人は気に
ならないと思います。
02.Telepathy 03:43 ★★★
止まらない愛の想いがテレパシーで伝わってくるような、アップテンポの
ダンストラック。こうした雰囲気の曲は、どのアーティストというわけでなく、
’90年代辺りのポップスでよく耳ににしていたような気がします。
いいんじゃないでしょうか、この感じ。嫌いじゃないです。
ラストのセリフもイイと思いますし、ライヴの1曲目に設定しても、いきなり
最高潮に持っていけそうな曲の一つだと思います。
03.Say Yes 03:44 ★★
なんだか随分可愛らしい曲になっていますが、ボーカルはしっかり
歌い込まれていて、これ、アカペラでやったら新鮮だったかも。
最初にセリフが入るところが、「 Echo 」 を思い出させて、
もう一度 2ndアルバム 『 RUN Devil RUN 』 を棚から出して
( 3曲目に収録 ) 、2曲続けて聴きたくなりました。
04.Trick 03:13 ★★★
のっけから低音が響く、ちょっと個性的なメロディラインなのですが、
聴くほどにクセになってきます。
日本盤ファーストアルバムの 「 Bad Girl 」 で際立っていた、
音をチョップさせる技法がふんだんに使われているのもポイント。
歌い方も含めて、トリッキーな作りの一曲になっています。
05.How Great Is Your Love 03:52 ★★★
ここで 1曲目のバラードを聴くことができます。
この曲の作詞は、なんと少女時代のスヨン。「 Mistake 」 は、ユリの
作詞でしたが、今度はスヨン。
この曲の歌い出しは、テヨン。そして、ソヒョン → スヨン → ユナ →
ヒョヨン → ティファニー → サニー → ユリ → ジェシカ へとつないで
2番に入り、締めは再度テヨン…と思いきや最後の最後にティファニー。
久し振りに新しいバラードを聴けたのが嬉しいですし、スヨンが書いた
というのもイイですね。
06.My J 03:51 ★★
愛らしい、ほんわかしたラブソング。
少しばかり幼過ぎるのでは? という最初の印象も、聴く回数が増える毎に、
だんだん心地良い安らぎを与えてくれる曲に変わってくるのは、ソニョシデ
マジック。ひとりひとり順番に歌っていく所で、名前の掛け声をかける曲に
なるのかなぁ、という気も。
07.Oscar 03:21 ★
この曲、意外だったんですよ。
何しろ、作曲とアレンジは、これまでお気に入りの曲がズラリと並ぶ、
あのkenzie さんですから。
こんなダークな雰囲気が漂う曲でくるとは・・・。
勝手に期待が膨らんでいたので、正直、とまどってます。
ただ、このメロディラインの好き嫌いは別にして、ボーカルもアレンジも
12曲中最も、といってよいくらいに、熱心かつ巧妙に作り込まれていると
思います。さすが、やはり kenzie さん、といったところでしょうか。
08.Top Secret 02:57 ★★★★
おやおや? これはレトロな曲調できましたね。どうなんだ、この曲は・・・と、
最初は首をかしげたのですが、何回目かに、まぶたを閉じて聴いた時に直感
しました。「 あぁ、この曲、ライヴで化ける! 」 と。
手拍子を打ちたくなるリズムが、イントロから組まれていますし、少女時代が
ポーズをキメながら歌う視覚要素が加わると、グンと魅力が増しそうで、。
ステージやコンサートで披露すれば、人気がうなぎ登りになりそうな曲です。
また、2番以降に、そこまでは無かったメロディ変化を3つほど仕掛けてあり、
3分弱という短い中で、案外よく作り込まれていると思います。
じっくり聴いてみると、各パートやコーラスのコンビネーションも秀逸。
この曲、歌いこなせると、とても気持ち良いタイプの曲かも。皆伸び伸び歌って
いる感じがします。
第一印象は、星ひとつ位でしたが、今では4つ。このアルバムの大穴です。
また、同じく レトロなサウンドの 「 Hoot 」 とセットで聴くと、妙にしっくりきちゃう
ことも付け加えておきます。
09.Lazy Girl ( Dolce Far Niente ) 03:03 ★
全体的に、何というか古めかしいメロディ( 意図的とは思いますが )。
色々な意味で、私的にはもう少し何とか出来なかったものかと感じます。
00:26 辺りの歌詞が日本語の 「 ハッキリしろよ 」 に聞こえるのは、偶然の
産物として、ちょっと面白いですが・・・。
10.Sunflower 03:48 ★★★★
Sunflower ( 向日葵=ひまわり ) というタイトルから、夏にカッ! と咲く、
元気と明るさの象徴のような曲かと想像していたら、全く違いました。
好きな相手への想いが伝わらない自分を陰に咲く悲しげな向日葵にたとえた、
胸がギュッし絞めつけられるラヴソング。
ジェシカの歌声で始まる王道パターンのバラードですが、続く各メンバー
それぞれの歌声にも魅力が溢れていて、心に染み入ってくるナンバー。
’80年代のよき洋楽バラードの香りをまとっていて心地良さに包まれます。
多分この曲、メンバーが思いを込めて歌う姿を見たら、なんだか涙が滲んで
きてしまうんじゃないかと思います。
※ 「 Sunflower 」 の日本語歌詞 ( 意訳 ) を掲載しました。 ( 11/11 UP )
11.Vitamin 03:07 ★★★
飲料商品 Vita500 のタイアップ曲で、待望のCD化。
少女時代のメンバーが、聴く人に元気と勇気を送ってくれる軽快なテンポの
応援ソング。ここはひとつ、素直に彼女たちからのエネルギーを受け取って
パワーにしましょう。
12.Mr.Taxi ( Korean Ver. ) 03:32 ★★★
日本語盤では、①東京 → ②ソウル → ③ロンドン → ④ニューヨークの順
だった歌詞が、①ソウル → ②東京・・・に変わっている点に、オッ!? と
思わされます。アレンジには変更ありません。
今回、korean ver. が CD化されたというだけで、まずは満足。
( 各画像と各曲の関連性は特にありません )
※ 当アルバム、3集 『 THE BOYS 』 の総評は、後日あらためて。