2008年06月05日
全仏・残念なシーン
デメンティエワ、惜しかった。
第1セットで彼女のストロークは、精度の上でサフィーナを超えていた。
だからこその6-4だった。
第2セットも、それは変わらなかった。勝利は、すぐそこまで来ていたハズ。
デメンティエワに何が起きた?というより、
負けがよぎったあとに、サフィーナに何が起こったのか?
決定的とも思える不利な状況に陥った時、
彼女の中に一体何がスパークするというのか?
スコアは、4-6、7-6、6-0でサフィーナ。
シャラポワ、デメンティエワへの連続逆転勝利は、その内容が尋常でない。
クエルテンのように、今期のサフィーナはローランギャロスの女神に愛されて
いるというのか?
いや、そんなハズはない。
コートサイド華やかに彩る赤いゼラニウムは、担当者たちが葉摘み、花摘み、
水やりなど、その美しさを維持するための手間をかけた手入れを毎日おこなって
いるという。
それにより、ローランギャロスに訪れた人々、画面を通して観る人々に、安らぎと
華やぎの思いをもたらしてくれている。
そんなゼラニウムに、サフィーナはポイントを落とした怒りをぶちまけ、ラケットで
引っぱたき、美しく整えられた葉と花を赤土の上へ散らした。
シャラポワ戦に勝利したあとのインタビューで、「感情の起伏を表に出すのは血筋」
というような回答をしたらしい。それは度を越えなければ構わない。
しかし、今回の行為は、言わば植物のぶった切り、だ。ここ最近、日本の各地で
起きた、チューリップなどの花壇を荒らした事件と本質的に変わりがないような
気がしてしまう。
そんな彼女に、ローランギャロスの女神がこれ以上微笑むとは思えないのだが、
果たして・・・。
ひょっとすると、別の見解もあるかもしれない。
が、個人的には、テニスプレーヤーの前に、人としてどうなんだ?という思いに
とらわれた。
女子準決勝は、クズネツォアを応援することになる。
第1セットで彼女のストロークは、精度の上でサフィーナを超えていた。
だからこその6-4だった。
第2セットも、それは変わらなかった。勝利は、すぐそこまで来ていたハズ。
デメンティエワに何が起きた?というより、
負けがよぎったあとに、サフィーナに何が起こったのか?
決定的とも思える不利な状況に陥った時、
彼女の中に一体何がスパークするというのか?
スコアは、4-6、7-6、6-0でサフィーナ。
シャラポワ、デメンティエワへの連続逆転勝利は、その内容が尋常でない。
クエルテンのように、今期のサフィーナはローランギャロスの女神に愛されて
いるというのか?
いや、そんなハズはない。
コートサイド華やかに彩る赤いゼラニウムは、担当者たちが葉摘み、花摘み、
水やりなど、その美しさを維持するための手間をかけた手入れを毎日おこなって
いるという。
それにより、ローランギャロスに訪れた人々、画面を通して観る人々に、安らぎと
華やぎの思いをもたらしてくれている。
そんなゼラニウムに、サフィーナはポイントを落とした怒りをぶちまけ、ラケットで
引っぱたき、美しく整えられた葉と花を赤土の上へ散らした。
シャラポワ戦に勝利したあとのインタビューで、「感情の起伏を表に出すのは血筋」
というような回答をしたらしい。それは度を越えなければ構わない。
しかし、今回の行為は、言わば植物のぶった切り、だ。ここ最近、日本の各地で
起きた、チューリップなどの花壇を荒らした事件と本質的に変わりがないような
気がしてしまう。
そんな彼女に、ローランギャロスの女神がこれ以上微笑むとは思えないのだが、
果たして・・・。
ひょっとすると、別の見解もあるかもしれない。
が、個人的には、テニスプレーヤーの前に、人としてどうなんだ?という思いに
とらわれた。
女子準決勝は、クズネツォアを応援することになる。