2011年10月18日
ストリング感想 ⑬ ZIGZA ジグザ125 の評価 インプレ
ストリング 感想 ⑬
ストリング ( ガット ) の 評価 ・ インプレッション の 13 回目です。
TOALSON ZIGZA 125
トアルソン ジグザ125
【 商品表記 】 ストリングをジグザグ形状にすることにより、スプリングのような
弾力性を実現。高いホールド感と反発性を持ったポリエステル
ストリングが生まれました。
【 素 材 】 エンジニアリングプラスチック + サーモプラスチック
【 構 造 】 上記「商品表記」参照
【 カラー 】 シルバー、ゴールドの2種
【 ゲージ 】 1.25
【オリジナル判定 最高は★5つ】
試行条件 : ストリングパターン 16×18。テンション 52。ゲージ1.25。面サイズ 95。
飛距離・・・・・・・・・★★☆ ( 2.5 )
打球スピード・・・・★★★
スピン性・・・・・・・・★★★★☆ ( 4.5 )
コントロール性・・・★★★★
ソフト感・・・・・・・・・★★★
ホールド感・・・・・・★★★☆ ( 3.5 )
◆これは、明らかに硬いでしょ・・・ん?
このパッケージですから、ストリング売り場でパッと目に止まります。デザインも斬新。
ネーミングも覚え易いです。
で、どんな感じなの? と、ストリングの見本を見せてもらうと、なんというか、細くて硬い。
プラモデルを作る時に、使用部分を切り抜いたあとに残る部分を細くしたような・・・
あ、これ、シルバーのほうを見たからそう連想したのかもしれませんが、触ってみても
他のポリストリングと比べて、明らかに硬さを感じます。
こんなんで、打ち心地がいいわけないよなぁ・・・と思いながらも、まぁ、ともかく試して
みなければ始まらないと思い、張ってもらいました。
↑ シルバーというより、グレーに思えます。
グレーのストリングは、ラケットとのコーディネートが難しい・・・。
↑ こちらは、ゴールド。写真は、シャンパンゴールドっぽくも見えますが、
そんなでもないです。ベージュ系のストリングが、半透明っぽくなった感じ? でしょうか。
さて、実際に打ち始めてみると、イメージしていた硬さは感じず、むしろ、ビヨ~ンという弾力を
感じることができます。
これ、ポリストリングだよね・・・? 従来のポリの打感と明らかに違う・・・。
なんじゃ、この妙な弾力は。そんなことを感じてしまうストリング。
しかし、どうもこの弾力がクッションになって、ストリング自体の硬さをダイレクトに伝えずに
済んでいるようなのです。
商品表記にある、「 スプリングのような弾力性 」 に偽りなし、といったところでしょうか。
この弾力性は、しかし、コントロールしづらくなるほどボールをくわえこんでしまうことはなく、
しっかりと捉えているのを感じながら、球離れも悪くありません。
つまり、ホールド感もありながら、弾き感もあり、私的にはボールのコントロールは、とても
し易いと感じました。
◆スゥィングに関わらず、スピンが良くかかる
そして、この ZIGZA ( ジグザ ) 125の最大の特性としてあげられるのが、スピン性能では
ないかと思います。
メーカーでは、あまりスピンについて強くアピールしていないようですが、
フラットスウィングでも、面の上でボールをこすり上げるアッパースウィングでも、よくスピンが
かかります。
いずれの打ち方でも、また、RPMブラスト や エッグパワー のように、ボールを潰すほどの
パワーを要しなくても、よくスピンがかかってくれるというのは、大きな利点になり得るかと
思います。
◆手の内に入れると面白そうなストリング
ただ、難点をあげるとすれば、打球の飛距離がやや出づらい、芯で捉えないと打球の
スピードが出づらい、スウィートスポーットがやや狭く感じる、の3点でしょうか。
ラケットの面サイズが小さくなるにつれ、どんどんシビアになっていくのを強く感じるストリ
ングかと思います。
攻め込まれて自分のバランスが崩れている時などは、助けやラッキーショットが生まれ
にくいストリングかもしれません。
100インチ以上のサイズで、やや高めのパワーアシストがあるラケットと相性が良さそう
に思います。
また、使い込むほどに、ここはフラットドライヴ、ここは超こすりあげスピンというように、
ZIGZA ( ジグザ ) の性能を手の内に入れた多彩なショットを繰り出すことが可能になるのでは
ないかと思います。
ストリング ( ガット ) の 評価 ・ インプレッション の 13 回目です。
TOALSON ZIGZA 125
トアルソン ジグザ125
【 商品表記 】 ストリングをジグザグ形状にすることにより、スプリングのような
弾力性を実現。高いホールド感と反発性を持ったポリエステル
ストリングが生まれました。
【 素 材 】 エンジニアリングプラスチック + サーモプラスチック
【 構 造 】 上記「商品表記」参照
【 カラー 】 シルバー、ゴールドの2種
【 ゲージ 】 1.25
【オリジナル判定 最高は★5つ】
試行条件 : ストリングパターン 16×18。テンション 52。ゲージ1.25。面サイズ 95。
飛距離・・・・・・・・・★★☆ ( 2.5 )
打球スピード・・・・★★★
スピン性・・・・・・・・★★★★☆ ( 4.5 )
コントロール性・・・★★★★
ソフト感・・・・・・・・・★★★
ホールド感・・・・・・★★★☆ ( 3.5 )
◆これは、明らかに硬いでしょ・・・ん?
このパッケージですから、ストリング売り場でパッと目に止まります。デザインも斬新。
ネーミングも覚え易いです。
で、どんな感じなの? と、ストリングの見本を見せてもらうと、なんというか、細くて硬い。
プラモデルを作る時に、使用部分を切り抜いたあとに残る部分を細くしたような・・・
あ、これ、シルバーのほうを見たからそう連想したのかもしれませんが、触ってみても
他のポリストリングと比べて、明らかに硬さを感じます。
こんなんで、打ち心地がいいわけないよなぁ・・・と思いながらも、まぁ、ともかく試して
みなければ始まらないと思い、張ってもらいました。
↑ シルバーというより、グレーに思えます。
グレーのストリングは、ラケットとのコーディネートが難しい・・・。
↑ こちらは、ゴールド。写真は、シャンパンゴールドっぽくも見えますが、
そんなでもないです。ベージュ系のストリングが、半透明っぽくなった感じ? でしょうか。
さて、実際に打ち始めてみると、イメージしていた硬さは感じず、むしろ、ビヨ~ンという弾力を
感じることができます。
これ、ポリストリングだよね・・・? 従来のポリの打感と明らかに違う・・・。
なんじゃ、この妙な弾力は。そんなことを感じてしまうストリング。
しかし、どうもこの弾力がクッションになって、ストリング自体の硬さをダイレクトに伝えずに
済んでいるようなのです。
商品表記にある、「 スプリングのような弾力性 」 に偽りなし、といったところでしょうか。
この弾力性は、しかし、コントロールしづらくなるほどボールをくわえこんでしまうことはなく、
しっかりと捉えているのを感じながら、球離れも悪くありません。
つまり、ホールド感もありながら、弾き感もあり、私的にはボールのコントロールは、とても
し易いと感じました。
◆スゥィングに関わらず、スピンが良くかかる
そして、この ZIGZA ( ジグザ ) 125の最大の特性としてあげられるのが、スピン性能では
ないかと思います。
メーカーでは、あまりスピンについて強くアピールしていないようですが、
フラットスウィングでも、面の上でボールをこすり上げるアッパースウィングでも、よくスピンが
かかります。
いずれの打ち方でも、また、RPMブラスト や エッグパワー のように、ボールを潰すほどの
パワーを要しなくても、よくスピンがかかってくれるというのは、大きな利点になり得るかと
思います。
◆手の内に入れると面白そうなストリング
ただ、難点をあげるとすれば、打球の飛距離がやや出づらい、芯で捉えないと打球の
スピードが出づらい、スウィートスポーットがやや狭く感じる、の3点でしょうか。
ラケットの面サイズが小さくなるにつれ、どんどんシビアになっていくのを強く感じるストリ
ングかと思います。
攻め込まれて自分のバランスが崩れている時などは、助けやラッキーショットが生まれ
にくいストリングかもしれません。
100インチ以上のサイズで、やや高めのパワーアシストがあるラケットと相性が良さそう
に思います。
また、使い込むほどに、ここはフラットドライヴ、ここは超こすりあげスピンというように、
ZIGZA ( ジグザ ) の性能を手の内に入れた多彩なショットを繰り出すことが可能になるのでは
ないかと思います。